二重規範だ!世界のリーダーたちには、ワクチンパスポートは不要?
<記事原文 寺島先生推薦>‘Them and us’: Vaccine passport rules for public but not world leaders at COP26 spark outrage over dual Covid standards
Russia Today 全英ニュース
2021年10月29日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>2021年11月19日

国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が非難を受けている。その理由は、世界のリーダーたちに対しては、一般の人々とは違うCOVID-19の指針を適用していたことが分かったからだ。その指針によると、ワクチンパスポートの提示という足枷が課されるのは、一般の入場者だけだった。
SNSの利用者たちが10月30日(スコットランドのグラスゴーで開かれるその会議の前日)に指摘したところによると、「グリーンゾーン」での催し(訳注:一般の人々のための催しが開かれる区域)に参加する人々は、COVID-19のワクチンを接種した証明書の提示が求められる、とのことだった。
「スコットランドの法律に基づいて、グリーンゾーンを訪れるすべての18歳以上の人々は、(宗教上や医療上の理由で免除になった場合を除いて) COVID-19のワクチンパスポートが必須となります」と、COP26の公式サイトには記載されていた。さらに出席者に求められることは、「入場する日の少なくとも2週間以上前に、ワクチンを2度接種したことの証明書」の提示だ、とも記載されていた。
いっぽう、より私的な催しが行われる「ブルーゾーン」の入場者に課される指針はこれとは別のものであり、ワクチンパスポートの提示は求められず、出席者に求められるものは、Covid-19の検査を受けることや、 陰性結果の証明書を提示することだった。そしてそれらは「毎日ブルーゾーンへ向かう前に」行われるもの、とされていた。
入場者にワクチンパスポートの提示を要求している別の文書によれば、義務が免責される出席者として、「外交ルートを通して別の指針に基づく」のは、英国政府により「招待を受けた」人々だ、とのことだった。その中には世界のリーダーたちが含まれていた。
SNS上で反論している人々は、COP26が、権力者たちや富裕層に対して二重規範を用いる、「庶民と上流階級」を分断するおなじみの「偽善行為だ」と即座に非難の声を上げている。
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‘It’s very sad’: UK Climate Committee chairman rips into Australia for doing little to combat climate change ahead of COP26
At COP26, Green Zone events are where the public can attend - vaccine passports are required. But COP26 Blue Zone events are where the world leaders and key corporate delegates will be congregating - and they are exempt from vaccine passports. Them and us.#COP26 pic.twitter.com/XDoZp81efh
— James Melville (@JamesMelville) October 30, 2021
At COP26, Green Zone events are where the public can attend - vaccine passports are required. But COP26 Blue Zone events are where the world leaders and key corporate delegates will be congregating - and they are exempt from vaccine passports. Them and us.#COP26 pic.twitter.com/XDoZp81efh
— James Melville (@JamesMelville) October 30, 2021
COP (a load of our hypocrisy) 26. 😠#COP26 https://t.co/MumLejwiIg
— Dawn Neesom (@DawnNeesom) October 30, 2021
「こんなこと許していいのか?金持ちや権力者たちは自由に動き回れる。ワクチンパスポートは、汚いウイルスをばらまく“下々の者たち”のためにあるとでもいうのか」とラジオ番組「トークラジオ」の司会者ジュリア・ハートリー-ブルーワーはツイートしている。またほかの英国人も、こう言っている。「我々が参加する時には移動が制限されている。しかし金持ち連中は飛行機で世界中からやってくるんだ。なぜ全員に同じ指針が課されないのか?」
このような状況を後世への警告書であるジョージ・オーウェルの『動物農場』になぞらえる人々もいる。
ブルーゾーンへの通行券を持っていながら入場規則に異議を申し立てているブルーゾーンへの通行券を持っている人物もいる。その主張とは、毎日「陰性結果を見せる」ことのほうが「ワクチンパスポートを見せるだけよりも厳しいのでは?」というものだ。しかしその主張は、「じゃあなぜ、庶民コーナーでは、そのどちらかを選べるようになっていないのか?」という疑問をうむものだ。
米国のジョー・バイデン大統領や、英国のボリス・ジョンソン首相や、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、この会議に出席することになっている世界のリーダーたちの一部にすぎない。出席者には、チャールズ皇太子など上流階級の人々が含まれている。
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Queen Elizabeth will not attend COP26 summit reception after medical advice to rest – Buckingham Palace
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