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ウクライナは兵士を女性や受刑者たちから補填

  <記事原文 寺島先生推薦>

Ukraine replenishes combat losses with convicts and women – RT source
ウクライナは兵士を女性や受刑者たちから補填

Draft notices are reportedly being handed to people in the streets, at eateries, and on beaches amid the conflict with Russia
ロシアとの戦争が続く中、召集令状が街の食堂や海岸で人々に手渡されているとの報道

出典:RT

2022年6月24日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2022年7月10日



 ロシアとの紛争が続く中、現在ウクライナ国内のあちこちで、大規模な兵士徴募運動が進行中であるという情報を、RTロシアはウクライナ軍内部の或る情報源から入手した。その情報によると、ウクライナ当局の召集を受けた人々への対応や、召集令状の配布方法が常軌を逸したものであるとのことだ。

 軍の兵士召集係たちは現在、召集令状を人々に配布する際、居住地だけではなく、街中やレストランや娯楽施設などの場所でも配布することが許可されている。

 「ウクライナは新鮮な人材が必要なんです」とキエフの徴兵事務所の職員(匿名希望)はRTの取材に答えている。召集令状は、「公共の場所で配布されていますし、皆がそのことを知っています。商店街や、娯楽施設や、ガソリンスタンドなど、場所は問われていません。目的は軍の職に就く人をできるだけ多く集めることです」とその職員は語った。

 南東のザポリージャ州出身のひとりの男性が話してくれた内容によると、自分と友人の一人が検問所で止められ、軍のIDを見せるよう指示されたが、所持していなかったそうだ。この二人が軍により解放されたのは、即座に徴兵事務所に行き必要な書類を受け取るよう約束してからだった。


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 「いま僕たちは小さな村で隠れ住んでいます。ほとんど家の中で過ごしています。都市の中に出ていくことなどあり得ません」とその男性は語った。その男性の知人は、その男性と同じような行動をしたために起訴されているそうだが、その男性は、「それでも前線にいくよりはまし」と語っていた。

 2月末のロシアによる軍事攻撃以来、18歳から60歳までのすべての男性はウクライナにとどまり戦うよう命じられている。

 黒海の港町オデッサでは、徴募から逃れようとしている人々がテレグラム上に特別なチャンネルを作って、今オデッサのどこで召集令状が配布されているかを皆に知らせようとしている。

 徴募された人々の健康診断についても、ウクライナ当局はあまり気を配っていないことは明白だ。健康診断に関わっているのは「たった4名の医師で、内訳は外科医、神経科医、精神科医、眼科医です。きちんとした診断は行われていません。医師たちが問診を行うだけです」とある徴募係はRTに答えている。

 徴募された人々は、もしあったとしてもごく基本的な訓練しか受けておらず、主に任される任務は、戦場外での領地防衛の任務である。しかしここ数週間においては、これらの部隊がドンバス地方に配置され、侵攻を続けるロシア軍と対戦する任務を与えられることが増えているという報道もある。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が提案した法律によると、ある特定の仕事を持つウクライナの女性たちは、軍に名前を登録されることになっていて、そうしないと罰金刑を処されることになっている。また徴兵事務所からの関連文書がなければ、新しい職に就くことも不可能になっている。

 これらの女性たちが課される任務は防衛省内の非軍事的な仕事だけだが、ウクライナ国内のある地域においては、実際の前線に赴くボランティアの女性部隊が結成されている。西部のイヴァーノ=フランキーウシク市の市長が4月に発表したところによると、全て女性からなる当地域の大隊は、「男性と共に戦う」とのことだ。

 ウクライナの刑務所に収容されている人々も、ウクライナ当局から人材として活用されている。5月下旬にウクライナの司法大臣が発表したところによると、363名の受刑者が軍に入隊できるよう釈放されたとのことだ。囚人たちは徹底した検査を受けているので、危険がないことは証明済みだと法務大臣は語っていた。


READ MORE: Ukraine gives update on combat losses

 このような大規模な徴募活動が行われている理由は、ウクライナ軍が大量の死者を出しているからだと、軍事専門家のビクトル・バラネッツ(Colonel Viktor Baranets )大佐はRTの取材に答えていた。

 「契約軍人や事務官の数が十分ではないのです。ウクライナ軍内の人員不足が増加しているのは、ロシアによる特殊作戦期間中に多くの熟練したナチ兵たちが動けなくされているからです。そして今戦場に送られている予備兵たちは、戦闘には向いていません。さらに重要なことは、軍部だけではなく、領土防衛においても人員不足が発生していることです。それで女性たちまでもが徴募されているのです」とバラネッツ氏は説明している。

 今月(6月)初旬、ゼレンスキー大統領の主席顧問であるミハイロ・ポドリャク(Mikhail Podolyak)氏が明らかにしたところによると、ウクライナ軍はドンバスでの戦闘において、毎日100~200部隊を失っているとのことだ。ウクライナのオレクシー・レズニコク(Alexey Reznikov)防衛大臣は戦闘で亡くなった戦士たちの正確な数字を公表することは避けているが、「10万人を下回ることを望んでいる」と語っている。

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No title

別の記事では、教会で徴兵(予備役の招集というべきか)の書類を撒いていて教会関係者や地方議員?が卑怯で冒涜的だと抗議してるというのがあった。
 キエフ政権は毎日500∼1000人の兵士を喪っていると言っていた。つまり、捕虜、脱走、戦傷、戦死、抗命と懲罰のためだろう。部隊兵員の1割を喪うと戦闘不能(体重の1割の肉をランダムに削ったら良くて重傷になるようなものだ)、3割を喪うと壊滅状態になる。ということは、最大で毎日1万人分の部隊を喪っていることになる。ウクライナは旅団編成(5000人)らしいので、毎日2個旅団、1か月で60個旅団を喪っている計算だ。もちろん、頭数の9割は残っているので1か月後?には再編成で54個旅団が帰って来る計算だが喪われた重装備の補充はしきれないだろう。
 キエフ政府は予備役を数十万人招集して、損害の穴埋めを図っているが、追加で必要な必要な士官、下士官20万人を集められていないだろう。そもそも、4月の時点で21歳の中尉が大隊長(少佐や中佐が務めるポスト)をやっていたのだから。訓練や演習は外国でやるにせよ、この不足は埋められない。また、招集兵の年齢も40代、50代というから、殆ど国民突撃隊だ(装備は遥かにマシだが)。
 また、現役兵、招集兵の士気の低さは目を覆わんばかり。開戦前のゼレンスキー政権の支持率は23%とか不支持率60%とかのレベル。親米ネオリベ極右独裁白色テロ腐乱政権で、GDPが30年前のソ連時代の8割、名目ドル建て一人頭GDPが安い円に換算して数十万円、ロシアの1/3程度だから、「国を護れ」「愛する人を護ろう」とおためごかしを喚かれても、自分の目を潰し、手足を喪い、命を捨ててもこの「國體」を守る価値がないからだ。ウクライナの平民はロシア語が分かりロシアに知り合いがいるからキエフ政権とプーチン政権が悪さでいい勝負で賃金と社保は遥かにロシアが良いことを知っている。彼らは露軍に米欧とその資本にグルなネオナチとオルガリヒと腐敗政治家を国中から一掃してもらい経済と民生を復興させた後に、ロシアと戦うつもりに見える。反フセインな連中が米国にイラク戦争を誘導してフセイン政権を潰させたようなものだ。この戦いの第2ラウンドの対ロレジスタンス戦は案外低調で、ビシー政権下のフランス国民のようにウクライナ平民はネオナチ主体のレジスタンスを露軍と協力して駆り立てるんじゃないか?ちなみに、得票率から見てネオナチは1%強、30~40万人程度らしい。この1%がウクライナを腐敗と暴力と無法と戦争と貧困の巷にしているわけで、キエフ政権の降伏ないし消滅後、ウクライナ平民はロシアや東部2国の治安機関と組んで連中への報復の嵐を吹き荒すんじゃないか。

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