アゾフの司令官、処刑した野党活動家たちの陰惨な写真を自慢げに投稿
<記事原文 寺島先生推薦>
Azov commander boasts about gruesome photos of executed civilians
投稿元:RT
2022年5月18日
<記事飜訳 寺島メソッド飜訳グループ>
2022年5月25日
ウクライナのネオナチが、残酷に殺された野党活動家を見てほくそ笑み、「裏切り者」は全てこうなって欲しいと語る。

キエフの過激派は、「アゾフ」連隊が付けているSSのシンボル、ヴォルフスアンゲル[オオカミの罠]の旗を掲げている。© AFP Photo/ Sergei Supinsky
悪名高いネオナチ「アゾフ連隊」を指揮していたこともあるウクライナの将校が、野党メンバーの死体の生々しい写真をソーシャルメディアで公開し、ほくそ笑んでいる。活動家たちは3月初旬にウクライナ領内のセベロドネツク[北ドネツク]から「失踪」し、超法規的に処刑されたようだ。マキシム・ゾーリン(Maksim Zhorin)は、すべての「裏切り者」にそのような運命が待ち受けている、とほのめかしている。
「これが、セベロドネツクの『生活のための愛国者』の成れの果てだ」と、ゾーリン(Zhorin)は5月18日の水曜日に、今は削除されたテレグラムに投稿していた。「彼らは3月7日に姿を消していたが今になって新しい写真が出てきた。彼らはあんな顔をしている」と、にやにや顔の絵文字を添えて付け加えた。[訳注:画像は最後に記したサイトにあります]
さらに、1月にロシアに逃亡したウクライナの議員を引き合いに出して、「捜査の結果、彼らが自分で自分の頭を撃ったことが分かっても驚かない。(イリヤ)・キバに協力しに行ったとき、自分たちがいかに愚かだったかを思い知ったはずだ」、と付け加えた。
キエフの検察当局は、活動家が行方不明になる前日の3月6日に、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の厳しい批判者であるキバを反逆罪で起訴していた。彼は所属する政党 「野党プラットフォーム―生活党 」から追い出され、国外に逃亡していた。
それでも、この党とその他ほぼ12の政党が救済されることはなかった。3月20日にゼレンスキーによって一時的に活動禁止を命じられたのだ。さらにこれらの野党の永久追放を可能にする法律が5月14日に採択された。

関連記事 ゼレンスキー氏、ウクライナの野党を追放
ゾーリンの投稿には、遺体袋に入れられた3人の男性と1人の女性のひどく醜い顔が写っていた。彼らは残酷な方法で超法規的に処刑されたようだ、とアゾフのリーダーの投稿に最初に注目したテレグラムチャンネル「ウィッチハント[魔女狩り]」は記載している。
囚人の残忍な斬首で知られるテロ組織「イスラム国(IS)」を引き合いに出して、ウクライナは「中世の国家ですらない、ISISだ」、と同チャンネルは付け加えた。
セベロドネツクは、ウクライナ東部の紛争地域であるルガンスク州の軍事行政の中心地であった。キエフに忠誠を誓う部隊の主要な拠点であり、現在、ロシア軍やドネツク、ルガンスク人民共和国軍との激しい戦闘が行われている場所である。
ゾーリンは、ナチスの図像を採用した悪名高いウクライナの民兵組織「アゾフ」の単なる一員ではない。彼はウクライナの混乱が始まったまさに2014年にアゾフに加わり、2016年8月から2017年9月まで実際に部隊を指揮していた。彼はウクライナ国家警備隊での階級は少尉に過ぎないのであるが。
彼の公式伝記によると、ゾーリンはマリウポリとマリンカの奪取に参加し、2014年のイロヴァイスクでの敗戦を生き延びたという。2017年10月、彼はアゾフの政治的一翼である「国民軍団」のハリコフ地方支部を立ち上げ、2020年1月に同党の中央委員に就任している。
[訳注]Maksim Zhorin: Zelensky Regime's 'Executioner' Exults Over Mutilated Bodies of Ukraine Opposition Activists

ここにもゾーリンに関するアンシュ・セスの記事や陰惨な画像があります。
- 関連記事
-
- 和平協定締結を提言したキッシンジャー(99歳)をウクライナは罪人扱い (2022/06/06)
- ニューヨークタイムズも、ネオコン主導の「ウクライナ発、核戦争」を危惧し始めている (2022/06/05)
- プーチン大統領の爆撃はウクライナを廃墟にもできたはずだ。しかしそれを控えたのは何故か (2022/06/05)
- ドネツク人民共和国軍に参加する元アメリカ兵は語る。「ロシアは民族浄化を阻止した。そして勝利を確信している」。 (2022/06/04)
- ウクライナは、生物研究所で作られた病原体をドローンで撒こうとしていた? (2022/06/01)
- NATOファシズムの歴史--大英帝国の「冷酷さ」に憧れたヒトラー、ナチスを影で支援し引き継いだ米帝国 (2022/05/31)
- ネオナチはウクライナで何をしてきたか、そしてゼレンスキーはそのナチにどのように牛耳られていったか (2022/05/27)
- アゾフの司令官、処刑した野党活動家たちの陰惨な写真を自慢げに投稿 (2022/05/25)
- ロシア、分離地域(=ドンバス)を3月に攻撃するというウクライナの秘密指令書を発見。 (2022/05/23)
- アメリカがウクライナを西側に取り込むロシア敵視政策は1990年代半ばから始まっている (2022/05/23)
- ロシア国内のジャーナリストの命を狙う---ウクライナ支援のロシア国内ネオナチ集団の暗殺計画は失敗 (2022/05/23)
- (1年前の記事)マイダンから7年、ウクライナはドンバスへの砲撃を強化 (2022/05/23)
- アゾフスタル製鉄所、ついに解放---首や腕にナチス・シンボルを刺青した兵士が次々と投降 (2022/05/22)
- 偽旗で戦争を継続させる英米NATO。「和平合意」(3/29)は、ブチャ事件と集団墓地発見の報道、そして英国首相ジョンソンのウクライナ訪問によって潰された可能性 (2022/05/22)
- 「最も信頼できる」英国放送協会(BBC)、ウクライナのナチスを美化 (2022/05/19)
スポンサーサイト