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Covid「 ワクチン」の骨組みが揺らいでいる

Covid 「ワクチン」の骨組みが揺らいでいる
<記事原文 寺島先生推薦>
Covid “Vaccines”: A Faltering Framework
Off Gardian 
2021年6月1日
サダフ・ギラ二医師
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2021年6月15日


 4月20日、科学雑誌のランセット誌は、Covid予防接種の効果についての分析記事を掲載した。この分析の結論は、私が以前行った分析を裏付けするものだった。すなわち、「Covid予防接種の効果は95%ではない」ということだ。

 ランセット誌の分析記事は、科学用語で書かれていて当たり障りのない内容に読めるが、記事中のグラフは驚くべきものだ。よくあることではあるが、 真の悪は詳細を見ることにより明らかになるものだ。この場合その悪とは、相対危険度減少率(relative risk reduction:以降RRR)と、絶対危険度減少率(absolute risk reduction:以降ARR)との間の差異だ。(これらの指標については、先述のリンク先の拙論を参照)。


主要Covid「ワクチン」の相対危険度 (RRR)とワクチン接種が有効となる人が1人出るために必要な接種者数 (情報元:ランセット誌)

 「絶対危険度減少率」を使えば、「ワクチン接種が有効となる人が1人出るために必要な接種者数(以降NNV)」が算出できる。言い換えれば、この数は、1人の接種者にワクチンの効用が出るためには、何人にワクチンを打たなければならないかを表す数字である。この数値は、Covid予防接種を受ける全ての人が、受ける前に知っておくべき指標である。

 下図は、それぞれのCovid「ワクチン」についての「ワクチン接種が有効となる人が1人出るために必要な接種者数 (NNV)」指標である。


NNV = 1/Absolute Risk Reduction

 ファイザー社の「ワクチン」では、NNVは119と算出されている。つまり、ある1人のCovid症例を減らすのに、119人の接種が必要となるということだ。従って、119人のうち118人は「ワクチン」効用を何も受けない可能性があるということだ。 

 ランセット誌の記事によると、もっと高い値を算出しているところもある。例えばイスラエルでのファイザー社のワクチンの実施においては、NNVは217であると算出されている!

 これらのNNVの数値は低めに算出されている。その理由は「Covidのような症状が出た場合、感染した可能性は考慮されず、副作用として間違って記録されるからだ。

 さらに説明がつかないことは、「ワクチン」の効用がみられたと考えられる幸運な0.84%の人々も、副作用を受ける可能性があるということだ。効用を調べる指標には、予防接種による副作用のことは加味されていない。言い換えれば、安全性と効用とは完全に別の考慮事項なのだ。例えば、「ワクチン」接種の効用が認められたとしても、副作用によって害を受ける危険性が高ければ、安全性は保障されない可能性がある、ということだ。

 この「ワクチン」の臨床実験は、まだ始まってから数か月しかたっていない。それなのに米国のVAERS(ワクチン有害事象報告制度)の報告によれば、Covid予防接種のせいで亡くなった死者数が、 ここ21年間で実施されたすべてのワクチンによる死者数をすでに超過している。さらに、22万千件以上の死亡には至らない副作用が報告されている。もっと言えば、VAERSの記録には実際に起こった副作用のほぼ1%しか報告されていない。

 この状況に不安を感じている世界中の多くの研究者や医師たちが、この臨床実験を保留するよう求め、尋常ではない副作用や、接種後に亡くなる人々が増えていることを訴えている。Covid予防接種においては、完全に安全であるという分析結果は出ていないという事実をはっきりと認識しなければならない。

 さらに、「減少」とは、死者数や入院者数の減少を指しているのではない。ただ症状が減少することを指しているだけだ。減ることが見込まれている症状の大部分は、一般的な風邪やインフルエンザ類で出るのと同じ症状だ。以下はランセット誌の記事からの引用だ。

(ランセット誌からの引用)

 これらの効用や、効果についての考察は、COVID-19の感染に伴って出てくる軽い症状を緩和する程度の測定に基づいたものである。これらのワクチンは、入院者数や、重症者数や、死者数の防止のために製造されたものではない。さらに感染や伝染の可能性を防止するために製造されたものでもない。

(ランセット誌からの引用終わり)

 何よりも、「ワクチンにより防止される」とされるこれらの軽い「症状」は、信頼性の薄いPCR検査により検知されることになる。

 先述の通り、「ワクチン」の効用は、症状の減少に基づいて評価はされる。しかも限られた時間の中だけのことだ。すでに免疫を追加する必要があるとすでに発表されており、多分1年に一度か二度は、再度接種する必要があるとのことだ。

 全人口にとって利益となることが基盤となって使用が正当化されるワクチン業界において、このように効用が非常に低いものが承認されるのは異例だ。しかし現状、この「ワクチン」に関しては、全人口に利益となるかどうかの要素については、加味されていないようだ。というのも、伝染が減少したかどうかについての決定的な証拠が示されていないからだ。

 さらに、これらの予防接種はまだ試用段階なのだ。第三相の臨床実験が進行中で、この遺伝子合成「治療」技術は、今まで行われたことのないものだ。新しい情報がどんどん出てきている。例えば注入されたベクター(遺伝子運搬物質)が、最終的に体内の様々な器官、特に卵巣や脾臓に行き着くことを示す薬物動態学からの研究もそのひとつだ。 カナダの研究者であるバーディ博士は注射を打った人々の体内で、液体のナノ粒子や、スパイクタンパク質が、 生体内分布していることが分かったことに懸念を示している。

 悲しいことに、パニックに取りつかれた市民たちは、この予防接種の効用は95%だというプロパガンダに騙されている。この95%という数字は、相対危険度減少率に基づいた意味のない指標がはじき出した数字だ。絶対危険度減少率で言えば約1%だ。何百万もの人々が未だかつてない人体実験に知らず知らずのうちに駆り出されているのだ。ニュルンベルク綱領や、インフォームド・コンセプトという概念が、毎日毎日おかされているのだ。

 ぜひとも上記の表を印刷して、ワクチンを打とうとする人々にこの指標のことを説明するよう要求して欲しい。倫理上でも、法律上でも、適切なインフォームド・コンセントを行うために、臨床実験に参加する全ての治験者はCovid予防接種において、(年齢と健康状態に応じて)起こる可能性のある危険性と効果について理解しておかなければならない。さらに、もし副作用の治療が必要となった際に、どのような効果的な治療法があるかについても、しっかりと理解しておかなければならない。

 1%しか効果がないパラシュートを付けて安心してジャンプできるだろうか?さらに、「でも、このパラシュートは95%の効果がある。だって、ほかのパラシュートよりも95%安全なのだから」などと言うだろうか?

 安全性に非常に懸念があり、効用はほんの僅かで、短期にも、長期にも激しい副作用(死ぬ可能性もある)も懸念される医薬品であるなら、その医薬品は「毒物である」と言った方が正確なのではないか?

 毒物は、生命体に取り込まれたり、吸収されたりした際にその生命体の生命を奪ったり、健康を害することを引き起こす物質である、と定義できる。副作用の形は様々で、即死する場合もあれば、何ヶ月か、何年もしないと分からないようなちょっとした異常である場合もある」

 これは、英国王立化学会による「毒物」の定義だ。

 こんな酷い臨床実験が展開されていけば、数値や合理性が、人々の恐怖や、ヒステリーや、萎れた心に打ち勝つ日が来ることを期待している人々もいるだろう。正義が世界に行き渡りますように。そして、人類に対するこの大罪の責任が問われる日が来ますように。

Sadaf Gilani MD is a Canadian entrepreneur and activist.
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