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コロナよりもコロナ対策に問題あり?研究結果によれば、英国の都市封鎖措置は、死亡者数を例年より数千人増加させている可能性がある。


<記事原文 寺島先生推薦>
Cure worse than the disease? Study says UK lockdown linked to thousands of excess deaths

RT 英国ニュース
2020年9月26日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年10月16日


 心臓発作や脳卒中を患う数千人の英国人が、治療を受けず自宅で死亡していることが、新しい研究で明らかになった。新しい政府の統計によると、都市封鎖措置の結果として75,000人が死亡すると予測されている。

 まずハート誌(訳注:英国の心臓医学雑誌)に掲載され、その後デイリー・メール紙(訳注:1896年創刊のイギリスでもっとも古いタブロイド紙)によって初めて報告された研究の調査結果によると、外出禁止令は深刻な病状に苦しむ無数の人々に病院を避けるよう促したようだ。同紙は、3月から7月にかけて、自宅での心臓病による死亡者数が過去6年間の平均より35%急増したと伝えた。具体的には過去6年間の平均よりも2,279人多い死亡者数だ。いっぽう、同期間(3月から7月)に病院での心臓と脳卒中による死亡者数は約1,400人減少している。もちろん、在宅でなくなった人の何人かは、入院するという選択をしたとしても死亡していた可能性はある。このことも計算に入れた研究者たちの推定によると、イングランドとウェールズで例年より合計2,085人多い死亡者があり、その原因は心臓発作や脳卒中患者が治療を求めることを拒否したことに関連している可能性がある、とのことだ。つまり、3月2日から6月30日まで、毎日17人が、本来なら死を免れていたのに、心臓発作で死亡してしまったことになる。

ALSO ON RT.COM

Boris’s new Covid restrictions are unscientific mumbo jumbo and an exercise in futility that will wreak havoc on millions


 上記の調査結果は、英国の抗コロナウイルス政策の悲惨な副作用を強調する以下の政府のレポートを裏付けるものとなっている。

 政府の緊急事態科学諮問グループ(SAGE)が最近発表したレポートによると、都市封鎖(lockdown)の結果として、今後5年間で75,000人近くがCovid-19以外の原因で死亡する可能性がある。そのうち30,000人以上の死因は、①癌が検出されない②手術が中止される③景気後退に関連する健康問題のため、の3点になるとのことだ。そして、人々が重要な医療を求めることを避け続けるならば、26,000人が死ぬとも予想されている。

 厳しい予測はすでに現実となっているようだ。国家統計局(ONS)が発表したデータによると、9月の初めの1週間で、自宅で亡くなった人が5年間の平均死亡数と比べて830人多かった。英国は過去8週間で、自宅で亡くなった人の数が例年より5,556人多かったのだが、同期間にCovid-19に起因する死亡は1,117人に過ぎなかったとテレグラフ紙(訳注:1855年に創刊されたイギリスの一般紙サイズの新聞)は伝えた。

 ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(訳注:英国の医師会が出している雑誌)が5月に発表した研究によると、イングランドとウェールズで見られた例年より多い死亡者数の中の3分の1だけが、コロナウイルスに関連している可能性がある。

 パンデミックの開始以来、英国は423,000のコロナウイルス症例を記録し、41,936人が死亡した。この国では最近、新たな感染が急増しているが、日々の死亡数は比較的安定している。


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