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「太陽光はコロナウイルスを予測より8倍速く非活性化した」という新たな研究結果

‎<記事原文 寺島先生推薦>

Sunlight renders coronavirus inactive 8 TIMES faster than predicted, says new study

Russia Today World News

‎‎2021年4月2日 10:08

 <記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2021年5月3日



 ‎研究者たちは、コロナウイルスが現在の理論的モデリングで予測されるよりも、8倍も速く太陽光によって不活性化されることを実験で発見し、パンデミックの潮流を変える一縷の希望を与えた。‎

 カリフォルニア大学サンタバーバラ校機械工学部のパオロ・ルザット・フェギス助教授は、紫外線の種類により、SARS-CoV-2に対する影響が変わるかどうかについて研究した2020年の研究の分析を行い、有意な違いを発見した。‎

 ‎ すべての電磁放射と同様に、紫外線(UV)は波長の長さにより分類できる。例えば、長波長紫外線(UVA)は、太陽光に含まれる他の中波長紫外線(UVB)波とは異なり、微生物を殺したり、人間を日焼けさせる力がある。‎

 また、短波長紫外線(UVC)放射は、Covid-19の原因であるSARS-CoV-2のようなウイルスを非活性化することが以前に示されているが、この短波長紫外線は、地球のオゾン層に遮られるため、地球上には届かない。
 
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 2020年7月の実験‎‎研究‎‎では、擬似唾液に含まれるSARS-CoV-2に対する紫外線の効果を調査した。その結果、ウイルスが20分以内に不活性化されたことが発見された。

 その1ヶ月後に発表された論文では、太陽光が紫外線と同じ効果を達成できることを示した。しかし、この論文はあまり注目を集めなかった。この2番目の研究は、SARS-CoV-2がインフルエンザA・ウイルスよりも日光に含まれる紫外線に対して3倍傷つきやすいと結論づけた。‎

 さらに、コロナウイルス粒子の大半は、真昼の夏の日光にさらされてから30分以内に非活性化されたのに対し、冬の日光の下では何日も生き残ることができるということも分かった。

 ‎「疑似唾液中のウイルスの不活性化は、理論上予想されていたよりも8倍以上速いことが実験の結果分かった」と、‎‎ルザット・フェイギス助教授と彼のチームは述べた。「今のところ科学者たちは、まだ何が起こっているのか分っていない」‎

 そのチームが考えたことは、短波長紫外線(UVC)が地球に到達しないので、短波長紫外線が、ウイルスのリボ核酸(RNA)を直接攻撃することはできない。しかし、太陽光下の長波紫外線(UVA)が、唾液のようなウイルス環境内で分子と相互作用を起こし、ウイルスの不活性化の速度の更新を促すのではないか、ということだった。排水処理に紫外線を用いた以前の研究でも同様の結果が出ている、とのことだった。
 
 ‎この発見は、長波長紫外線(UVA)排出機を空気ろ過システムなどの機器に追加して、ウイルス粒子の拡散を減らす安価でエネルギー効率の高い手段を提供できることを示唆している。マスクや社会的距離の保持はまだ必要である可能性が高いが、予防接種の努力にもかかわらず、各国がパンデミックの繰り返しの波に苦しむ中、このような紫外線(UV)ベースの治療処置は、何らかの利益をもたらす可能性がある。‎

 

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