もしCovid-19がインフルエンザより致命的でないと示すデータが正しいならば、世界はロックダウン戦略を見直すべき時ではなかろうか
<記事原文 寺島先生推薦>
If new data suggesting Covid-19 no more lethal than FLU is correct, should the world REVERSE its lockdown strategy?
RT Op-ed 2020年4月18日
ピーター・アンドリュース(ロンドンを拠点とするアイルランド人の科学ジャーナリスト・作家。生命科学を専門としグラスゴー大学で遺伝学の学位を取得。)
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年4月30日

日々、私たちはコロナウイルスについて情報を得ているが、これまでに示されたいくつかの研究をみれば、我々はウイルスの実体よりもその影に怯えていると言える。最初のパニックが終わった今、ロックダウン計画を再評価するときがきたようだ。
最近のスタンフォード大学の調査研究によると、実際のCovid-19の感染率は発表された公式の数字よりおよそ50倍から85倍多いことを明らかにした。その調査では、サンタ・クララ郡の3300人について抗体検査を行った。抗体は感染し回復したあとに血液中につくられるが、サンタ・クララでの同大学の調査では、示された公式数字よりかなり多くの抗体が確認された。
もしその調査結果が(まだ同等の専門家による再調査されなくてならないが)が正しいなら、Covid-19の致死率は、なお一層、かなり低いことになる。致死率は0.14%以下となり、季節性インフルエンザと同等か、それより低くさえある。これは良い知らせである。
参照記事
Covid-19 much more widespread than thought, and NO MORE DEADLY THAN FLU, suggests new Stanford study
より大規模な研究が進行中であるが、これらの調査結果がコロナウイルスの議論から外されるべきではない。このような研究成果は直ちに公的健康衛生担当の上層部全員に、そして最善策を政府に進言している免疫学者たちに届けらなければならない。私たちは行動を変える時期にきているのかもしれない。
危機の新しい局面
ジョン・リー医師(イギリス人の元病理専門医)は「我々はコロナウイルスについてあまり知らないだけだ」と強く主張してきた。「事実として提示されてきた極めて多くのことは、実際は仮説や推測や憶測である。それらはウイルスがどのように振舞うかについてのモデルから導かれたことであるが、これらのモデルは欠陥のある検査記録そして様々な国からもたらされた大いに変わりやすいデータに基づいているため、政治家は国民に説く時には、自分が科学的であるかのように振舞うべきではない」と最近のテレビ出演の際に述べている。
「事実が変わると、私は決心を変える」とはあの偉大な経済学者のジョン・メイナード・ケインズの言葉である。座右の銘としたい言葉である。政治家たちは方針を変更すると自分の立場が困ることになると恐れるあまり、以前に選択した行動に縛られるべきではない。それは結局自分をより困った立場にしてしまう。国民の利益より自分の政治的利益を優先することは、あまりにも危険な賭けである。
参照記事
Possibly ‘deepest since Great Depression’: UN chief Guterres warns about pandemic-induced economic downturn
我々はウイルス危機の第2段階に入った。第1段階は、その危害の可能性が無制限のように思えた見えざる敵に対する緊急行動であった。あらゆる政府は緊急ボタンを押すしかないと感じた。そしてドミノ倒しのように3月中頃から前例のないロックダウンという手段をとった。
しかし、現在、事態が世界の多くのところで安定化し、そして明らかにイタリア、スペイン、中国、オーストラリアといった被害の甚大なところで下火になっている。この嵐の後の静けさの中で、政治家そして政府に助言している公的健康衛生の専門家たちは、未来に向けて、その根拠を再調査し、新たな、そして焦点の絞られた行動計画を決定する時である。
If new data suggesting Covid-19 no more lethal than FLU is correct, should the world REVERSE its lockdown strategy?
RT Op-ed 2020年4月18日
ピーター・アンドリュース(ロンドンを拠点とするアイルランド人の科学ジャーナリスト・作家。生命科学を専門としグラスゴー大学で遺伝学の学位を取得。)
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年4月30日

日々、私たちはコロナウイルスについて情報を得ているが、これまでに示されたいくつかの研究をみれば、我々はウイルスの実体よりもその影に怯えていると言える。最初のパニックが終わった今、ロックダウン計画を再評価するときがきたようだ。
最近のスタンフォード大学の調査研究によると、実際のCovid-19の感染率は発表された公式の数字よりおよそ50倍から85倍多いことを明らかにした。その調査では、サンタ・クララ郡の3300人について抗体検査を行った。抗体は感染し回復したあとに血液中につくられるが、サンタ・クララでの同大学の調査では、示された公式数字よりかなり多くの抗体が確認された。
もしその調査結果が(まだ同等の専門家による再調査されなくてならないが)が正しいなら、Covid-19の致死率は、なお一層、かなり低いことになる。致死率は0.14%以下となり、季節性インフルエンザと同等か、それより低くさえある。これは良い知らせである。
参照記事
Covid-19 much more widespread than thought, and NO MORE DEADLY THAN FLU, suggests new Stanford study
より大規模な研究が進行中であるが、これらの調査結果がコロナウイルスの議論から外されるべきではない。このような研究成果は直ちに公的健康衛生担当の上層部全員に、そして最善策を政府に進言している免疫学者たちに届けらなければならない。私たちは行動を変える時期にきているのかもしれない。
危機の新しい局面
ジョン・リー医師(イギリス人の元病理専門医)は「我々はコロナウイルスについてあまり知らないだけだ」と強く主張してきた。「事実として提示されてきた極めて多くのことは、実際は仮説や推測や憶測である。それらはウイルスがどのように振舞うかについてのモデルから導かれたことであるが、これらのモデルは欠陥のある検査記録そして様々な国からもたらされた大いに変わりやすいデータに基づいているため、政治家は国民に説く時には、自分が科学的であるかのように振舞うべきではない」と最近のテレビ出演の際に述べている。
「事実が変わると、私は決心を変える」とはあの偉大な経済学者のジョン・メイナード・ケインズの言葉である。座右の銘としたい言葉である。政治家たちは方針を変更すると自分の立場が困ることになると恐れるあまり、以前に選択した行動に縛られるべきではない。それは結局自分をより困った立場にしてしまう。国民の利益より自分の政治的利益を優先することは、あまりにも危険な賭けである。
参照記事

Possibly ‘deepest since Great Depression’: UN chief Guterres warns about pandemic-induced economic downturn
我々はウイルス危機の第2段階に入った。第1段階は、その危害の可能性が無制限のように思えた見えざる敵に対する緊急行動であった。あらゆる政府は緊急ボタンを押すしかないと感じた。そしてドミノ倒しのように3月中頃から前例のないロックダウンという手段をとった。
しかし、現在、事態が世界の多くのところで安定化し、そして明らかにイタリア、スペイン、中国、オーストラリアといった被害の甚大なところで下火になっている。この嵐の後の静けさの中で、政治家そして政府に助言している公的健康衛生の専門家たちは、未来に向けて、その根拠を再調査し、新たな、そして焦点の絞られた行動計画を決定する時である。
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