ポルトガルで、「コロナPCR検査は目的にそぐわない」という画期的な判決!それで大手メディアがやったことは? 無視だ
<記事原文 寺島先生推薦>
Landmark legal ruling finds that Covid tests are not fit for purpose. So what do the MSM do? They ignore it
RT 論説面 2020年11月27日
By Peter Andrews, Irish science journalist and writer based in London. He has a background in life sciences, and graduated from the University of Glasgow with a degree in genetics.
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年12月28日

ドイツ人旅行者4人は、そのうちの1人がCovid-19の陽性と判定されたのちポルトガルで不法に隔離されていたのだが、広く使われているPCR検査が最大97%も信頼できないと非難する判決を勝ち取った。
今月初め、ポルトガルの裁判官たちは、4人の旅行者の強制隔離を違法と裁定した下級裁判所の判決を支持した。この事案で焦点となったのは、Covid-19 PCR検査の信頼性(すなわち、信頼性の欠如)だった。
11月11日に言い渡された判決は、アゾレス地方保健局に対して、4人のドイツ人が提訴した「人身保護令状に異議を唱える申し立て」を受けて出されたものだ。アゾレス地方保健局は、4人の旅行者が違法に彼らの同意なしにホテルに閉じ込められたとの主張を支持した下級裁判所の判決を不服として控訴していた。旅行者たちは、そのうちの1人がPCR検査でコロナ陽性の反応が出たあと、夏の間中、ホテルに滞在を命じられた。1人以外の3人は、濃密接触者だとして、陽性者と同様に隔離された。
偽陽性の可能性が高く、信頼性に欠ける
リスボン控訴裁判所の判決は、包括的でかつ興味深いものである。判決は、アゾレス地方保健局がドイツ人たちをホテルに監禁したことは、ポルトガル国内法と国際法の両方に違反しているとしたのだった。裁判官たちはまた、病人を「診断」できるのは医師だけであるとし、4人が全く医師の診断を受けていないことを批判したのだ。
裁判官たちは、Covidで最もよく使われる検査であるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)の信頼性についても、また厳しく批判していた。
34ページに及ぶ判決の結論は以下の通りである。
「現在の科学的証拠から見て、このPCR検査は、陽性反応が出たからといって、それが実際にSARS-CoV-2ウイルスによる人への感染であることを、合理的な疑いを何ら差しはさむことなく決定づけることができないことは、全く明瞭である」
すなわち、この裁判所の見方によれば、陽性反応がそのままCovid感染者とは合致しないということなのだ。裁判官たちが挙げる最も重要な理由は次の2点である。
①この検査の信頼性は、検査で使われる増幅サイクル回数次第であること
②この検査の信頼性は、どれだけのウイルスが存在しているか次第であること
言い換えると、PCR検査をめぐっては、ただ単純に分からないことがあまりにも多すぎるのだ。
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Immunity for YEARS or DECADES: Covid resistance may last much longer than previously thought, says new research
陽性結果だって? しかし、それが正確だという可能性は、多分たったの3%だ
PCR検査の信頼性が問題にされたのは今回が初めてではない。多くの人は、気づいていると思うが、PCRの検査結果というのは実行される増幅回数、すなわち「サイクル閾値」に大きく関係している。アメリカやヨーロッパの大半の実験室では、35~40サイクルとしているが、専門家たちは35サイクルでも多すぎる、もっとまっとうな操作手順は25~30サイクルだろうと主張している。(サイクル数を多くすれば、サンプル中のウイルスDNAの量は指数関数的に増えるからだ)
今年初め、アメリカの3つの州(ニューヨーク州、ネバダ州、マサチューセッツ州)から出されたデータによれば、一人の人が持つウイルス量を考慮したばあい、陽性判定をされた人の最大90%が実際には陰性だった可能性があったことがはっきりした。というのは、この人たちが保持していたウイルスの量があまりにも少量だったからだ。
ポルトガル(リスボン控訴裁判所)の裁判官たちが引用した研究は、「ヨーロッパや世界の主要な専門家」がおこなった研究論文で、『オックスフォード・アカデミック』誌に9月末に発表されたものだった。それによると、サイクル数の基準値が35以上のPCR検査で陽性となったばあい、その人が実際に感染している可能性は3%未満であり、「偽陽性となる確率は97%以上である」としている。
この裁判を担当した裁判官たちは、ポルトガルの実験室で使用されるサイクル基準値が不明であると認めながらも、それ(サイクル基準値が不明であること)が4人のドイツ人観光客を引き止めることが違法であることの更なる証拠になる、としたのだった。すなわち、PCR検査結果が信頼に足るものではない、と暗に語ったことになる。この不確実性があるために、裁判官たちは次のように言明したのだった。PCR検査で陽性と判定された1人が本当にCovidウイルス保持者であるのか、また他の3人がこの人のウイルスに曝されたのかを「この裁判所が判断することは到底できない」と。
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I’m an epidemiology professor and I have some genuine concerns about the AstraZeneca Covid vaccine. Here’s why…
シィー! 誰にも言っちゃいけないよ
これは、悲しいかな、わが国の大手メディアへの起訴状にもなっていると言えるのだ。このようにでかつ差し迫った国際的重要性をもつこの画期的な判決が、まるっきり無視され報道されていない、というのでは・・・。もし大手メディアのために(お粗末ながら)言い訳をするならば、この判例が大半の科学記事編集者たちの目に止まらなかった理由としては、それがポルトガル語で公けにされたからだ、と言えるかもしれない。しかし、この控訴審判決の完全英訳版がちゃんと存在しているので、代替メディアはそれを見逃しはしなかった。
ポルトガルという国は、あたかもどこか辺鄙なところにあり、得体の知れない国で、流されるニュースも信憑性がないとか、裁判官たちも疑わしい奴らだというような、そんな国ではない。ポルトガルは西側世界のEUに所属する国であり、人口も多いし、欧州の他の多くの諸国と同じような法的システムを備えている。そして、Covidについて広く受け容れられた知恵に対して、政府機関が正面からぶつかっている国は、何もポルトガルだけではない。フィンランドの保健当局は、できるだけ多くの人にコロナウイルスの検査をするようにとのWHOの勧告には、税金の無駄遣いになるとして異議を唱えているし、東南アジアの貧しい国々は、限られた資源の不適切な使い方だとしてワクチンの発注を控えている。
コロナ検査、とくにPCR検査は、コロナ関連のさまざまな制限措置の基礎となっていて、それがいまや世界中で大混乱を引き起こしている。PCR検査から感染者数が割り出されるからだ。感染者数からRナンバー(「実効再生産数」ウイルス保持者1人が何人を感染させるかを示す値)が出てくる。その「非常に恐ろしい」Rナンバーから、都市閉鎖とさまざまな制限措置が出てくるのだ。その一例として、来週からイギリスでは新たに不可解な段階的な制限措置が講じられることになっている。
(訳註:「実効再生産数(R)」「Rナンバー」とも言う。1人が何人に感染させるかを示す値。新型コロナウイルスの感染拡大状況を把握する上で、「実効再生産数(R)」という数値が注目されている。ウイルスの感染が指数関数的な増加を続けるのか、それとも事態が終息に向かうのかを見極めるために重要な意味をもつ、とされる。)
毎日にように流されてくる大量の数字に、今ではもうわれわれは慣れっこになってしまっているが、時間が経つにつれて、今回のパンデミックに対するわれわれの対応の仕方――検査体制そのもの――が根本的に間違っているのかもしれないという証拠が積み上がってきているのだ。
Landmark legal ruling finds that Covid tests are not fit for purpose. So what do the MSM do? They ignore it
RT 論説面 2020年11月27日
By Peter Andrews, Irish science journalist and writer based in London. He has a background in life sciences, and graduated from the University of Glasgow with a degree in genetics.
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年12月28日

ドイツ人旅行者4人は、そのうちの1人がCovid-19の陽性と判定されたのちポルトガルで不法に隔離されていたのだが、広く使われているPCR検査が最大97%も信頼できないと非難する判決を勝ち取った。
今月初め、ポルトガルの裁判官たちは、4人の旅行者の強制隔離を違法と裁定した下級裁判所の判決を支持した。この事案で焦点となったのは、Covid-19 PCR検査の信頼性(すなわち、信頼性の欠如)だった。
11月11日に言い渡された判決は、アゾレス地方保健局に対して、4人のドイツ人が提訴した「人身保護令状に異議を唱える申し立て」を受けて出されたものだ。アゾレス地方保健局は、4人の旅行者が違法に彼らの同意なしにホテルに閉じ込められたとの主張を支持した下級裁判所の判決を不服として控訴していた。旅行者たちは、そのうちの1人がPCR検査でコロナ陽性の反応が出たあと、夏の間中、ホテルに滞在を命じられた。1人以外の3人は、濃密接触者だとして、陽性者と同様に隔離された。
偽陽性の可能性が高く、信頼性に欠ける
リスボン控訴裁判所の判決は、包括的でかつ興味深いものである。判決は、アゾレス地方保健局がドイツ人たちをホテルに監禁したことは、ポルトガル国内法と国際法の両方に違反しているとしたのだった。裁判官たちはまた、病人を「診断」できるのは医師だけであるとし、4人が全く医師の診断を受けていないことを批判したのだ。
裁判官たちは、Covidで最もよく使われる検査であるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)の信頼性についても、また厳しく批判していた。
34ページに及ぶ判決の結論は以下の通りである。
「現在の科学的証拠から見て、このPCR検査は、陽性反応が出たからといって、それが実際にSARS-CoV-2ウイルスによる人への感染であることを、合理的な疑いを何ら差しはさむことなく決定づけることができないことは、全く明瞭である」
すなわち、この裁判所の見方によれば、陽性反応がそのままCovid感染者とは合致しないということなのだ。裁判官たちが挙げる最も重要な理由は次の2点である。
①この検査の信頼性は、検査で使われる増幅サイクル回数次第であること
②この検査の信頼性は、どれだけのウイルスが存在しているか次第であること
言い換えると、PCR検査をめぐっては、ただ単純に分からないことがあまりにも多すぎるのだ。
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Immunity for YEARS or DECADES: Covid resistance may last much longer than previously thought, says new research
陽性結果だって? しかし、それが正確だという可能性は、多分たったの3%だ
PCR検査の信頼性が問題にされたのは今回が初めてではない。多くの人は、気づいていると思うが、PCRの検査結果というのは実行される増幅回数、すなわち「サイクル閾値」に大きく関係している。アメリカやヨーロッパの大半の実験室では、35~40サイクルとしているが、専門家たちは35サイクルでも多すぎる、もっとまっとうな操作手順は25~30サイクルだろうと主張している。(サイクル数を多くすれば、サンプル中のウイルスDNAの量は指数関数的に増えるからだ)
今年初め、アメリカの3つの州(ニューヨーク州、ネバダ州、マサチューセッツ州)から出されたデータによれば、一人の人が持つウイルス量を考慮したばあい、陽性判定をされた人の最大90%が実際には陰性だった可能性があったことがはっきりした。というのは、この人たちが保持していたウイルスの量があまりにも少量だったからだ。
ポルトガル(リスボン控訴裁判所)の裁判官たちが引用した研究は、「ヨーロッパや世界の主要な専門家」がおこなった研究論文で、『オックスフォード・アカデミック』誌に9月末に発表されたものだった。それによると、サイクル数の基準値が35以上のPCR検査で陽性となったばあい、その人が実際に感染している可能性は3%未満であり、「偽陽性となる確率は97%以上である」としている。
この裁判を担当した裁判官たちは、ポルトガルの実験室で使用されるサイクル基準値が不明であると認めながらも、それ(サイクル基準値が不明であること)が4人のドイツ人観光客を引き止めることが違法であることの更なる証拠になる、としたのだった。すなわち、PCR検査結果が信頼に足るものではない、と暗に語ったことになる。この不確実性があるために、裁判官たちは次のように言明したのだった。PCR検査で陽性と判定された1人が本当にCovidウイルス保持者であるのか、また他の3人がこの人のウイルスに曝されたのかを「この裁判所が判断することは到底できない」と。
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I’m an epidemiology professor and I have some genuine concerns about the AstraZeneca Covid vaccine. Here’s why…
シィー! 誰にも言っちゃいけないよ
これは、悲しいかな、わが国の大手メディアへの起訴状にもなっていると言えるのだ。このようにでかつ差し迫った国際的重要性をもつこの画期的な判決が、まるっきり無視され報道されていない、というのでは・・・。もし大手メディアのために(お粗末ながら)言い訳をするならば、この判例が大半の科学記事編集者たちの目に止まらなかった理由としては、それがポルトガル語で公けにされたからだ、と言えるかもしれない。しかし、この控訴審判決の完全英訳版がちゃんと存在しているので、代替メディアはそれを見逃しはしなかった。
ポルトガルという国は、あたかもどこか辺鄙なところにあり、得体の知れない国で、流されるニュースも信憑性がないとか、裁判官たちも疑わしい奴らだというような、そんな国ではない。ポルトガルは西側世界のEUに所属する国であり、人口も多いし、欧州の他の多くの諸国と同じような法的システムを備えている。そして、Covidについて広く受け容れられた知恵に対して、政府機関が正面からぶつかっている国は、何もポルトガルだけではない。フィンランドの保健当局は、できるだけ多くの人にコロナウイルスの検査をするようにとのWHOの勧告には、税金の無駄遣いになるとして異議を唱えているし、東南アジアの貧しい国々は、限られた資源の不適切な使い方だとしてワクチンの発注を控えている。
コロナ検査、とくにPCR検査は、コロナ関連のさまざまな制限措置の基礎となっていて、それがいまや世界中で大混乱を引き起こしている。PCR検査から感染者数が割り出されるからだ。感染者数からRナンバー(「実効再生産数」ウイルス保持者1人が何人を感染させるかを示す値)が出てくる。その「非常に恐ろしい」Rナンバーから、都市閉鎖とさまざまな制限措置が出てくるのだ。その一例として、来週からイギリスでは新たに不可解な段階的な制限措置が講じられることになっている。
(訳註:「実効再生産数(R)」「Rナンバー」とも言う。1人が何人に感染させるかを示す値。新型コロナウイルスの感染拡大状況を把握する上で、「実効再生産数(R)」という数値が注目されている。ウイルスの感染が指数関数的な増加を続けるのか、それとも事態が終息に向かうのかを見極めるために重要な意味をもつ、とされる。)
毎日にように流されてくる大量の数字に、今ではもうわれわれは慣れっこになってしまっているが、時間が経つにつれて、今回のパンデミックに対するわれわれの対応の仕方――検査体制そのもの――が根本的に間違っているのかもしれないという証拠が積み上がってきているのだ。
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