<動画>チェルノブイリから上がった煙と埃が、キエフの空を灰色に染める
<記事原文 寺島先生推薦>
WATCH smoke from Chernobyl & dust turning Kiev sky gray
RT ワールドニュース
2020年4月17日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年5月2日
世界が滅亡するかのようなシーンが、4月17日、ウクライナの首都で、大量に観察された。山火事による煙と、強風によって運ばれる埃が、短時間ですみはしたものの、キエフが「世界で最も汚染された都市」という別名をつけられることになってしまった。
SNSへの書き込みによると、キエフの空は、朝になっても灰色のままで、住民たちは窓を閉めて、吐き気のするようなものが焼けるひどいにおいを家の中に入れないようにしないといけなかった。
大気汚染が急増したのは、先週の木曜日、4月9日からだった。汚染の中身の一部は、強風によって運ばれる埃だった。ウクライナは、今年の冬と春、異常に乾燥していて、それが、大量の粉塵の発生につながったと、地元の気象局は説明した。
大気中の粒子の他の原因は、ウクライナの一地域を焼失しつつある複数の山火事のせいだ。この山火事は、同じ強風によって煽られ、雨不足によっても勢力を増した。煙の一部は、キエフの北約100 kmにある廃炉になったチェルノブイリ原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域から発生しており、住民の健康への懸念は、さらに深くなっている。ウクライナ政府は、首都に到達した煙は、放射能の脅威をもたらさないことを住民に保証している。
17日の朝、ウクライナのメディアは、世界の大気汚染を追跡しているスイスのIQAir社からの情報を引用して、キエフが世界で最も汚染された都市になったと報じた。しかし、現時点では、ウクライナの首都キエフはランクを下げ、現在ワースト3位だ。
ALSO ON RT.COMWildfire rips through Chernobyl’s exclusion zone, raging just TWO MILES from crippled nuclear plant (PHOTO, VIDEO)
キエフの住民達は、家にとどまるよう勧められている。一方、大気の状態は悪いままだ。さらに、住民達には、家から出てはいけない別の理由がある。世界中の他の都市と同様に、キエフは今、隔離状態にある。新鮮な空気の不足は、ソーシャル・ディスタンスのストレスをさらに大きくするであろうことは、間違いない。
WATCH smoke from Chernobyl & dust turning Kiev sky gray
RT ワールドニュース
2020年4月17日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年5月2日
世界が滅亡するかのようなシーンが、4月17日、ウクライナの首都で、大量に観察された。山火事による煙と、強風によって運ばれる埃が、短時間ですみはしたものの、キエフが「世界で最も汚染された都市」という別名をつけられることになってしまった。
SNSへの書き込みによると、キエフの空は、朝になっても灰色のままで、住民たちは窓を閉めて、吐き気のするようなものが焼けるひどいにおいを家の中に入れないようにしないといけなかった。
大気汚染が急増したのは、先週の木曜日、4月9日からだった。汚染の中身の一部は、強風によって運ばれる埃だった。ウクライナは、今年の冬と春、異常に乾燥していて、それが、大量の粉塵の発生につながったと、地元の気象局は説明した。
大気中の粒子の他の原因は、ウクライナの一地域を焼失しつつある複数の山火事のせいだ。この山火事は、同じ強風によって煽られ、雨不足によっても勢力を増した。煙の一部は、キエフの北約100 kmにある廃炉になったチェルノブイリ原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域から発生しており、住民の健康への懸念は、さらに深くなっている。ウクライナ政府は、首都に到達した煙は、放射能の脅威をもたらさないことを住民に保証している。
17日の朝、ウクライナのメディアは、世界の大気汚染を追跡しているスイスのIQAir社からの情報を引用して、キエフが世界で最も汚染された都市になったと報じた。しかし、現時点では、ウクライナの首都キエフはランクを下げ、現在ワースト3位だ。
ALSO ON RT.COMWildfire rips through Chernobyl’s exclusion zone, raging just TWO MILES from crippled nuclear plant (PHOTO, VIDEO)
キエフの住民達は、家にとどまるよう勧められている。一方、大気の状態は悪いままだ。さらに、住民達には、家から出てはいけない別の理由がある。世界中の他の都市と同様に、キエフは今、隔離状態にある。新鮮な空気の不足は、ソーシャル・ディスタンスのストレスをさらに大きくするであろうことは、間違いない。
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