「Covid-19の出処が米国の生物研究所である可能性」を、ランセット誌Covid-19対策委員会委員長が発表
<記事原文 寺島先生推薦>
Covid-19 may have originated in US biolab – Lancet chair
Jeffrey Sachs, who chairs Covid-19 commission at the prestigious medical journal, has claimed the deadly virus did not come out of nature
(Covid-19は米国の生物研究所が起源の可能性があると、ランセット誌の対策委員会委員長が発表。Covid-19対策委員会のジェフリー・サックス委員長は恐ろしいウイルスは自然起源ではなかったと主張)
出典:RT
2022年7月1日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年7月21日

© Getty Images / BlackJack3D
Covid-19は自然由来ではなく、「米国の生物研究所から」偶発的に放出したものだと、世界的に著名な経済学者であり作家であるジェフリー・サックス (Jeffrey Sac)は主張している。これは政策研究所であるゲートセンターが主催したスペインでの会議の場で、6月下旬にサックス氏が語ったものだ。
この「挑発的な発言」の話を始める際にサックス氏が示唆していたのは、同氏は、著名な医療誌であるランセット誌のCovid-19対策委員会の委員長であったため、常に最新情報が入手できる立場にあったという点だった。
「私の見解ですが、これは生物科学上で起こった大失態です。自然界から偶発的に発生した事故ではありません」と同氏は繰り返した。
同研究者は「確実な答えはわからない」としながらも、このウイルスが研究所由来であるとする「十分な証拠」は存在するとし、「この件に関してはさらに詳しい調査を行うべき」だと指摘した。しかしサックス氏が嘆いていたのは、この件に関しては「米国でもどこでも調査が行われていない」という点だった。
Read more

EU chief can't find Pfizer CEO texts
今年の5月、サックス氏とコロンビア大学の分子薬理学および治療学のネイル・ハリソン(Neil Harrison)教授の共著による論文記事が『米国科学アカデミー紀要』に掲載されたが、その記事が示唆していたのは、Covid-19は研究室由来ではないかという点だった。この論文において両科学者が求めていたのは、米国の連邦関係当局や諸大学がこの件に関してより大きな透明性を示すべきだという点であり、両者は、関連する多くの証拠の開示が進んでいないと主張していた。
ウイルスに関する集積情報、生物学的標本、ウイルスの遺伝子配列、メールの内容、実験ノートなどの証拠があれば、すべてこのウイルスの世界的流行の起源に光をあてることが可能となる、とサックス氏とハリソン教授両者は述べている。しかしこのような資料が、「独立した、透明な、科学的精査」のために開示されることはずっとないままだったとは両者の主張だ。
Covid-19が研究室由来ではないかという事実を示唆する内容として両論文著者が引き合いに出した事実は、このウイルスのスパイクたんぱく質上にある8つのアミノ酸の遺伝子配列が、人体の気道を繋ぐ細胞内で見つかるアミノ酸の遺伝子配列に似ているという点だった。
実のところ、サックス氏が「この恐ろしいウイルスは自然に発生したものではない」と主張した最初の人物ではない。
Covid-19の起源にたどり着く決定的な証拠はなく、合理的な疑念が残ったまま、2021年2月世界保健機関は、Covid-19は動物(おそらくコウモリ)からヒトに伝播したと考えることがもっともありえる結論だという見解を出していた。
この感染力の高いウイルスが初めて確認されたのは、中国の武漢市で、2019年下旬のことだった。その後このウイルスは急速に世界中に広まり、流行の波が数回繰り返される中で、何百万人もの人々の命が奪われたと、世界保健機関は発表している。
Covid-19 may have originated in US biolab – Lancet chair
Jeffrey Sachs, who chairs Covid-19 commission at the prestigious medical journal, has claimed the deadly virus did not come out of nature
(Covid-19は米国の生物研究所が起源の可能性があると、ランセット誌の対策委員会委員長が発表。Covid-19対策委員会のジェフリー・サックス委員長は恐ろしいウイルスは自然起源ではなかったと主張)
出典:RT
2022年7月1日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年7月21日

© Getty Images / BlackJack3D
Covid-19は自然由来ではなく、「米国の生物研究所から」偶発的に放出したものだと、世界的に著名な経済学者であり作家であるジェフリー・サックス (Jeffrey Sac)は主張している。これは政策研究所であるゲートセンターが主催したスペインでの会議の場で、6月下旬にサックス氏が語ったものだ。
この「挑発的な発言」の話を始める際にサックス氏が示唆していたのは、同氏は、著名な医療誌であるランセット誌のCovid-19対策委員会の委員長であったため、常に最新情報が入手できる立場にあったという点だった。
「私の見解ですが、これは生物科学上で起こった大失態です。自然界から偶発的に発生した事故ではありません」と同氏は繰り返した。
同研究者は「確実な答えはわからない」としながらも、このウイルスが研究所由来であるとする「十分な証拠」は存在するとし、「この件に関してはさらに詳しい調査を行うべき」だと指摘した。しかしサックス氏が嘆いていたのは、この件に関しては「米国でもどこでも調査が行われていない」という点だった。
Read more

EU chief can't find Pfizer CEO texts
今年の5月、サックス氏とコロンビア大学の分子薬理学および治療学のネイル・ハリソン(Neil Harrison)教授の共著による論文記事が『米国科学アカデミー紀要』に掲載されたが、その記事が示唆していたのは、Covid-19は研究室由来ではないかという点だった。この論文において両科学者が求めていたのは、米国の連邦関係当局や諸大学がこの件に関してより大きな透明性を示すべきだという点であり、両者は、関連する多くの証拠の開示が進んでいないと主張していた。
ウイルスに関する集積情報、生物学的標本、ウイルスの遺伝子配列、メールの内容、実験ノートなどの証拠があれば、すべてこのウイルスの世界的流行の起源に光をあてることが可能となる、とサックス氏とハリソン教授両者は述べている。しかしこのような資料が、「独立した、透明な、科学的精査」のために開示されることはずっとないままだったとは両者の主張だ。
Covid-19が研究室由来ではないかという事実を示唆する内容として両論文著者が引き合いに出した事実は、このウイルスのスパイクたんぱく質上にある8つのアミノ酸の遺伝子配列が、人体の気道を繋ぐ細胞内で見つかるアミノ酸の遺伝子配列に似ているという点だった。
実のところ、サックス氏が「この恐ろしいウイルスは自然に発生したものではない」と主張した最初の人物ではない。
Covid-19の起源にたどり着く決定的な証拠はなく、合理的な疑念が残ったまま、2021年2月世界保健機関は、Covid-19は動物(おそらくコウモリ)からヒトに伝播したと考えることがもっともありえる結論だという見解を出していた。
この感染力の高いウイルスが初めて確認されたのは、中国の武漢市で、2019年下旬のことだった。その後このウイルスは急速に世界中に広まり、流行の波が数回繰り返される中で、何百万人もの人々の命が奪われたと、世界保健機関は発表している。
- 関連記事
-
- 「新型コロナの起源」の隠蔽について。ランセット誌Covid-19対策委員会委員長ジェフリー・サックス教授の主張 (2022/09/19)
- 「Covid-19の出処が米国の生物研究所である可能性」を、ランセット誌Covid-19対策委員会委員長が発表 (2022/07/21)
- 科学の名の下に科学を攻撃する:2020年コロナ危機について見ておくべきネット上の記事を挙げておく (2020/10/25)
スポンサーサイト