プロスポーツ選手たちは、COVIDという炭鉱のカナリアになってしまったのか
<記事原文 寺島先生推薦>
Have Professional Athletes Become the Canary in the Covid Coalmine?
Strategic Culture 2021年12月10日
ロバート・ブリッジ(Robert Bridge)
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年1月3日
フィールド上での突然の緊急事態が続発していることが、ベテランのスポーツ選手たちから疑問の声を生んでいる。以下はロバート・ブリッジ記者による記事だ。
ワクチンと心臓関連の病気の間に関連性があることが研究により明らかになりつつある中、プロスポーツ選手たちがこれまでにないような頻度で、「夢を叶えるはずの」フィールド上で倒れている。これはただの偶然なのだろうか?それともワクチン強制接種計画により生じた症状なのだろうか?
日常生活の多くの場面に参加する際に、ワクチン強制接種が要求される国々がますます増えており、スポーツイベントもその場面のひとつになっている。そんな中で世界各国の球場が、ワクチンの効果を確かめる検査場になっている。そしてその結果は、望ましいものではないようだ。
先月、女子ラグビー界はとあるニュースで震撼させられた。それは、スコットランドの優れた選手であるショバーン・カッティガン(Siobhan Cattigan)26歳が突然、「不審死ではなく」亡くなったと、デイリー・メイル紙が報じたことだ。しかし、健康なスター選手でなくとも、一人の若者が突然前触れもなく亡くなったのであれば、何かしら「不審な要素」があってもおかしくはない。おそらくそれは、「犯罪的な意味」ではなく、「医学的観点」からの要素だ。
死因も明らかにされていないままのカッティガンの若すぎる死が、ただの孤立した事故であれば、この事故をただの「偶然の悲劇」として片付けてしまってもいいかもしれない。だが、カッティガンの突然死はただの孤立した事故ではないようだ。世界のスポーツ界で同じような嫌な事件が起こっているのだ。
Scottish Rugby is deeply saddened to hear of the tragic passing of Scotland international and @StirlingCounty player Siobhan Cattigan.
— Scottish Rugby (@Scotlandteam) November 30, 2021
➡️ https://t.co/txAVOHsqMs pic.twitter.com/l13wtlOYl4
先月、3人のプロスポーツ選手が同じ週に立て続けに急に体調に変調をきたすことが起こった。ウィガン・アスレチックのサッカー選手チャーリー・ワイク(28)は練習中に心停止となり病院に搬送され、病状が安定したのは病院に着いてからのことだと報じられている。ワイクはマネージャーのリーム・リチャードソンから緊急蘇生法の手当てをうけたことで、一命を取り留めたとのことだ。
数日後、シェフィールド・ユナイテッドのジョン・フレック(30)が、リーディングとの決勝戦の最中に、フィールド上から担架で搬送された。デイリー・メイル紙は、匿名情報としてかなりキッパリとした論調で以下のように報じた。「ジョン・フレックの事故はワクチンとは関係がない」と。しかし同様の事故はこれでは終わらなかった。
10月下旬には、今最も優れたストライカーであると目されているバルセロナのサッカー選手のセルヒオ・アグレロ(33)が、 自身の輝かしい経歴に終止符を打った。それは試合後に不整脈であるとの診断をうけたからだった。11月1日、アイスランドのミッドフィールダーのエミル・パルソン(28)はプレー中に12分間心停止となり、蘇生法の処置を受けることを余儀なくされた。6月12日には、デンマークの年間最優秀サッカー選手に5度選ばれたことのある、ミッドフィールダークリスチャン・エリクセン(29)が、EURO2020大会の試合中に心臓発作を起こし、心肺蘇生法の処置を受けた。エリクセン選手は、サッカー競技からの引退を発表した。植え込み型除細動器をつけて心拍数を安定させなければならなくなったからだ。
Footballers suddenly collapsing on the field used to be a mercifully rare experience.
— Laurence Fox ✝️ (@LozzaFox) November 25, 2021
It’s now almost a daily one.
Are any mainstream media journalists investigating the sudden rise in these events? https://t.co/RK6xj7YaGd
これらの緊急医療事故のどれかひとつでも、原因がワクチンの強制接種にあるとされたものはあるだろうか?答えは「全くない」だ。実際、多くの医療専門家たちがこれらの事故に関してコメントを残しているが、これらは「偶発事故」だったとする傾向が強い。デイリー・メイル紙に至っては、多くの科学者たちがワクチンが原因ではないかという推測を否定しているのは、「英国政府が、オミクロン株が発見されたことで、COVIDの症例数や死者数がこの先増えることを予想して、手網を締め直しているからである」とまで報じている。
ロイター通信の結論によれば、多くの医療専門家たちからの話はほぼ一致し、「運動選手たちが、心筋炎のために転倒したり亡くなったリしている事故と、COVID-19ワクチンとの間に関連性があるという証拠は何もない」とのことだ。
しかしフィールド上での突然の緊急医療事故が立て続けに起こっていることに対しては、長年試合に出続けていたベテラン選手たちから疑問の声が上がっている。
「19年間のプロサッカー選手としての現役生活と、20年以上の指導者や解説者としての経歴の中で、選手が倒れたり、意識をなくしたりしたのを1度も目にしたことはありません。私が体験してきた本番の試合中や、何千回も行った練習中や練習試合において、です」。こうTwitterで回顧したのは、元プロサッカー選手のケビン・ゲイジだ。
元イングランドのスター選手トレバー・シンクレアは、ラジオ番組トーク・スポーツで、フレック選手の事故に触れ、こうコメントしていた。「フレックがCOVIDワクチンを打っていたかどうかを、みなが知りたがっていると思いますよ」と。
Everyone I speak to about these heart problems suffered by footballers (which worryingly seem to be happening more regularly) are they linked to covid vaccines or not??
— Trevor Sinclair (@trevor8sinclair) November 24, 2021
裏付けの乏しい証拠はこれくらいにして、これらの事故の原因や影響はワクチンによるものである、とする論文は医療界で出ていないのだろうか?
その答えはイエスだ。ワクチンと健康異常の間の関連性について可能性を示唆する研究は様々行われてきた。しかし、そのような危険性については、稀に報じられることはあるが、概してSNS上や、主流メディアで、取り上げられてこなかった。
11月上旬に、お馴染みの右翼陰謀論者グループではなくて、米国心臓病学会(AHA)が以下のような長い題名の論文を発表した。「摘要論文番号10712。mRNACOVIDワクチンは血管内皮の炎症マーカー(訳注:白血球など炎症の程度の予想の為の測定に使われるもの)や、ACS(重症心臓発作)の危険度を劇的に増幅させることが心拍数を調べることにより判明。警告的論文」
AHAが出した結論には注視する価値があるようだ。その内容は、「結論として、mRNAワクチンは、劇的に内皮やT細胞の心筋浸透を促進させ、これがワクチン接種後の血栓症や、心筋症などの血管系の障害に繋がる恐れがある」というものだった。
長きに渡り信頼を得てきたAHAという団体なのに、Twitter社はこの研究に関連した投稿に警告を発した。その理由は、この研究は、「安全ではない」というものだった。
What the hell is going on? pic.twitter.com/WlpUKP8QFU
— Heidegger (@Kukicat7) November 8, 2021
(このツイートは凍結されました。訳者)
現在、ファイザー社のCOVID-19ワクチンの臨床試験のデータのほんの触りの部分が公開されている。ただしこのデータはなんとゆっくりなことに、1ヶ月にたった500ページずつしか公表されない。つまり、すべてが開示されるのは2076年まで待たないといけないのだ。これでは何の証拠にもならない。
ニュースサイトのZerohedgeは、カイル・ベッカー記者の記事からの引用で以下のことを報じている。「副反応の報告は全部で4万2086人からあった(うち2万5379件が医師から診断を受けた件数で、残り1万6707件は医師から診断を受けていない件数)。そしてすべての副反応の症例数は15万8893件にまで上った。」
うち2万5000件以上が、「神経系の障害」だと分類されていた。
繰り返すが、このことが、ワクチンのせいで多くのスポーツ大会で選手たちの転倒事故が起こっている証拠にはならない。実はCOVID-19そのものによる「何らかの炎症反応」を引き起こし、心停止の症例が増えている原因になっている可能性も示唆されている、とニューヨーク・シティのレノックス・ヒル病院の心臓病専門のトジット・ブスリ医師が、サイトWebMDの取材で答えている。
大事なことは、私たちはよく分かっていないという事実だ。世界は、この打ち破り難い暗黒時代を痛みを伴いながら進んでいる。その道すじは危険な岩場でいっぱいだ。こんな中だからこそ、どんな可能性でも蓋をしてしまわない方が賢明だろう。その可能性がどれだけ信頼性が低いとしても。そうするしか、科学が曇りのない目で真実を見出す術はない。議論における反対の観点を「陰謀論者」と片付けてしまえば、議論すべき議論が初めから排除されることになるだろう。しかし実はそうなることが、この危険な試合の隠された真の目的なのかもしれないのだが。
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