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「ワクチンに関する秘密文書の開示には2096年まで かかる」というFDAの主張を退ける判決

「ワクチンに関する秘密文書の開示には2096年まで
かかる」というFDAの主張を退ける判決

 <記事原文 寺島先生推薦>

Judge rules FDA can’t keep vaccine docs secret ‘until 2096’

RT 2022年1月7日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年1月25日


 或る連邦裁判所が出した判決によると、FDAはファイザー社のワクチンに関する数十万の資料の開示を劇的に速めなければならないとのことだ。

 米国食品医薬品局(FDA) が命ぜられたのは、ファイザー社のコロナウイルスワクチンに関する文書の開示を、100倍以上の速さで行うことだった。これは開示には何十年もかかるだろうというFDAの主張を受けてのものだ。

 1月6日の判決において、マーク・ピットマン地方判事はFDAから出されていた主張を斥けた。その主張とは、情報公開法に基づく請求を満たすには、何十年も、おそらく2096年までかかるだろう、という主張だった。FDAは、ひと月にたった500ページずつ開示すると主張していたが、ピットマン判事はその速度を上げなければならないとした。具体的には、ひと月に55000ページずつ開示するように、とのことだった。

 判決文には、「判決の結論は、今回の情報公開法に基づく請求は、人々にとって最重要要件ととらえている」とあり、さらに、開示が完了するまでの時間を短縮することは、「実現可能であるだけではなく、必要にも迫られているものだ」とあった。


READ MORE: 

Disclosing Pfizer vaccine data ‘may take until 2096’

 ピットマン判事は、FDAから出されていた「1月末までには最初の開示資料として、12000ページ分を開示する」という主張を受け入れたが、開示する速度を3月までには急激に速めなければならないとした。同判事は、FDAが資料に黒塗りすることを許されるのは、 情報に「特例、例外、除外」がある場合のみとし、原告側とFDAに対して「連名の進捗状況報告書」を提出することを求めた。その報告書には、4月1日までの開示の進捗状況と、それ以降の開示が終了するまでの90日ごとの開示の進捗状況を詳述するものとした。

 この情報公開法に基づく開示請求は、昨年9月、弁護士のアーロン・シリさんが、「透明性を求める公共医療と医師の会」の代理人として提出したものだ。この会は、教授や科学者たちの会であり、FDAがファイザー社のワクチンに関する資料の提出を迅速に行っていないことに対してかねてより不満を表明していた。原告側の主張は、FDAはファイザー社が提出した全ての資料をたった108日間という素早さで精査し、ワクチンを承認できたのだから、その資料を読み直し、黒塗りを入れ、開示するのに何十年間もかかるというFDAの言い分はおかしい、というものだった。

 シリ弁護士は、1月6日のこの判決に対して、SNSのサプスタックに投稿した。それによると、シリ弁護士はこの判決は、「透明性を求める人々にとって大きな勝利である」とし、政府によるワクチンに関する資料の「出し惜しみ」を打破することになるだろう、とのことだった。
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