fc2ブログ

民主主義が機能している国、ロシア

<記事原文 寺島先生推薦>
Russia — A Democracy that Works
筆者:ポール・クレイグ・ロバーツ(Paul Craig Roberts )
出典:ポール・クレイグ・ロバーツ個人のブログ 2024年3月18日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年3月21日


75%の投票率で、投票者の87%がプーチンに投票した。

そう、この選挙では不正などなかった。米国民は自国の選挙で不正が横行することに慣れすぎてしまって、すべての外国でも同じように不正がおこなわれている、と勘違いしているようだ。愚かな米国報道機関は、即座に誰かに命じられたお題目を唱え始めた。「胡散臭い選挙だ」と。もちろんこれらの報道機関が、米国の選挙が胡散臭い、と報じることはない。たとえ、こっそりと投票総数が書き換えられることがあっても。

ロシアでこのような高い投票率が見られたのは、プーチンがバイデンではなく、ドナルド・レーガンのように国をまとめようとすることに焦点を置いている指導者だからだ。ロシアの国家的視点から考えれば、プーチンが言っていることと合致しないものはまずない。 先日プーチンがロシア国民に呼びかけた内容からわかることは、プーチンが心配していることや積極的に取り組もうとしていることは、家族や兵たちを支援することだ。自分の利益のために職に就いたり、その職を利用したりしようとしていない指導者を持つ国は、いまはほとんど存在しない。

ロシアと米国の関係に関しては、何の希望ももてない。米国の軍/安全保障複合体の予算と力や武器産業を取り囲む強力なロビー活動、選挙資金が提供されることで選ばれている議会、そしてCIA、FBIなどには敵が必要なのだ。ロシアは格好の敵だ。米国民は何十年間も続いた冷戦時代のせいで、「ロシアの脅威」というものが実在すると思い込まされてしまった。

ロシアの投票率が高いもうひとつの理由は、米国の対中東外交政策が、イスラエル系圧力団体に抑え込まれていることだ。このイスラエル系圧力団体は、米国軍産複合体につぐ2番目の力を有しており、しばしばこの両者は共闘する。イスラエルの中東における関心は、ロシアのものとは相容れない。イスラエルの関心はイランの破壊にあり、そうなればCIA子飼いの「イスラム教聖戦士たち」がロシア連邦内や旧ソ連中央アジア地方になだれ込む通路が生じてしまう。ウクライナの場合とは異なり、その数は多くなるだろう。

プーチンには善悪の概念がある。西側では悪と直面させられることを彼は学び始めている。ロシア正教会もそのことを理解し、プーチンを支援している。

20世紀の冷戦期に流れていた、ラジオ局の「ボイス・オブ・アメリカ」や「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」からの宣伝にいまだに影響されているロシア国民もいる。しかしアレクセイ・ナワリヌイに対する政治的な支援が不足していた事実や、プーチンに反対する抗議活動への支援がなかった事実からすると、 ロシア国民は米帝国からの脅威に直面しているいま、国の団結が必要であることを理解しているようだ。

現在、米国において、民主党と企業は国境を広く開放することで、カネがかかる米国の被雇用者と共和党に投票する人々を、(不法移民者たちと)入れ替えようとしている。米国と西側社会全体の連帯はアイデンティティ政治により破壊された。西側社会においては自分の国の国民基盤を代表する政府は存在しない。各国政府が代表としているのは支配者層の利益だけだ。トランプ大統領はそれを変えようとしたが、その結果どうなったかは見ての通りだ。
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

> ロシア国教会ではなくロシア正教会でしょう
> Orthodox Church は正教会としか訳せません

cowboy2 さん
ご指摘、ありがとうございました。
直しておきました。
管理人

No title

ロシア国教会ではなくロシア正教会でしょう
Orthodox Church は正教会としか訳せません

プロフィール

tmmethod

Author:tmmethod
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
最新記事
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
最新コメント