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英国の首席科学顧問は、政府が契約したワクチンメーカーの株式600,000ポンドを保有している

<記事原文 寺島先生推薦>
 UK’s chief scientific adviser has £600,000 of shares in vaccine maker contracted by govt – reports

RT UKニュース

2020年9月24日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳ニュース>
2020年10月25日



 伝えられるところによると、英国の首席科学顧問のサー・パトリック・ヴァランスは、特別賞与の株、数万株を、政府向けにCovid-19ワクチンを開発している大手製薬会社に保有している。それでも、イギリス政府は利益相反ではないとしている。

 テレグラフ紙の報道によると、ワクチンに関する政府の専門家諮問委員会の議長も務めるヴァランスは、ラクソ・スミスクライン社(GSK)の株、43,000以上の株を所有しているようだ。ラクソ・スミスクライン社(GSK)は、英国を拠点とする多国籍製薬会社で、その株価は60万ポンドに相当する

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 その株式保有は、同社の研究開発責任者という以前の仕事の遺産であるらしい。英国のメディアによると、2012年から2018年までの在職期間中に、ヴァランスは合計404,201株のグラクソ・スミスクライン社(GSK)株を手に入れたが、それはけた外れの610万ポンドに値する。

 しかし、彼は政府の役職に任命された後、500万ポンド以上の株式を売却した。一方、グラクソ・スミスクライン社(GSK)は、他の約20の製薬会社や研究センターとともに、コロナウイルスのワクチンを世界に提供するという地球規の競争に参加している。会社が成功すれば、その事業は非常に利益をあげるであろう。

 グラクソ・スミスクライン社(GSK)は、もう一つの製薬会社のサノフィと連携しているが、その事業が結実した時には、英国と米国の政府とCovid-19ワクチンを供給する契約をすでに結んでいる。この契約により、GSKは英国に6000万回分のワクチンを、米国には1億回分のワクチンを提供することになるだろう。伝えられるところによると、アメリカ政府は、彼らの事業を加速させるために、すでに2社に165万ポンドを払い込んでいる。

 政府との契約を受けて以来、GSKの株価は約2%上昇した。一方、サー・パトリック・ヴァランスは、もしグラクソ・スミスクライン社(GSK)が首尾よくワクチン開発の取り組みに成功した際に、英国が十分なワクチン用量を確実に摂取できるように忙しくしている。

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 今週初め、ヴァランスは、今年の終わりにも最初のワクチが用意できる可能性があると述べた。しかし、より現実的な見通しは、2021年の前半だと注意を促した。そのことを明らかにしたことで、利益相反の可能性があるという疑惑を引き起こした。

 しかし、保健大臣のマット・ハンコックはこの可能性を否定した。「いいや、この種のことには規則があり、パトリック卿はそれらを十分に理解していると確信している」とハンコックはLBCラジオに語った。そして、「もしあなた方が、私のようにパトリック・ヴァランス卿を知っているなら、彼がこのウイルスに最善をつくして取り組む以外のことを行っているというのは、間違っている」と付け加えた。

 政府の広報官は、その正確な価値を明らかにしていないが、ヴァランスは2021年4月に満期となる特別賞与の後配株(訳注:配当金や残余財産の分配などで普通株よりも優先度が後になる株式)を保有している。広報官はまた、「政府の首席科学顧問(GCSA)の利益の管理は、その時の助言に沿って適切な処置がとられている」と述べた。

 広報官はまた、政府によるワクチンの買い上げは、「確固とした」承認体制に従ってよって行われおり、首席科学顧問がその商取引の決定に「口をはさむことはない」と付け加えた。

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 ワクチン開発は、英国がコロナウイルスの第二波に備えることから始まった。新しい症例数は再び増加しており、英国のいくつかの場所で、春の流行のピーク以来見られなかったペースで増加している。

 6,100人以上が一晩でコロナウイルスに感染したことが確認された。ハンコックによると、1日に最大10,000人が発症する可能性がある。この状況のために、ロンドンは新しい一連の制限を導入することになった。ボリス・ジョンソン首相によれば、この制限は最大6か月間継続される可能性がある。

 一方、英国とスウェーデンのアストラゼネカを含む一部の企業は、関連する規制当局からワクチンの緊急承認を求めている。


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