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抗議グループ『スタンドアップX』の闘い――「非民主的」なCovid-19対策、すなわち現実的懸念と陰謀論を混同させる政策

<記事原文 寺島先生推薦>
Protest group Stand Up X fights against ‘undemocratic’ Covid-19 measures, mixing real concerns with conspiracy theories

RT UKニュース
2020年8月15日

クリス・スイーニー

author and columnist who has written for newspapers such as The Times, Daily Express, The Sun and Daily Record, along with several international-selling magazines. Follow him on Twitter @Writes_Sweeney

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年8月28日



 イギリスの抗議団体StandUpX『スタンドアップX』のメンバー数が増えている。彼らが抗議しているのは、主に抑圧的とも言えるCovid-19対策だが、5Gとワクチンにも反対している。とはいえ、彼らが最も重要だとしているのは、民主主義が脅威にさらされているということだ。

 『スタンドアップX』は最近、ロンドンのスーパーマーケット「モリソンズ」のにぎやかな店舗に押しかけてメガホン行進をおこなったことが話題になった。今週末にはロンドン、バーミンガム、ベッドフォード、ボーンマス、ノーウィッチなどイギリス全土でデモ行進が予定されている。

 『スタンドアップX』のフェイスブック投稿をたどっていくと、多くのイギリス国民が共有している懸念を目にすることになる。それは、Covid-19関連の政府による規制の行き過ぎであり、政府の提示する数字や政府の言っていることがコロコロ変わることであり、マスク着用と都市封鎖をきわめて厳格に強制することへの恐怖である。この三つが、さまざまな「議論」「陰謀論」とも見える意見のなかに混在している。そのなかにはワクチン反対の意見、5G基地局がウイルスを広めているという主張、コロナウイルスの存在そのものの否定などがある。『スタンドアップX』はすべての人に門戸を開放している。これがこのグループのメンバーの数が増えている理由かもしれない。

 RT『ロシア・トゥデイ』は『スタンドアップX』の上級メンバーで活動家のジョス氏に話を聞いた――彼は「モリソンズ」で事件に関わったが、狙われることを恐れて実名の公表を望んでいない。

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In a world of poverty and injustice, mask-hating Facial Justice Warriors have finally found a cause worth fighting for

 彼は言った。「私たちは覚醒を広めようとしている団体です。政府から『新常態』『新常識』がつぎつぎと出されて、私たちはそれを受け入れるよう命令されています。感染カーブを鈍化させるために3週間の都市封鎖がうちだされ、私たちはそれにも従いましたし、病院は入院患者が多すぎて困ってなどいないにもかかわらず、それから14週間後の今でも都市封鎖は一部続いています」

 『スタンドアップX』のメンバーが懸念しているのは、何も都市封鎖についてだけではない。多くの人々は、政府の命令によって人生のすべてをひっくり返されることを嫌っている。政府による「現状についての理解」「都市封鎖のような対策の指針となるべき科学についての理解」が、あまりにもお粗末だということが曝け出されてしまったからだ。

 「このような死亡率の低いウイルスに、このような規制はバカげており不必要です。私の見解では、一歩ゆずってこれが本物のウイルスであったとしても誇張されすぎています。彼らはこれをパンデミックと呼んでいますが、パンデミックと呼ぶには少なくとも死亡率は少なくとも人口全体の5%が必要です。ダン・エリクソン博士によれば、現在の死亡率は人口全体のわずか0.03%。それはきわめて少数であり、パンデミックではありません」と、ジョス氏は言う。

 カリフォルニアに拠点を置くエリクソン博士の主張は、ユーチューブとフェイスブックから削除されたもののうちのひとつだ。『フォックス・ニュース』での彼のインタビューのビデオも不正確な主張ということで削除された。死亡率は人口全体を基準にすると低くなるが、大半の医師が言っているのは、報告された事例(つまり発病者あるいは感染者)を基礎に死亡者数を出すことである。この基準を用いると、世界の死亡率は3.5%である。イギリスでは14.8%、アメリカでは3.2%、ロシアでは1.7%、スペインでは8.5%だ。
 [訳註:しかし、これはパンデミックかどうかを判断する基準としては使えない数字である。なぜなら、パンデミックかどうかを決めるのは、人口比による死亡率だからである。]

 『スタンドアップX』が矢も楯もたまらず行動に立ちあがったのは、報道内容を削除したり、医学者や科学者の発言を封じる権限が、なぜメディアに社会的にも伝統的にも与えられつづけてきたのか、ということに疑問を突きつける必要があったからである。

 ロンドン北部出身のジョス氏は、英国はあまりにも独りよがりにすぎると考えている。

 
「自分は大丈夫だと考え、何が起こっているか自分は分かっていると考えることは、危険な自信です。すべてに疑問をもつ必要がありますが、私たち英国人はそうしていないのです」


 「私たちは歴史の授業で、英国が戦争でいかに世界を救ったのか、いかに偉大な国なのか、と教えられています。かたやドイツでは、ドイツ国民は政府の危険性というものを知っています。彼らはかつて独裁国家を経験しているからです。ドイツのような場所よりもここ英国では、ずっと多くの人々が眠ったまま目覚めていません」
 (『スタンドアップX』のメンバーは、多くの陰謀論者と同様に、自分たちを「目覚め始めているひと」と表現する)

 「ドイツでは大規模なデモがおこなわれました。ドイツの通りにいる数千人もの人々の写真やビデオを見ましたが、英国ではその報道はありませんでした。ドイツ人はかつて自分の国で起こったこと(ナチスがやったこと)を覚えています。私はこれを文化的傷跡と呼んでいますが、私たち英国人はそういう傷跡をもっていないのです。ですから、私たちは疑ってみるということができないのです」

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The 5 tribes of coronavirus: Society has divided up in surprising, and not so surprising ways

 『スタンドアップX』の主な懸念のひとつは、そしてそれはメディアの注目を受けたものだが、政府によるマスク着用「義務化」の可能性である。「モリソンズ」での『スタンドアップX』の行動を、ニュース報道は「アンチ・マスク」と呼んだが、それは不正確だ、とジョス氏は言う。

 彼はRTに語った。「それは間違った言葉です。選択の自由というのが正しい言葉です。マスクをしたい人はそれでいい。しかし、いま起きていることは、誰もがマスクをつけなさいと言われていることであり、それが私たちの反対していることなのです。だから私たちはモリソンズを調べ、情報を広めるために、モリソンズを選びました。マスクを強制している唯一のスーパーマーケットチェーンだからです。行進では『マスクをはずせ』と叫びますが、私たちは誰かを脅そうとしているのではありません。マスクをしている人のところに行って、 彼らに言います。『マスクをすると、自分が吐き出した二酸化炭素を吸い込んでしまうのを知っていますか。バクテリアがマスクについていることを知っていますか』と」

 「私たちは今はマスクをする必要があると言われていますが、いわゆるパンデミックの最中は、人々はマスクをしないようにと言われました。政府はCovid-19の蔓延を止めるのにマスクが役立つと書いた広告を検閲し削除していたのです。でも、今度は突然マスクを着用しろというのです」とジョス氏は付け加えた。

 顔マスクについてのメッセージは、パンデミック宣言の期間中、じつに一貫性がなかった。その有効性は疑問視されてきたにもかかわらず、今や顔マスクはパンデミックから人々の安全を守るという愚かな考え、すなわち宗教的象徴に近いものにすらなってしまった。

 大西洋両岸にある欧米において、マスクは自宅にいるときも、同僚とテレビ電話をするときも着用すべきだとさえ提案されている。だから『スタンドアップX』のメンバーたちが警戒しているのは、マスク着用を拒否した場合に厳しい処罰が科される可能性だ。

 ワクチン接種も『スタンドアップX』の試金石のひとつだ。そして、このワクチン接種から「陰謀の臭い(におい)」が実際に現れ始めるのだ。当然のことだが、性急にCovid-19ワクチンが義務化されることを恐れているので、これまでに接種されたワクチンが有害であったことを、彼らはしばしばソーシャルメディア上で話している。

 彼らは、1946年のニュルンベルク綱領を引用している。その綱領では「予防的、診断的、治療的な医学的介入は、関係者の事前の、自由な、そして同意によってのみおこなわれるべきである」となっている。

 「『スタンドアップX』のイベントで、自分の子どもが以前のワクチンで被害を受けた人たちと私は何度も話しました。そうなのです。(本来なら臨床実験されるべきだったにもかかわらず)これらのワクチンは子どもたちに施行され、いま人体実験されているのです。いま新型コロナウイルス対策ワクチンが急造されていますが、この新型コロナウイルス・ワクチンでこれから何が起きるでしょうか」とジョス氏は言った。

 繰り返しになるが、ジョス氏にとって、それはどうやら議論のあらゆる側面に関わることであるらしい。

 「科学者の意見は分かれているのに、多くの大手メディアは一方の言い分しか伝えていません。また、ワクチンは体に良くないという科学的な議論があります。ワクチンには地球上で最も危険な金属として挙げられている水銀が含まれています。個人的には、血流中に水銀を入れたくないし、血流中にヒト胎児細胞を入れたくありません。ワクチンに何が含まれているかについての私の情報源は、オックスフォード大学のウェブサイトに載っています。そこにすべてリストアップされているので、だれでも閲覧可能です」

 このウェブサイトでは、水銀ベースのチオマーサル(チメロサールとしても知られる)にも言及している。ワクチンによく使われる防腐剤である。ワクチンに反対する人々は、ワクチンが自閉症を引き起こす可能性があると長いあいだ主張してきた。複数の医療機関が2000年初頭に自閉症との関連性を否定したにもかかわらず、このような疑問や意見は消えていない。

 組織活動のもうひとつのテーマは5Gだ。『スタンドアップX』は5G展開の中断を望んでおり、イギリス中で樹木が伐採されていると主張している。というのも樹木は信号を送るのに邪魔になるからだ。彼らは5G信号は人間に有害だと信じており、『スタンドアップX』のウェブサイトのトップページにさえ、その概要が書かれている。
 [訳注:5Gとは「第5世代移動通信システム」と呼ばれる高速大容量など特徴とする無線通信システム。このシステムは大きな健康被害をもたらすと研究者は警告し、世界中でその導入に反対する動きが広がっている]

 ジョス氏の説明は単純明快だ。「『スタンドアップX』の中で、5Gは一般的に良くないということでは意見が一致していますが、健康被害の内容については意見に違いがあります。私の意見では、私たち人間は電気を帯びた存在で、脳からの電気信号で手を動かすことができます。他の種類の電磁場や放射線が自分に影響を与えないと思っているなら、それは『ヒトの生物学』が分かっていないのです」

 このような主張をすると、いわゆる陰謀論だと言われ、メディアによる検閲という更に具体的な心配が出てくると彼は言う。

 「しかし、5Gについて否定的なことをあなたがメディアで聞くことはありません。というのは、大手メディアが、5G契約の提供も担当するOfcom(英国情報通信庁)によって規制されているためです。したがって、5Gについていっさい悪口は言えません。悪口を言えば、Ofcomが行動を起こすでしょう。これは公正公平であるべき公的機関の『利益相反』行為です」と彼は付け加える。

 「数百人もの科学者や医療専門家が5Gの発売に反対し更なるテストを要求するというヨーロッパ・アピールが出ました。しかし、それをメディアは無視しました」

 そのアピールが出されたのは、今年の1月だった。ブリュッセルで、200人の医師が、5Gを「人類と環境に関する『人体実験』」であると言及する公開書簡を発表した。

 これは、トラック&トレース(個人の行動を追跡し突き止める)への反対にもつながっている。というのは、トラック&トレースを助けるのが5Gネットワークだからだ。

 「トラック&トレースを使用すると、人を自宅に2週間も閉じ込めるよう命令できます。私たちはこのような管理統制には反対です。私たちを家に閉じ込める権利を彼らに与えるなら、それはもはや民主主義ではありません」と、ジョス氏は怒りで腹の虫が治まらない様子だった。

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The future is ‘CLEAR’ and it’s Dystopian: Virus hype ushers in a Covid 19-84 nightmare of restricted access

 ジョス氏は、都市封鎖が始まって以来、毎週末『スタンドアップX』のデモ行進に参加しているが、氏によれば、メンバーは年齢や人種の枠を超えている。指導者はいないと氏は言う。しかし、責任者はピアーズ・コービン(有名な社会主義政治家で元労働党党首ジェレミー・コービンの兄)だが、組織の決定は参加者の合意をもとになされている、という報道もある。

 グループはまた、彼らが完全に平和的な団体であることを強調する。ジョス氏は、彼らが反対派からの攻撃に直面しており、行進中にしばしば暴言を浴びせられていることを明らかにしている。

 ジョス氏は付け加えた。「反対派の人々は自分たちが正しいことをしていると思っているかもしれません。しかし、ある医師が首相に、これはただの悪いインフルエンザだと言ったと想像してみてください。この意見が正しいとすれば、ボリス・ジョンソンが大馬鹿者に見えます。何の理由もなくこのような制限を課したからです。仮定ですが、ジョンソン首相はCovid-19がそれほど悪質なウイルスではないと分かったので、今やそれを隠蔽しようとしているのかも知れません。彼はこれまであらゆることをして、自らの墓穴を掘ってしまいました」

 「『腹黒い』という言葉を使ったらいいのかどうかわかりませんが、彼らは自分たちの悪事・失態を隠蔽するために練りに練った工夫をしています。それが政治で起きていることです」

 「また、英国政府お抱えのSAGE(緊急時科学的諮問グループ)の、発表されたばかりの公開文書には、『メディアを使って個人的な恐怖感を高める』と記載されています。言い換えれば、それは恐怖を煽ることです。『恐怖を煽るために、われわれはこれらすべてを誇張するつもりだ』、これが彼らの言っていることなのです。たぶん、彼らはそれが最善だと思っているかもしれませんが、私にすれば、それは見当違いです。恐怖心が人を殺すからです」

 もし、これも陰謀論のように聞こえるならば、もう一度確認してほしい。その公開文書は、真の「行動する科学者」(つまり、科学せず、大衆の習慣や意識をプロパガンダ技術をつかって捜査することに行動する、括弧付きの科学者)がSAGEに対しておこなった助言であり、「説得・刺激・強制を駆使して、社会的距離という政策に従順に従う国民を増やす」ための選択肢を提言するものであった。

Also On RT:


Is public opinion on Covid-19 being shaped by facts – or ‘terrorized’ by propaganda?

 ボリス・ジョンソンの上級顧問ドミニク・カミングスがロンドンを離れ都市封鎖規則を破って長距離移動をしたことでメディアの過激な批判を受けた注目の事件は、ひょっとしたら策略だったのではないかとさえ、ジョス氏は疑っている。

 「カミングスの事件が起こったとき、私たちはちょうど都市封鎖の7週目に入るところでした。当然ニュースに載せるべきだったのは、なぜまだ都市封鎖を続けるのかということだったはずです。子どもたちは学校にも行っていないし、経済は破綻寸前のときでした」と、彼は言った。

 
「代わりに新聞ネタになったのはドミニク・カミングスのことでした。それは私には、陽動作戦のようにしか見えませんでした」



 またぞろ、報道が管理統制されていることや、私たちが何を見たり聞いたりできるのかについて政府やソーシャルメディアが完全な権限をもっているという懸念に舞い戻ってくる。

 ジョス氏は言った。「機械的なアルゴリズム(計算可能な形式的操作・処理)は物事の論理を踏み潰していくので、議論の別の側面を見つけるのは難しい。20人の医師がヒドロキシクロロキンについてや、それがいかにコロナウイルスの治療に役立つかについて話しているビデオがありましたが、私がそれを見る前に、ツイッターやユーチューブ上から削除されました。ドナルド・トランプはそれについてツイートしようとしましたが、彼のツイートも削除されました。WHOが推し進めようとしているのはレムデシビルだからです」

Also On RT:

Twitter YANKS doctor’s fierce defense of HCQ as Covid-19 ‘cure’ after Trump’s retweet, as skeptics question her credentials


 『スタンドアップX』の最初の抗議活動はわずか20人ほどだったが、いまや数千人を集め、グループによると、その数は急速に増加し続けている。そういうわけで、より多くのイベントが英国中でこれからもおこなわれる予定だ。

 彼らをクレイジーな陰謀論者の集団だと片付ける懐疑論者をどう考えたらよいのか?

 「私たちが少数派であることは分かっていますが、そんなことは問題ではありません。私は皆さんに、自分の頭で考え議論の両面を見て下さいと言いたいのです」と、ジョス氏は言う。

 「私たちは民主主義の中にいることになっています。だとすれば、私たちは、ワクチンを身体に入れるか否か、顔にマスクをつけるか否か、その選択権がなくてはならないのです」

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