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ウィキリークス主任編集者の発言:「ポンペオ前CIA長官は、アサンジを標的にした策謀があるらしいと外部に漏らした情報提供者を訴追することを求めている」

ウィキリークス主任編集者の発言:「ポンペオ前CIA長官は、アサンジを標的にした策謀があるらしいと外部に漏らした情報提供者を訴追することを求めている」

<記事原文 寺島先生推薦>
Ex-CIA chief’s call to prosecute sources who outed alleged plot to target Assange ‘CONFIRMS’ story, WikiLeaks editor-in-chief says


Russia Today

2021年9月30日

<記事原文 寺島メソッド翻訳グループ>

2021年10月15日



 ウィキリークスの編集長であるクリスティン・フラフンソン(Kristinn Hrafnsson)は、マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)前CIA長官が、ジュリアン・アサンジを「誘拐または殺害」するためにCIAが計画したとされることについて暴いた爆弾記事を、その情報提供者の訴追を求めることで、「(自ら)認める」ことになったと述べた。
 
 ポンペオは、水曜日に放送されたジャーナリストのメギン・ケリー(Megyn Kelly)のポッドキャストに出演した際、Yahoo Newsのこの爆弾記事への回答を求められた。この記事は、ウィキリークスに対するCIAの取り組みを知る、約30人の元米国情報機関および国家安全保障担当者からの情報をもとにしている。

 「この件については、あまり多くのことを語ることはできません。ただ、Yahoo Newsの記者の1人に話をしたとされる30人は別です。この30人は、CIA内部の機密活動について口外したことで、全員起訴されるべきでしょう」とポンペオは述べた。日曜日発行のこの記事は「フィクションとしてはよくできている」との発言もあった。

 しかし、CIAのハッキングツールや手法の一部を垣間見ることができる「Vault 7」というCIAの機密文書をウィキリークスが公開した後、CIAがウィキリークスを標的にしたキャンペーンを展開していたことなど、「(記事の)一部は真実である」ことは認めた。

 「これは、ポンペオがアサンジの「誘拐か殺害」の話を(自ら)認めたことだと考えられる。そうでなければ、どうして彼は 「機密活動について話した」情報提供者を訴追しようとするのだろうか?」とフラフンソンはこれに応えてこのようにツイートした。

ALSO ON RT.COM

CIA was ready to wage gun battle in London streets against Russian operatives to kill or snatch Assange, bombshell report claims

 この番組の中でポンペオは、ウィキリークスが 「アメリカの機密情報を積極的に盗もう」としている「非国家的な敵対的諜報機関」であるとの悪名高い主張を繰り返した。Yahoo Newsによると、CIAはアサンジをはじめとするジャーナリストを「情報ブローカー」と定義することで、CIAがウィキリークスに対して「攻撃的防諜」活動ができるようになったとのことだ。

 「悪者が機密を盗んだ場合、我々には彼らを追いかけ、(そのような行為を)未然に防ぐ責任がある」とポンペオは述べ、さらにCIAには「それに対して切り返す責任」があると語った。

 私たちは、米国の法律に違反し、情報を保護するための要件に違反し、情報を盗もうとした者の責任をどうしても追及したかったのです。そのための深い法的枠組みがあります。私たちは、そのために米国の法律に沿った行動をとりました。

 2017年の敵対行為準備の最高潮期には、CIAは、ロシアの諜報機関がアサンジがいたロンドンのエクアドル大使館から彼が逃亡することを手助けするだろうと想定していたと言われている。そのような有事の際、アメリカとイギリスは、路上での銃撃戦、ロシアの外交車両への突入、あるいはロシア機のタイヤを撃ち抜いて離陸を阻止するなどの可能性を想定した計画を立案していた。

 しかしポンペオの主張では、CIAが彼の監視下で「(米国の法律と)矛盾するような行動をとったことは一度もない」とのことであり、さらにCIAは「暗殺を行うことは米国の法律では認められていない」とも。逆に、司法省(DOJ)はアサンジを米国での裁判にかけるために身柄の引き渡しを求めることは「当然の主張」であるとの信念を持っていると述べた。

ALSO ON RT.COM

CIA’s purported plans to abduct & kill Assange shows lengths US will go to attack press freedom – WikiLeaks editor-in-chief to RT

 来月には、司法省による彼の引き渡しを求める控訴が、ロンドンの高等裁判所に届くと見られる。しかし、フラフンソンは今週、RTの番組「Going Underground」でアフシン・ラタンシ(Afshin Rattanshi)に、アサンジを誘拐・殺害するという計画は、「引き渡しの聴聞会にとって...強い意味合いを」持っていると語った。

 そのことが示しているのは、米国の政府機関が、国の「秘密」を曝露するジャーナリストたちを「弾圧」することに何のためらいも持たないということだと述べた上で、フラフンソンはまた、CIAがウィキリークスの「新しい定義を作」ろうとしているのは、ウィキリークスが「敵対的な工作機関」とみなされることを意味しており、それは「基本的に殺害許可証」であると語った。

 一方、アサンジ氏の米国弁護士であるバリー・ポラック(Barry Pollack)が、「到底見過ごせないこと」として、ポンペオの「やろうとしているのは、不祥事に関する情報を米国民に知らせまいとすること」だ、と述べている。

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