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コロナウイルス・スキャンダルが、メルケル首相のドイツで勃発 ― テドロスWHO事務局長と一緒になって、PCR検査キットを世界中に普及させたドロステン博士に学歴詐称の疑い!

<記事原文>

Coronavirus scandal breaking in Merkel’s Germany
F. ウィリアム・エングダール(F. William Engdahl)
ジャーナルNEO
2020年12月10日

<記事翻訳>寺島美紀子・隆吉
2021年1月7日


 COVID-19パンデミックに対処するアンゲラ・メルケル政権の、広く賞賛されたドイツ・モデルは、いまや一連の潜在的に壊滅的なスキャンダルに巻き込まれている。不祥事には、メルケル首相のコロナ諮問グループの中心にいる教授が関与している。その影響は、ドイツの国境をはるかに越えて、まさにWHOそのものとその世界的な勧告にまで及んでいる。

 世界保健機関(WHO)は世界中の企業・学校・教会・その他の社会的な場を緊急に封鎖することを義務づけた。それは、中国の武漢コロナウイルス騒動において驚くほど早期に導入された検査に基づいている。2020 年 1 月 23 日、EU疾病予防管理センターの科学雑誌 『Eurosurveillance(ユーロサーベイランス)』に、クリスチャン・ドロステン博士は、シャリテー病院ベルリン・ウイルス学研究所の同僚数名と、ベルリンの小さなバイオテクノロジー企業であるTIBモルビオール・シンセラボ社(TIB Molbiol Syntheselabor GmbH)の代表とともに論文を発表した。それは、武漢で数日前に初めて確認された新型コロナウイルスに感染しているかどうかを検出するための最初の効果的な検査を開発したと主張する研究だった。ドロステン論文の表題は、「リアルタイムRT-PCRによる2019年の新型コロナウイルス(2019-nCoV)検査」"Detection of 2019 novel coronavirus (2019-nCoV) by real-time RT-PCR"(Eurosurveillance 25(8) 2020)だった。

 このニュースは、腐敗したWHOの事務局長テドロス・アダノムによって即座に支持されて迎えられた。テドロスは医学博士号をもたないのにWHOのトップに就任した最初の人物である。

 それ以来、ドロステンが支持するウイルス検査は、リアルタイムすなわちRT-PCR検査と呼ばれ、COVID-19という病気に罹患しているかどうかを判断するための最も一般的な検査手順として、WHOを介して世界中に広まってきた。

 11月27日、23人の国際的なウイルス学者、微生物学者、および関連科学者からなる非常に尊敬されるグループは、『ユーロサーベイランス』誌に対して、2020年1月23日の「ドロステン論文」の撤回を求める呼びかけを発表した。彼らの慎重な分析よれば、この論文は、罪を免れ得ないというものである。これこそ本物の「査読」である。彼らは、RT-PCR検査を推進する上で、ドロステンとその仲間たちの「致命的な」科学的無能さと欠陥を非難している。

 まず第一に、この批判的な科学者たちが明らかにしているのはこうだ。その論文は、武漢のコロナウイルス株を検査する道具として、ドロステンPCR検査の有用性を確定した。その後、メルケル政府とWHOはその検査を世界的に使用しようとして無分別にも大急ぎで採用したために、世界的に深刻なロックダウンと経済的・社会的な大惨事をもたらしている。だが、そもそも、その論文は『ユーロサーベイランス』誌に発表される前に査読を受けていなかったのだ。批判な科学者たちは次のように指摘している。「コールマン-ドロステン論文は、2020年1月21日にユーロサーベイランス誌に提出され、2020年1月22日に公表をめざして受理された。そして翌日の1月23日に論文はオンライン発表となった」。また信じられないことに、ドロステンPCRの検査手順は、ドロステンがすでに1月17日にジュネーブのWHOに送ってあり、武漢コロナウイルスの存在を判定するための世界的な試験としてWHOから正式に推奨されていたのだ。論文が正式に発表される前にである。

 批判的な科学者たちが指摘するように、世界の保健と安全保障にとってこれほど複雑で重要なテーマについて、少なくとも専門家二人が24時間で本格的「査読」をすることは、まずもって不可能である。また批判的な科学者たちは、ドロステンと彼の共著者であるションタル・リュースケン博士が明らかな利益相反を犯してきたことに口をつぐんでいると言っている。なぜなら二人とも『ユーロサーベイランス』誌の編集委員会メンバーでもあったからだ。
 さらに、BBCとGoogle統計で報告されているとおり、1月21日は、武漢ウイルスに起因する死者が世界全体で6人だった日である。批判な科学者たちは尋ねている。「アウトブレイクが当初考えられていたよりも広まっていることを示す実質的な証拠が当時は何もなかったのに、なぜ論文著者たちはPCR検査というような公衆衛生の検査室の仕事を想定したのか?」と。ドロステン論文のもう一人の共著者は、ドロステン PCR法に見かけの科学的信頼性を与えた人物だが、WHOの祝福を受けて今日では数億ドルも販売されている検査を開発した会社のトップだったのだ。すなわち、ベルリンのTIBモルビオール社のオルファート・ランドトだ。しかしランドトはドロステン論文におけるそういった核心に迫る事実もまた公表していなかった

 確かにここには何も疑わしいとか不適切なとかといったことはないのでは? いやしかし、ドロステンは、COVID-19のためのメルケルの最高科学顧問であり、事実上、アメリカで最高権力をふるっているNIAID所長「アンソニー・ファウチ」と同じ立場にある。だから、ロシュ社(スイスのバーゼルに本拠を置く世界的な製薬企業)とのグローバル販売契約でTIBモルビオール社が販売した各検査キット売上高の1パーセントをドロステンが受けとるのかどうかを知ることは、大いに重大な問題をはらむことになる。


偽陽性?


 2020年1月下旬から世界の大手メディアは「コロナウイルス感染者の総数」に関する恐ろしい更新情報を1時間ごとに流している。通常、大手メディアは毎日の増加数を単純に「確認された感染者」の世界合計数に加算し、現在は6600万人を超えている。

 恐ろしいことだが、ピテル・ボルハーと彼の仲間の科学的な共同研究者たちが指摘するように、「確認された感染者」というのは無意味な数字である。なぜか?
https://zenodo.org/record/4298004#.X_BpRxZUuUk

 ボルハーの報告書は、2020年1月のドロステン論文において、彼らが「10の致命的な問題」と呼ぶものを明らかにしている。ここでは、素人でも簡単に理解できる最も顕著な問題を取り上げよう。

 ドロステンらは、混乱を招くような特定されていないプライマーとプローブの配列を持ち出した。批判な科学者たちは次のように述べている。「このようなバリアント(多様体)の数の多さは異常なだけでなく、実験室にとっても非常に混乱を招く。これらの6つの特定されていないポジション(位置)は、SARS-CoV-2とは関係のない幾つかの異なる代替プライマー配列の設計を容易にもたらす可能性がある。…コールマン-ドロステン論文における混乱を招くような特定されていない曖昧な記述は、『標準作業手順(プロトコル)』としては適切ではない。これらの特定されていないポジション(位置)は、明確に設計されておくべきものである」。そして次のように付け加えている。「RT-PCRは感染症の一次診断には推奨できない。こういうわけで、COVID-19検出のために日常的に臨床で使用されるRT-PCR試験が、規制基準からするとCOVID-19診断に適応できないのである」

 <訳注>
 プライマー(酵素によってDNAを合成するときに用いられるDNAまたはRNA鎖)
 プローブ(探索針が原義であるが,分子生物学領域では,目的とする遺伝子やcDNAやmRNAを検出するための核酸断片をいう)。

 PCRで増幅させるDNAの両端にある2つのプライマーに加えて、その間に相補的配列を認識するプローブ(Probe)を用いる。
 プローブは、増幅されるDNAに特異的な配列を用いるため、目的とするDNAが増幅されたのかを確認することにもなる。 プローブが加えられている以外、検査方法の原理はPCRと同一である。
 バリアント(多様体)。同一種の生物集団の中に見られる遺伝子型の違い。同一種であっても個体によってさまざまな遺伝的変異が存在し、その変異の総体をバリアント(多様体)とよぶ。遺伝子バリアント。遺伝的バリアント。遺伝子多様体。遺伝的多様体。



増幅サイクル


 しかし、ドロステンにとってさらに不名誉なことは、検査が陽性になるか陰性になるか、あるいは実際に何が陽性であり何が陰性かの定義について、どこにも言及していないという事実である。ボルハーらの査読報告書は次のように述べている。
 「この種のウイルス学的な診断検査は、SOP(標準操作プロトコル)に基づいて実施されなければならない。SOPには、もちろん、サンプルが陽性または陰性であると判断されるべき、有効かつ固定されたPCRサイクル数(Ct値)が含まれる。合理的に信頼できる最大限のCt 値は 30 サイクルである。Ct値が35サイクルを超えると、偽陽性の数が急速に増加することが予想される。…科学的研究では、Ct値が35では非感染性(死滅)ウイルスのみが検出されることが示されている」(太字は筆者)。

 WHOとドロステンはCt値を45サイクルにすることを推奨しており、報道によれば、現在ドイツの保健当局も同じサイクル数を推奨している。したがって冬のインフルエンザシーズンの始まりに検査の数が増えると、ドイツや他の場所でのPCR「陽性」が爆発的に増加するのも不思議ではない。保健当局が、批判的な科学者たちが指摘しているように、最大35サイクルを指定していたとしたら、コロナ陽性者の数は現在の3%未満にしかならなかっただろう! 
 彼らは次のように述べている。「Ct値が45の分析結果は、科学的にも診断的にも全く意味がない(妥当なCt値は30を超えてはならない)。このことはすべて、非常に明確に言及されているべきである。コールマン-ドロステン論文で、サンプルが陽性か陰性かを明確に判断できる最大のCt値に言及していないのは、重大な誤りである。この重要なサイクル閾値は、現在までに提出された、いかなる追試論文にも明記されていない」。
 さらに著者らは次のように付け加えている。「これらのPCR検査の結果が分子レベルで検証されていないという事実は、プロトコルのもう一つの顕著な誤りであり、それに基づいた検査は、SARS-CoV-2ウイルスを同定するための特異的な診断ツールとしては役に立たない」と。(太字は筆者)。

 簡単に言えば、ゲイツ財団やメルケル政府やWHOやWEFというすべての殿堂は、事実上の強制的かつ安全性が検証されていないワクチンのための症例と同じく、そのすべては、コロナウイルスのPCR検査の結果にかかっている。それは何の価値もない実にくだらないものだ。ドロステンとWHOの検査は、程度の差こそあれ、科学的な戯言(たわごと)だ。


博士号の証拠品も紛失とは?


 世界をリードする23人の科学者、すなわちPCRとDNAの分離と配列に関連する専門的学位をもつ科学者たち、それに加えて巨大製薬会社ファイザーの元チーフサイエンティストからの、この壊滅的な批判は酷評の一語である。
 しかし、クリスチャン・ドロステン教授が今日直面している問題はそれだけではない。ドロステンと、彼が2003年に医学博士号を取得したと主張するフランクフルトのゲーテ大学の関係者は、学位詐称で告発されている。
 学位論文の盗作などの科学的不正行為を調査する専門家、マルクス・キューバッハー博士によると、ドロステン博士の博士論文は、法律上、一定の期日に大学の学術当局に提出しなければならず、それを受けて大学の学術当局は、法的書式Revisionsschein(審査証明書)に署名し、大学のアーカイブに送られなければならない。
 しかも、この「審査証明書」には、署名、大学の証印、日付だけでなく、論文題名と著者名が記載されていることが確認されていなければならない。しかも、これと一緒に、論文のオリジナルのコピー3部を提出することになっている。

 キューバッハーの告発によれば、ゲーテ大学は、ドロステンのRevisionsscheinは記録に残っていたと偽って主張することによって隠蔽の罪を犯しているという。しかし、大学の広報担当者は、後になって、「それが記録されていなかった」と認めることを余儀なくされた。
 さらにまた、ドロステンの博士論文は、コロナウイルスのPCR検査を推奨するという世界的に重要な役割を果たすに至るものなので、非常に大きな問題をはらんでいる。だが、その博士論文としての必須ファイルのコピー3部のうち、2部が「消え去り」、残っているコピー1部も、水で濡れて破損している。キューバッハーによると、ドロステンは現在、不正な博士号を保持しているとして法廷で告訴される可能性が高いという。

 その告訴が通るかどうかは別として、ドイツのメディアサイト「Volksverpetzer.de」の責任者二人が中傷及び名誉毀損でベルリンに提訴されたことは事実である。ドイツでよく知られかつ重要な医師であるヴォルガング・ヴォダールグ博士が提出したものである。 この訴訟では、被告人すなわち「Volksverpetzer.de」の責任者二人が、オンラインサイトや他のドイツのメディアで、ウォダールグ博士を「コロナ否定派」と罵倒したり、右極過激派と偽って罵倒したり(彼は生涯にわたって中道左派政党であるドイツ社会民主党の元国会議員)、その他多くの虚偽の有害な非難をしたとして告訴されている。
 被告人に対してウォダールグ博士は自分への名誉毀損と物理的損害にたいして25万ユーロを要求している。

 ウォダールグ博士の弁護人は、ドイツ系アメリカ人の著名な弁護士であるライナー・フエルミッヒ博士である。
 フエルミッヒ博士は、被告人に対する告発の中で、上述したピテル・ボルハー博士らの「コロナウイルスのドロステンPCR検査に対する告発」を完全に引用している。
 これは、事実上、被告らにボルハー論文への反論を強要するものである。これは、WHOによるCOVID-19 PCR検査詐欺の全体を反証するための大きな一歩ある。
 すでにポルトガルのリスボンの控訴裁判所は、11月11日、ドロステンとWHOのPCR検査はコロナウイルス感染を検出するために有効ではなく、全国的にも地方的にもロックダウンを命じる根拠はないとの判決を下している。

 PCR検査という賭けは、人類にとって致命的な事態でないとしても、不条理というコメディの大きな材料になるだろう。世界保健行政の皇帝であるテドロスは、医学博士号をもっていない初めてのWHO事務局長だ。
 そんな人物を事務局長とするWHOが、大学中退の億万長者のコンピューター経営者のゲイツから大規模に出資されていて、COVID-19対策についてメルケル政権に助言をしているのだ。
 メルケル政権は、ドロステンPCR検査を使い、ドロステンを「完璧に賢明な」専門家として、史上で最も厳しい経済的締め付けを課している。これは戦時中しかおこなわれなかった措置だ。
 またメルケルの厚生大臣であるイェンス・スパーンは、元銀行員であり、医学の学位をもたず、製薬会社のロビイストとして働いていただけである。ロバート・コッホ研究所と呼ばれるドイツのCDC(疾病予防管理センター)の所長ローサー・ヴィーラーも、ウイルス学者ではなく、動物の医者、獣医である。
 この一味のせいで、ドイツ人は、ロックダウンその他の社会的措置によって、自分たちの生活が破壊されるのを目の当たりにしている。これら措置は、スターリンのソビエト連邦の外では想像もしなかったものだ。科学があって、そのうえにまた、科学がある。しかし、すべての「科学」が有効であるとは限らない。

 
F. ウィリアム・エングダールは、戦略的リスクコンサルタントであり、講師でもあり、プリンストン大学で政治学の学位を取得し、オンラインマガジン「New Eastern Outlook」専用の石油と地政学のベストセラー作家でもある。

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