コロナ後の世界、世界経済フォーラムの極悪非道な計画:「労働の未来をリセットする工程表」――「グレイト・リセット」のその後。それは恐ろしい未来だ

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<記事原文>
The Post Covid World, The WEF’s Diabolical Project: “Resetting the Future of Work Agenda” – After “The Great Reset”. A Horrifying Future

ピーター・ケーニッヒ

グローバルリサーチ、2020年12月16日、初出 グローバルリサーチ2020年11月11日



 世界経済フォーラム(WEF)は、いわゆる『ホワイトペーパー(白書)』(2020年10月)を発表した。これは、「コロナ後の世界、労働の未来をリセットするアジェンダ」と題されている。

 この31ページの文書は、これからそれをどのように「実施するか」についての青写真のように読める。なぜなら、実施(または遂行)は、WEF設立者&CEO(1974年のWEF設立以来)のクラウス・シュワブと、彼の同僚ティエリ・マレレとの共著『Covid-19:グレイト・リセット』(2020年7月)に書かれているとおりになるだろうからだ。

 彼らは「未来のリセット」を『ホワイトペーパー(白書)』と呼んでいる。つまり、それが完全な最終バージョンではないことを意味する。これは、ひとびとの反応を測るための一種の青写真であり、観測気球だが、確かに死刑執行人の話のように読める。

 多くの人は読まないかもしれないし、その存在にすら気づいていない。しかし、もしそれを読んで気づいたなら、ひとびとは武装して立ち上がり、世界経済フォーラム(WEF)が世界に提示したこの最新の全体主義の青写真と闘うことになるだろう。

 『ホワイトペーパー』は(生き残った)人口の約80%以上に恐ろしい未来を約束している。ジョージ・オーウェルの『小説1984年』すら、世界経済フォーラム(WEF)が人類のために考えていることと比較すると、良性のファンタジーのように読めてしまうだろう。
 (訳註:白書とは一般に、政治・社会・経済の実態および政府の施策の現状について国民に周知させることを主眼としている。)

 時間枠は10年、つまり2030年までに、「国連アジェンダ2021~2030」が実行されるはずである。

 

 COVID-19に対応して「計画されたビジネス対策」は次のようなものだ:

(1) デジタル化された労働プロセスの加速。これにより、すべての労働プロセスの84%がデジタル化または仮想・ビデオ会議になる。
(2) 約83%の人がリモートで労働するように計画されている。つまり、同僚同士のやり取りはもうなくなる。すなわち、絶対的な社会的距離、人との接触から人間を分断することだ。
(3) すべての仕事の約50%が自動化される予定だ。つまり、リモートで労働している場合でさえも、人間の投入は大幅に減少する。
(4) 能力向上・技能再教育のデジタル化(教育技術のプロバイダーなど)を加速させる。技術の向上または新しい技術の訓練の42%がデジタル化される。つまり、人間との接触はない。すべてがコンピュータ、人工知能(AI)、アルゴリズムでおこなわれる。
(5) 能力向上・技能再教育の実施を加速させる。技術の35%が「一新される」予定である。つまり、既存の技術は破棄され、つまり死んだものと宣言されることになっている。
(6) 進行中の組織変革(リストラなど)を加速させる。現在の組織機構の34%が「再構築(リストラ)」される予定だ。つまり、既存の組織構造は廃止を宣言され、新しい一連の組織の枠組み、すべての活動を最大限に制御できるデジタル構造のためのスペースが確保される。
(7) 一時的に労働者を別の仕事に割り当てる。これは労働力の30%にまで達すると予想される。これはつまり、また完全に異なる賃金体系を意味する。ほとんどが住宅を確保できない賃金であるが、またもや計画された「全員同一の基本給」や「ベーシックインカム」となる。かろうじて生き残ること、最低限の必要性を可能にする賃金である。しかし、それはあなたをシステムに完全に依存させることになる。あなたがまったく制御できないデジタル・システムに、である。

(訳註:ベーシックインカムとは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して一定の現金を定期的に支給するという政策。基本所得制、基礎所得保障、基本所得保障、最低生活保障、国民配当とも)

(8) 一時的に労働力を削減する。これは人口の28%に影響を与えると予測されている。これは追加の失業率だが、隠蔽されている。なぜなら「一時的に削減された労働者」が正規労働者に戻ることは決してないからだ。
(9) 恒久的に労働力を削減する。13%が恒久的に削減された労働力。
(10) 一時的に労働力を増やす。5%だが、それがどのような種類の労働力かについては言及されていない。おそらく、非熟練労働者は、遅かれ早かれ、自動化、AI、職場のロボットに取って代わられる。
(11) 具体的な対策は実施されないのは4%。このたった4%だけは、現状維持を意味するのか? アルゴリズムとAI主導の新しい職場から? その数字が示すように小さく、たいして重要ではないので、「希望的観測」のように聞こえるが、しかし、それすら決して達成されることはない。
(12) 恒久的に労働力を増やす。わずか1%だけは「恒久的に増加する労働力」と予測されている。もちろんこれは化粧品のような、うわべだけを飾り立てるものですらない。冗談のようなものだ。

 これが発表されている内容、つまり「グレート・リセット」を実施する具体的なプロセスなのだ。

 「グレート・リセット」がまた予見しているのは信用制度である。そこではすべての個人債務は「免除される」が、これはすべての個人資産を引き渡すことを担保にしている。ある一つの行政機関へ、である。そしてそれはそれはおそらく国際通貨基金(IMF)となるだろう。

 
 だから、あなたは何も所有しなくなる――だから幸せになる、というのだ。なぜなら、あなたの必需品はすべて提供されるからだと。

世界経済フォーラムのビデオ:「あなたは何も所有しなくなる――だから幸せになる」

https://youtu.be/ER04dbt5p74

 また、あなたはそのシステムに異議を唱えることはないはずだ。なぜなら、その頃になれば、あなたがたはみなコロナ・ワクチンを接種され、ナノチップを埋め込まれているからだ。、それは5Gとすぐに来る次世代6Gを使って、あなたの心をすべて読みとり支配できるようにする。

 これを陰謀論などとは呼ばないでほしい。これは、世界経済フォーラム(WEF)による「信頼できる報告書」である『ホワイトペーパー』なのだから。

 「国防高等研究計画局DARPA」は国防総省(ペンタゴン)の一部であり、しかも何年も前にその技術を開発してきた。だから、それを実施するのは時間の問題である。そして、われわれ民衆が抗議しなければ、それは実施される。大規模な市民的不服従こそが秩序である。そしてそれは遅いよりは早いほうがよい。

 われわれが行動することを待てば待つほど、ボンヤリしているうちに、この絶対的な人的災害から足抜けできないようになってしまうのだ。

*
 社会的・人間的な関係は骨抜きにされつつある。

 このことは、人類に対するこの新しい「全体主義的な」世界経済フォーラム(WEF)のアプローチ、つまり人類の管理・統制にとっては、いくつかの利点となるものだ。

(1) すなわち、われわれ民衆は反逆できない。われわれはもはや自分たちのあいだに団結がなくなっているからだ。
(2) 「われわれ民衆」は互いに戦わされる。そして人類に対する絶対的なデジタル制御がある。それもほんの少数のスーパーエリートによって実行される。
(3) われわれ民衆はこのデジタル制御にアクセスできない。それはわれわれの手の届かないところにあるからだ。狙いは、われわれが徐々にそのシステムに組み込まれていく。とはいえそれは、われわれのうちの生き残れる人間が、ということだ。一世代かそこらで、それがニューノーマル「新しい日常」になると期待されている。

 「生き残り策」は、「グレート・リセット」においても、あるいは『ホワイトペーパー』の「コロナ後の世界、労働の未来をリセットする工程表」という「実行指針」においても、直接的に言及されていない側面である。

 ビル・ゲイツ、ロックフェラー家、キッシンジャーらは、世界は人口過密であり、人口を文字どおり削減する必要があるという彼らの強い意見を秘密にしたことなどないのだ。われわれは優生学論者を相手にしているのだ。
 
 世界の人口削減のための完璧な方法は、ビル・ゲイツが開始し、WHOが支援するワクチン接種プログラムである。子どもの死をもたらすこのような悲惨なワクチン・プログラムというスキャンダルは、インド(1990年代)、ケニア(2014年以降)、および世界の各地域で記録された。

 2010年2月のビル・ゲイツによる非常に明快なTED講演「ゼロへの革新」も参照されたい。これは、『2010 年のロックフェラー報告』が発行されたのとちょうど時を同じくしている。それがまさに、われわれに提示されている報告書、『ロックステップ・シナリオ』である。そしてわれわれは今それを実行しつつあるのだ。それに対してほとんど抗議せずに、全世界が、193の国連加盟国が、世界規模でこの卑劣な人権侵害に従うように強制されているのだ。


 「グレート・リセット」と「労働の未来をリセットするアジェンダ」のどちらのレポートも言及していないのは、いったい誰がこの厳格な新しいルールを実施することになるのか?ということだ。それはおそらく、市街戦のために、また暴動と社会不安を抑制するために、いま訓練されつづけている軍隊、すなわち警察と州兵だ。

 われらの市民的不服従の人民組織が取り組むべきことは、警察と軍隊がこの少数エリートによって使用されるだろうということに、如何にして焦点を当て・話し・教育し・知らせるのかという方法についてになるだろう。そして最終的には彼らも残りのわれわれと同様に、ただの人間であることに。
 だから、彼ら警察と軍隊も、民衆や人類を守るために立ち上がったほうがいいのだ。同じことが教師や医療関係者にもなされる必要がある。情報、束縛されない真実だ。

 それが課題だ。成功すれば、ゲームは終わりだ。しかし、それは長い道のりだ。

 メディアの偽情報は残忍で強力であり、「われわれ」のために(WEFの狙いにたいして)反論してくれることなどむずかしい。われわれは宣伝に反撃するための大きな予算もなく、メディアそのものによって、かつてないほどにまで分断されているのだから。強制着用のマスクと社会的距離は、われわれの中にかつてはあったもの、すなわち同僚、友人、家族内においてさえ味方であったものを敵に作りあげてしまったのだ。

 この非常に絶対的命令は、われわれの社会の中で、亀裂、分裂、不和を生み出すことに成功した。

 恐れることはないが、「労働の未来をリセットするアジェンダ」と「グレート・リセット」を文字どおりズタズタにして排除するのだ。WEF(世界経済フォーラム)、WHO(世界保健機関)・UNICEF(国際児童基金)・WTO(世界貿易機関)・WB(世界銀行)・IMF(国際通貨基金)といった国際機関を、そしておそらく国連システム全体ですらを、くい止めてくれるような人間的代替手段をつくりださねばならない。この「グレート・リセット」の背後に隠れている政財界のリーダーたちに立ち向かわなければならないからだ。だとすれば、ニュルンベルグ裁判などで勝ちとった国際法の基本原則の活用も視野に入れなければならないだろう。

Peter Koenig is an economist and geopolitical analyst. He is also a water resources and environmental specialist.

 He worked for over 30 years with the World Bank and the World Health Organization around the world in the fields of environment and water. He lectures at universities in the US, Europe and South America. He writes regularly for online journals such as Global Research; ICH; New Eastern Outlook (NEO) and more.

 He is the author of Implosion – An Economic Thriller about War, Environmental Destruction and Corporate Greed – fiction based on facts and on 30 years of World Bank experience around the globe. He is also a co-author of The World Order and Revolution! – Essays from the Resistance. He is a Research Associate of the Centre for Research on Globalization.

 

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