階級分断。新しいデータによると、英国の労働者階級のほぼ3分の2がコロナウイルス危機中、自宅で仕事ができない。
<記事原文>
Class divide: Nearly TWO-THIRDS of British working class unable to do jobs from home amid Covid-19 crisis, new data reveals
RT UKニュース 2020年5月13日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年5月20日

新しい調査によると、Covid-19のパンデミックは、 英国の階級分断を明らかにしており、英国の労働者階級の家庭のほぼ3分の2が、仕事を家で出来ないことがわかった。一方、中流階級では、30パーセント以下だ。
データ分析会社YouGovは、5月12日に英国政府がコロナウイルの流行に対応するために導入されたロックダウン措置が、どう英国の労働者階級に影響を与えているかに焦点をあてた調査結果を公表した。 このデータは、5月8日から11日まで、つまりソーシャル・ディスタンス措置が、緩和される直前に集められたものだ。
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Men with blue-collar jobs are workers most at risk from Covid-19, says new study
ボリス・ジョンソン政権は、依然として市民たちにできる限り自宅で働くよう指導しているが、YouGovが発表した数字を見れば、英国民のかなりの人々(約40パーセント)が、仕事を自宅に持ち帰れないことが分かった
YouGovが出したデータで一番驚かされる結果のひとつは、労働者階級の家庭の65パーセントが、家で全く働いていないということだ。一方、中流階級の家庭では29パーセントだ。
このYouGovが出した数字の前に、英国国家統計局(ONS)が5月初旬にある調査を公表している。ONSの調査によると、調査対象だったイングランドとウェールズの中で最も恵まれていない地域では、10万人につき55.1人の死者が出ている。一方、より裕福な地域ではその値は 25.3 人だ。
さらに、英国人20人に1人が仕事を失ったという報告もある。これは、英国の労働人口の8パーセントにあたる。
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Poorest in England MORE THAN TWICE as likely to die from Covid-19 as richest, new stats reveal
5月13日(水)、英国人たちが、電車やバスでぎゅうぎゅう詰めになっている姿が見られた。ロックダウン措置が緩和されたことを受けてのことだ。これにはジョンソン首相のアドバイスもついていて、家で仕事が出来ない人たち(建設作業員や技師など)はそうすることが、もし「安全」というのであれば今の様に仕事場に出かけたら、というものだ。
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