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「ベネズエラ人道支援ライブ」はペテンだ!
ロジャー・ウォーターズは非難する

‘Nothing to do with aid or democracy’: Roger Waters slams ‘humanitarian’ concert for Venezuela


RT World News 2019年2月20日

(翻訳:寺島メソッド翻訳グループ 2019年2月25日)

<記事原文>寺島先生推薦
https://www.rt.com/news/451877-roger-waters-branson-aid-concert-venezuela/


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‘Nothing to do with aid or democracy’: Roger Waters slams ‘humanitarian’ concert for Venezuela
© Global Look / Franklin Jacome

「ピンクフロイド」の元リーダーロジャー・ウォーターズは、ヴァージングループの大御所リチャード・ブランソンが計画しているベネズエラ支援コンサートを、ペテンとして激しく非難している。 同時に、このコンサートに集うファンや演奏家たちが「いつの間にか、結果的にベネズエラ現体制転覆の道に迷い込まされる」と警告している。 

ブランソンの「ベネズエラ支援ライブ」コンサートは「ベネズエラ国民の要求とは何の関係もない、民主主義とは何の関係もない、自由とは何の関係もない、支援とは何の関係もない」とウォーターズは火曜日に配信されたビデオで言明した。 


音楽家でもあり政治活動家でもあるウォーターズは、西側メディアが、ベネズエラを社会主義が創り出した人道的危機の犠牲者であるかのように描き出すその語り口を激しく非難した。ニコラス・マドゥロ大統領政権下で、「内戦なんか、どこにもない。暴力も、殺人も、独裁らしき気配も、反対派の大量投獄、報道規制も」、何もない、とウォーターズは、カラカスの「現地にいる」彼の友人たちの言葉を引き合いに出しながら語った。

「ベネズエラ支援ライブ」は金曜日、コロンビアとの国境にあるククタ市で行われる。ブランソンの発表によれば、1億ドルの資金集めを目標とし、社会主義がもたらした欠乏で苦しむベネズエラ人のために食料や医薬品を購入するとのこと。しかし、アメリカの経済制裁のせいで、ベネズエラ人は苦しんでいるのだという方が正しい。

ウォーターズは、ブランソン個人についてあれこれ言うことは避けたが、「ベネズエラへの的外れな同情心をこれ見よがしにヴァージン航空のTシャツに張り付けることで」この大物企業家はアメリカのプロパガンダを受け入れたことになる、と主張している。ブランソンのスポークスマンはナショナル・ポストに語った。アメリカは何もこれに関わっていない。このコンサートは、政治的声明ではない、と。
Venezuelan military rejects Trump threats, reiterates loyalty to Maduro


アメリカが背後で操るベネズエラの体制転覆は予定していたほど順調には進んでいない。ベネズエラの軍隊が今でもマドゥロへの忠誠を誓っているからだ。 国民会議の指導者フアン・グアイドが一ヶ月前に自分を「暫定大統領」と宣言した後もそれは変わらない。月曜日、アメリカのドナルド・トランプ大統領はスピーチで、ベネズエラ軍はグアイドの指示に従わなければ、「すべてを失う」との警告を発した。 

ウォーターズは自分のスピーチの締めくくりとして、友人でもあり同じ音楽仲間でもあるピーター・ガブリエルにアメリカの策略に引っかからないよう警告した。アメリカが背後で操る体制転覆が過去どんな展開になったのか、忘れたのか!との言葉も添えて。
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