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ジュリアン・アサンジに関して英国高等裁判所の判断が意味するもの

<記事原文 寺島先生推薦>
What UK High Court’s decision in Julian Assange case means
獄中のウィキリークス創設者(アサンジ)は米国への身柄引き渡しに対抗するため、限られた新しい機会を与えられ、再び訴訟を行うことを許可された。
出典:RT 2024年3月26日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年3月28日


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ファイル写真: ロンドンの王立裁判所前で集会を行うジュリアン・アサンジ支持者。© Dave Benett / Dave Benett / Getty Images


ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジは火曜日(3月26日)、米国への身柄引き渡しを回避するための英国での長年の法廷闘争に勝利を収めた。彼の現在の状況はあまり変わっていないが、弁護側は法廷での新たな一日を与えられることになった。

アサンジ(52歳)は2019年以来、英国の最高警備刑務所に収容されている。彼は保釈違反の裁判を待つ間、通常は危険な犯罪者しか入れないベルマーシュ刑務所で独房に耐えている。米国は逮捕の1カ月後に米国の諜報活動取締法(スパイ法)により彼を起訴し、ワシントンの弁護士は身柄引き渡し請求を進めている。支持者たちは、彼は政治的な理由で米国と英国に迫害されていると言っている。

2021年、英国の連邦地裁判事は、アサンジ容疑者が米国に拘束されている間に自殺する可能性を認め、身柄引き渡しを拒否した。ただし、弁護側の他の主張は退けた。米側はこの決定を不服とし、容疑者が誤った扱いを受けないという保証を提示した。

結果的に米国が勝訴し、2022年6月、当時のプリティ・パテル内務大臣はアサンジを米国に送ることを許可した。何度かの挫折の後、彼の弁護団は2月に高等裁判所に、彼らの裁判の大部分が却下されたことに異議を唱える機会を求めた。

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関連記事:アサンジの妻、英国の移送決定に先立って「公正な裁判」を求める。

ビクトリア・シャープ判事とジェレミー・ジョンソン判事は火曜日(3月26日)、被告人の権利が守られることをさらに保証するために米国に3週間の猶予を与え、身柄引き渡しを停止するよう命じた。

英国が特に求めているのは、アサンジが独房に入れられたり、隔離されたりすることはないという確約である。オーストラリア国籍のアサンジが、アメリカの連邦刑務所のいわゆる通信管理ユニット(CMU)に入れられるのではないかという懸念がある。ウィキリークスは、著名な権利団体によれば、アメリカの保証は「本質的に信頼できない」と指摘している。

もし今週、判事がアサンジに不利な判決を下していたら、英国の裁判制度における彼の選択肢は尽きていただろう。外国が介入しない限り、彼は24時間から28日以内に米国の拘束下に置かれる可能性があった。彼の弁護団は、欧州人権裁判所に緊急差し止め命令を求める嘆願書を提出する予定だった。

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関連記事:アサンジは司法取引で米と対話―WSJ

アサンジ支持者たちによれば、彼は、イラクとアフガニスタンでの軍事作戦中の犯罪容疑の証拠を含む、厄介な国家機密を公開したことで、アメリカの報復に直面しているという。

この事件は西側の報道の自由に重大な影響を与える。オバマ大統領は、透明性活動家のアサンジのジャーナリズム活動が従来のメディアと変わらないという、いわゆる 「ニューヨーク・タイムズのジレンマ」を理由に、アサンジの告発を拒否したという。

ドナルド・トランプ政権下の司法省は、内部告発者チェルシー・マニングが2010年にウィキリークスに機密文書をリークした際、アサンジがそれを幇助したと告発した。

ジョー・バイデン大統領は、起訴の取り下げを求める声を拒否している。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)によると、米政府はアサンジと司法取引を行うことを検討しているという。司法取引では、アサンジは身柄引き渡し要求の撤回と引き換えに軽犯罪の罪を認めることになる。
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