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ロシア、「ウクライナ海兵隊が大量投降」と発表

ロシア、「ウクライナ海兵隊が大量投降」と発表

1,000人以上のキエフ軍兵士が武器を置いたと報道される

<記事原文 寺島先生推薦>

Russia claims mass surrender of Ukrainian marines

Over 1,000 of Kiev's troops reported to have laid down their arms

13 Apr, 2022 09:34

 
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年4月20日


ファイル写真. マリウポリ市内で破壊された装甲車。©Leon Klein / Anadolu Agency via Getty Images

 

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年4月19日

 ロシア国防省は水曜日に行った定時の記者会見で、ウクライナの第36海兵旅団の1,000人以上の軍人が港町マリウポリで投降した、と述べた。

 ロシア軍の報告によると、部隊はイリチ製鉄所で武装放棄したということだ。そこにはモスクワ軍に対する拠点として使用していた巨大な金属工場があった。

 同省報道官のイーゴリ・コナシェンコフ少将は、捕虜の中には将校162人を含む計1026人の軍人が含まれ、そのうち47人が女性であると述べた。少将によれば、ロシアの衛生兵は、負傷した151人の捕虜に応急処置を施し、地元の病院に移動させたということだ。

 この報告に対して、ウクライナ政府関係者は異論を唱えている。大統領顧問のアレクセイ・アレストビッチ氏がソーシャルメディアで語った内容は、その部隊は「困難で非常に危険な作戦」を行い、マリウポリの別の場所に陣取るウクライナ国家警備隊「アゾフ大隊」に合流した。これにより「36部隊に2度目のチャンスを与え」、同市におけるキエフ軍の防衛力は大幅に高まったというものだ。



 マリウポリで多数のウクライナ軍が武器を捨てたという報告は火曜日から始まった。この報道は、現地にいる戦場記者が撮影した映像によって裏付けられている、。それを見ると、軍服を着た集団が捕虜になっていることが分かる。

 この集団投降の前には、約100人のウクライナ人海兵隊員が工場からの脱走を試みたというロシア国防省からの報告があった。

 ロシア側の主張では、関与したウクライナ軍人の約半数は、車列が砲撃と軍用機の攻撃を受けた際に死亡し、残りは捕らえられたということだが、ウクライナ側の情報筋が火曜日にメディアに伝えたところによれば、脱走は成功し、部隊はアゾフの陣地に到達したということになっている。


 月曜日には、第36旅団のソーシャルメディアチャンネルに絶望的なメッセージが投稿された。そこには「部隊はウクライナ軍の指導部に見捨てられた。彼らは、やろうとすればできたのに、何の支援も与えず、兵士を犬死にさせた」のように書かれていた。

 「1カ月以上、海兵隊員たちは弾薬の補給もなく、食料もなく、水もない。水分補給はたいてい水たまりからだ。大勢が死んでしまった。それなのに、我々の賢明な将軍が言うことはいつも、弾薬は敵からを奪え、なんだ」とそのメッセージには書かれている。


詳しい情報は:バイデン、プーチンを「大量虐殺」と非難

 マリウポリでは、ロシアがウクライナでの攻勢を開始して以来、最も激しい戦闘が続いている。ロシア省が報告した今回の集団投降の事例は、紛争が始まって以来、武器を捨てたウクライナ軍の単一の例としては最大なものとなるであろう。

  モスクワは2月下旬に隣国を攻撃したが、それはウクライナが2014年に締結されたミンスク協定の条件を履行せず、ロシアが最終的にドンバス地方のドネツク共和国とルガンスク共和国を承認したことを受けてのものだった。この議定書は、ドイツとフランスが仲介したものだったが、ウクライナ国家内の離脱地域に特別な地位を与えることを目的としていた。

 クレムリンがそれ以降に要求してきたことは、ウクライナが中立を守り、「米国主導のNATO軍事同盟には決して参加しない」と公式に宣言することだった。一方でキエフ政府は「ロシアの攻撃は正当な理由が全くない」と主張し、さらに自分たちが2つの共和国を武力で奪還することを計画しているというロシア側の主張を否定している。

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