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ロシアはウクライナ国内の外国人傭兵に関する情報を公表

ロシアはウクライナ国内の外国人傭兵に関する情報を公表

<記事原文 寺島先生推薦>Russia publishes data on foreign mercenaries in Ukraine

マウリポリには400名の外国人傭兵が閉じ込められているが、ウクライナ軍は降伏を拒否

RT 2022年4月18日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2022年4月20日

ポーランドのメドゥカから国境を越えようと、ウクライナでの戦闘に参加すべく武装具を手にした男性。

 世界63カ国から推定6824名の外国人傭兵がウクライナに入国し、ウォロディミル・ゼレンスキー政権のための戦闘に参加していることを、4月17日の日曜日、ロシア国防省は発表した。そのうち1035名が「殲滅」され、数千人がまだウクライナ国内にとどまっているという。400名の外国人戦士たちがマウリポリ市内で身を潜めている。マウリポリ市内では、ネオナチ戦士たちを含む国家主義者たちからなる軍が降伏を拒絶している。

 外国からの戦士団で最も数が多かったのはポーランドからの1717名で、米・カナダ・ルーマニアからは約1500名が入国している。英国とグルジアからはそれぞれ300名以上、シリア国内のトルコ管理地域からは193名が入国している。

 これらの人数は4月17日の日曜日、ロシア国防省報道官イゴール・コナシェンコフ(Игорь Конашенков)少将により明らかにされた。同少将によると、1,035名の外国人傭兵がロシア軍により殺害され、912名がウクライナから脱国し、4,877名がキエフやハルキウやオデッサやニコラエフやマウリポリで活動中だとのことだ。

 これらの外国人戦士たちのうち約400名は、港湾都市であるマウリポリで、ウクライナの国家主義者達の大隊に組み込まれたまま包囲された状態にある、とコナシェンコフ報道官は語っている。ロシアがほとんどの都市を統制下に収めている中、これらの軍は広大に広がるアゾフスタル製鉄工場内に潜伏している。この工場はソ連時代に建設された巨大工場団地であり、11平方キロメートルを超える面積がある。

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 「これらの外国人傭兵のほとんどは欧州市民たちであり、カナダ国民も含まれています」とコナシェンコフ報道官は語り、さらにロシア軍が傍受した工場内の無線情報では6カ国語が使用されていることも明かにした。ウクライナの第36海兵旅団の1000名以上の団員が、マウリポリのイリッヒ鉄工所において今週(4月第3週)始めに投降した(ウクライナ政府はその情報を否認している)が、4月17日の日曜日の朝、ロシア軍はアゾフスタル製鉄工場で抵抗を続ける戦士達に、武器を捨て、降伏する最後の機会を提供し、こう約束していた。「武器を捨てたものすべての生命の安全は保証します」と。

 しかしそのような投降は起こらず、銃砲の砲撃の音が4月17日の日曜日の午後にも聞こえてきた。「さらに抵抗を続けるのであれば、すべての人々が殲滅されることになります」とコナシェンコフ報道官は語った。

 「念頭においていただきたいのは、国際人道法においては、外国人傭兵には『戦闘員』の資格はないと記載されている事実です」とコナシェンコフ報道官は語った。「これらの傭兵達はウクライナに入り、スラブ人たちを殺害してお金を得ています。従って、これらの傭兵達がこの先待ち受ける最善の未来は、刑事責任が問われ、長期間の服役が課されることなのです」

 ロシア軍がウクライナに侵攻した後の数日間で、ウクライナ政府は、ロシア軍と戦う意志のある外国人のビザなし入国を認めた。志願兵たちは西側各国のウクライナ大使館を訪れ、戦うことに署名した。そのような動きについて、各国の政府は大歓迎し、喜んで自国民を戦場に赴かせていた。

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 しかし3月になると戦争経験のある兵士の数が限られてきて、募集枠は狭められ、4月の始めには完全に募集が中断された。ウクライナのいわゆる「ウクライナ領土防衛部隊外国人軍団」の報道官がカナダメディアに語ったところによれば、訓練を受けていないボランティアを前線に送ることは、支援というよりは邪魔にしかならず、さらには彼らボランティアに対する銃器や銃弾の供給が不足しているとのことだ。

 外国からウクライナ入りした人々の中には、不十分な武器や兵器だけ持って前線に派遣された武勇伝をネット上で伝えている人々もいる。一方ロシアのミサイル攻撃により西ウクライナのリボフ市近郊にある外国人のための軍事訓練所が完全に破壊されて苦渋をなめた志願兵たちもいる。「(そのミサイル攻撃により)180人近くの外国人傭兵が殺害され、外国からの武器が大量に破壊されました」ともコナシェンコフ報道官は語っていた。

 

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