コロナウイルス検査の陽性患者の90%はほぼウイルスを運ばず、感染力もない、となるとこのウイルスの本当の影響力を理解するのが難しくなってくる。
<記事原文 寺島先生推薦>
Up to 90% who test positive for Covid barely carry any virus & aren't contagious, making it hard to grasp true scale of virus
RT 論説面
2020年9月3日
ピーター・アンドリューズ
By Peter Andrews, Irish science journalist and writer based in London. He has a background in the life sciences, and graduated from the University of Glasgow with a degree in genetics

米国の各地で行われている新型コロナ症例を診断する標準的な検査は、極端に精密な検査であることが明らかになった。この検査を受けた多くの人が「陽性」であると診断されているが、彼らは無症状でウイルスの感染源にはならないといことだ。
編集者より:この記事と見出しについては、記者により修正が加えられている。初出の記事は誤解を招きやすい記事であり、言外の情報が不足していたからだ。ロシア・トゥディは新型コロナウイルスの検査や流行感染と闘うため広く採用されている公的な医療措置 を支持している。
米国のウイルス学者のトップたちが驚いているのは、米国のコロナ検査が精密ではないという指摘だ。その指摘によると、この検査では「陽性か陰性か」の二者択一の結果しかわからないので、検査をする目的が達成できない、という指摘だ。つまり一人一人の感染力が分かるわけではないということだ。
米国の3つの州(ニューヨーク州、ネバダ州、マサチューセッツ州)の数値をみると、ある人の中で見つかるウイルスの量を考慮すれば、陽性と診断された人の90%は本当なら陰性と診断すべきであることがわかる。というのは、そのような人たちが運んでいるウイルスは本当に少量で、感染力がなく、他人に危険を与えることもなく、隔離される必要もないからだ。
つまり、日々大手メディアが発表している「陽性患者」のうち、本当に新型コロナウイルスで苦しんでいて、治療が必要で、他の人たちから隔離されないといけない人の数はごくわずかだ、ということだ。
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問題なのは精密さ、だ
さて、どうしてこんなことが起こってしまったのだろうか? その答えはコロナウイルスの検査に使われるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の精密さと関係がある。このPCR検査の結果が検査会社の方向性により変わる可能性があることが分かってきた。ほとんどの検査会社はPCRサイクル(訳注 PCRサイクルとは、特定のDNA断片を増幅させる操作のこと)の上限が40回という非常に高い精密度を持つ検査を採用している。つまりDNAの信号を増幅させるために、検査者からとったDNAの数を一気に40倍増やす、ということだ。
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しかし、このように信じられないくらい精密な検査を使用するということは、死滅したウイルスのほんの少しのかけらさえ検知するということだ。さらに、以前の感染症のウイルスの残りかすさえ検知してしまい、陽性という診断が出てしまう。カリフォルニア大学のウイルス学者ジュリエット・モリソン教授によると、PCRサイクルの上限が35回であっても多すぎて、ましてや40回などとんでもないことだそうだ。同教授はさらに、「40回のPCRサイクルで出た陽性という結果を人々が信じていることに驚いている」と述べている。しかし明らかに、米国のコロナ対策団は40回のPCRサイクルで出た陽性結果を信じているようだ。
感染蔓延が引き起こす「問題」の規模は、実際は私たちが信じるよう仕向けられているよりも、実際はずっと小さい。すべての政治家やメディアが社会封鎖措置や隔離措置や大規模なPCR検査を正当化するために持ち出しているものと比べたら、ほんのちっぽけな規模でしかない。 この問題の規模が予想以上に小さいことにびっくりする人もいるかもしれない。しかし、コロナウイルスの「症例者数」についての統計ならなんでも軽視する玄人から見れば、驚くことなど何もない。実際のところは、こんな数値に信頼を置く理由など何もなかったのだ。例をあげると、FDA(アメリカ食品医薬品局)は、陰性か陽性かを決定する方法が検査会社によってどう違うかを認識していなかったことを認めざるを得なくなっている。FDAは与えられた数値がどうあれ、ただその数値を了承するだけの機関だ。
しかし、ジャーナリストであるのなら、以下のことを問いただす正しい質問をすべきだったはずなのだ。それには、ほんの少しの常識があれば十分だったはずだ。その質問とは、「ウイルス専門家たちが先入観や自分の型を投げ捨てて、すぐ近くにある事実に基づいて行動を起こすにはどうすればいいか?」だ。
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目的に合ってない?
こうなってくると、米国で行われているコロナの検査は目的に合致していないのでないかという可能性が考えられる。専門家たちは全ての決定を、症例数や症例数から派生した数値をもとに行っているようだ。しかしあきらかに、専門家たちは、症例数と入院者数・死亡者数との関連を見ようとはしていない。この入院者数と死亡者数はここ数ヶ月無視されている。それなのに、専門家対は警鐘を鳴らし続ける。金切り声をあげながら、「もっと検査を増やせ」、と。どうにかして私たちを「新しい日常」に導くように。
このウイルスはこんなにも致死性が高いのだから、検査を受けて自分がウイルスを保持しているかどうか調べる必要があるという声もある。同様に、社会封鎖措置に疑問を投げかける多くの声も上がり続けている。「コロナを恐れぬ馬鹿者たち」やマスク着用に反対しているものたち。私は彼らの怒れる支持者だ。何かがおかしくなってしまった。いや、おかしいだけではない。めちゃくちゃだ。世界の中心的な科学者たちの権力が、たったひとつの特定の微生物について、魔女狩りの将軍の熱意とつながってしまった。人を殺す力などまずないウイルスなのに。最新の数値によると、英国ではコロナは死因の8番目だ。ウェールズではトップ10にも入っていない。
今この病気の発生地である武漢では、人々はプール遊びを満喫している。PCR検査や感染経路の追跡などはほとんど気にしていないようだ。ウイルスのことさえ、もう気にしていないようだ。中国政府によると、極度の社会封鎖措置が功を奏し、今コロナ患者は誰もいないそうだ。そんなことは生物学上ありえないのだが。おそらく、中国は検査を辞めて、良い生活をおくることにしただけだろう。こんな発想の転換が、米国や欧州ですぐ見られるようになるとは、まず考えられない。
Up to 90% who test positive for Covid barely carry any virus & aren't contagious, making it hard to grasp true scale of virus
RT 論説面
2020年9月3日
ピーター・アンドリューズ
By Peter Andrews, Irish science journalist and writer based in London. He has a background in the life sciences, and graduated from the University of Glasgow with a degree in genetics

米国の各地で行われている新型コロナ症例を診断する標準的な検査は、極端に精密な検査であることが明らかになった。この検査を受けた多くの人が「陽性」であると診断されているが、彼らは無症状でウイルスの感染源にはならないといことだ。
編集者より:この記事と見出しについては、記者により修正が加えられている。初出の記事は誤解を招きやすい記事であり、言外の情報が不足していたからだ。ロシア・トゥディは新型コロナウイルスの検査や流行感染と闘うため広く採用されている公的な医療措置 を支持している。
米国のウイルス学者のトップたちが驚いているのは、米国のコロナ検査が精密ではないという指摘だ。その指摘によると、この検査では「陽性か陰性か」の二者択一の結果しかわからないので、検査をする目的が達成できない、という指摘だ。つまり一人一人の感染力が分かるわけではないということだ。
米国の3つの州(ニューヨーク州、ネバダ州、マサチューセッツ州)の数値をみると、ある人の中で見つかるウイルスの量を考慮すれば、陽性と診断された人の90%は本当なら陰性と診断すべきであることがわかる。というのは、そのような人たちが運んでいるウイルスは本当に少量で、感染力がなく、他人に危険を与えることもなく、隔離される必要もないからだ。
つまり、日々大手メディアが発表している「陽性患者」のうち、本当に新型コロナウイルスで苦しんでいて、治療が必要で、他の人たちから隔離されないといけない人の数はごくわずかだ、ということだ。
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問題なのは精密さ、だ
さて、どうしてこんなことが起こってしまったのだろうか? その答えはコロナウイルスの検査に使われるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の精密さと関係がある。このPCR検査の結果が検査会社の方向性により変わる可能性があることが分かってきた。ほとんどの検査会社はPCRサイクル(訳注 PCRサイクルとは、特定のDNA断片を増幅させる操作のこと)の上限が40回という非常に高い精密度を持つ検査を採用している。つまりDNAの信号を増幅させるために、検査者からとったDNAの数を一気に40倍増やす、ということだ。
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しかし、このように信じられないくらい精密な検査を使用するということは、死滅したウイルスのほんの少しのかけらさえ検知するということだ。さらに、以前の感染症のウイルスの残りかすさえ検知してしまい、陽性という診断が出てしまう。カリフォルニア大学のウイルス学者ジュリエット・モリソン教授によると、PCRサイクルの上限が35回であっても多すぎて、ましてや40回などとんでもないことだそうだ。同教授はさらに、「40回のPCRサイクルで出た陽性という結果を人々が信じていることに驚いている」と述べている。しかし明らかに、米国のコロナ対策団は40回のPCRサイクルで出た陽性結果を信じているようだ。
感染蔓延が引き起こす「問題」の規模は、実際は私たちが信じるよう仕向けられているよりも、実際はずっと小さい。すべての政治家やメディアが社会封鎖措置や隔離措置や大規模なPCR検査を正当化するために持ち出しているものと比べたら、ほんのちっぽけな規模でしかない。 この問題の規模が予想以上に小さいことにびっくりする人もいるかもしれない。しかし、コロナウイルスの「症例者数」についての統計ならなんでも軽視する玄人から見れば、驚くことなど何もない。実際のところは、こんな数値に信頼を置く理由など何もなかったのだ。例をあげると、FDA(アメリカ食品医薬品局)は、陰性か陽性かを決定する方法が検査会社によってどう違うかを認識していなかったことを認めざるを得なくなっている。FDAは与えられた数値がどうあれ、ただその数値を了承するだけの機関だ。
しかし、ジャーナリストであるのなら、以下のことを問いただす正しい質問をすべきだったはずなのだ。それには、ほんの少しの常識があれば十分だったはずだ。その質問とは、「ウイルス専門家たちが先入観や自分の型を投げ捨てて、すぐ近くにある事実に基づいて行動を起こすにはどうすればいいか?」だ。
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目的に合ってない?
こうなってくると、米国で行われているコロナの検査は目的に合致していないのでないかという可能性が考えられる。専門家たちは全ての決定を、症例数や症例数から派生した数値をもとに行っているようだ。しかしあきらかに、専門家たちは、症例数と入院者数・死亡者数との関連を見ようとはしていない。この入院者数と死亡者数はここ数ヶ月無視されている。それなのに、専門家対は警鐘を鳴らし続ける。金切り声をあげながら、「もっと検査を増やせ」、と。どうにかして私たちを「新しい日常」に導くように。
このウイルスはこんなにも致死性が高いのだから、検査を受けて自分がウイルスを保持しているかどうか調べる必要があるという声もある。同様に、社会封鎖措置に疑問を投げかける多くの声も上がり続けている。「コロナを恐れぬ馬鹿者たち」やマスク着用に反対しているものたち。私は彼らの怒れる支持者だ。何かがおかしくなってしまった。いや、おかしいだけではない。めちゃくちゃだ。世界の中心的な科学者たちの権力が、たったひとつの特定の微生物について、魔女狩りの将軍の熱意とつながってしまった。人を殺す力などまずないウイルスなのに。最新の数値によると、英国ではコロナは死因の8番目だ。ウェールズではトップ10にも入っていない。
今この病気の発生地である武漢では、人々はプール遊びを満喫している。PCR検査や感染経路の追跡などはほとんど気にしていないようだ。ウイルスのことさえ、もう気にしていないようだ。中国政府によると、極度の社会封鎖措置が功を奏し、今コロナ患者は誰もいないそうだ。そんなことは生物学上ありえないのだが。おそらく、中国は検査を辞めて、良い生活をおくることにしただけだろう。こんな発想の転換が、米国や欧州ですぐ見られるようになるとは、まず考えられない。
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