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ウクライナ紛争に対する楽観論は「時期尚早」または「妄想」だった – ニューヨーク・タイムズ

<記事原文 寺島先生推薦>
Optimism on Ukraine conflict was ‘premature’ or ‘delusional’ – NYT
ウクライナが勝利寸前だという西側の憶測は「絶望と危険回避」に取って代わられた、との報道
出典:RT 2024年2月19日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年3月1日


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先週、ロシア軍が同市に進軍する中、アブデーフカ郊外に立つウクライナ兵士たち。ヴラダ・リベロワ/ゲッティイメージズ


報道によると、ロシア軍が戦場で戦果を上げ、米国のウクライナ支援継続に対する疑念が高まる中、ウクライナを支援する西側諸国の感情はこの1年で 、楽観的で希望に満ちたものから「不安で行き詰まった」ものに変わったという。

ニューヨーク・タイムズ紙は月曜(2月19日)、西側諸国の態度の変節が明らかに見られたのは、ウクライナの指導者とその支援者らが週末にミュンヘン安全保障会議に集まった際である、と報じた。参加者は、2023年2月に同じ催しを開催した際には「予想していなかった対立」があった、と述べた。

同紙は、「今回の陰気な雰囲気は、ほんの一年前とはまったく対照的だった。参加者の多くは同じ顔ぶれの、情報機関長官や外交官、寡頭政治家や分析家でしたが、当時はみな、ロシアはウクライナで戦略的敗北の瀬戸際にあるのではないか、と考えていた。今回は、2022年2月24日の侵攻前に存在した国境にロシア人を追い返すのに何ヶ月かかるのか、という話も出た」と報じた。

「当時の楽観主義は、良く言えば時期尚早、悪く言えば妄想的であったようです。」

今年のミュンヘンでのこの集会は、ロシア軍がドネツク近郊の住宅地を砲撃するためにキエフ軍が10年近く使用していたドンバスの重要な拠点であるアブデーフカを解放した時期に開催された。この激戦の勝利を背景に、西側報道機関はロシアが開発中だとされる対衛星核兵器に関する懸念を報じていた。

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関連記事:‘Wind is blowing against the West’ – Borrell

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の「敵対者への反撃」能力に対する不安が増大し、ウクライナ最大の武器と現金の供給国である米国が欧州の同盟諸国を見捨てるのではないかとの懸念がさらに増幅した、とニューヨーク・タイムズ紙は伝えた。米下院共和党はこれまでのところ、ジョー・バイデン大統領によるウクライナへの600億ドルの追加支援要請の承認を拒否している。今年の大統領選挙でバイデン氏の対抗馬となる可能性が高いドナルド・トランプ氏は、ウクライナを交渉の座につかせることで紛争を終わらせるよう主張した。

「ミュンヘン安全保障会議の会議時間は1時間にも満たず、会議では、議会がウクライナへの新たな武器の資金提供方法を見つけられないのかどうかや、もしその方法が見つからなかった場合、ウクライナがどのくらい持ちこたえることができるのかという問題には会話が及ばなかった。そして、ドナルド・トランプの名前が言及されることはめったになかったが、彼がNATOから脱退するという脅しを実行するかどうかという見通しが、対話の大部分に影響を及ぼした」とニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

関連記事:US and allies trying to avoid Ukrainian military collapse – Politico

西側諸国がすでにロシアに対して「利用可能なほぼすべての制裁」を課していることを考えると、西側諸国政府が何ができるかについてはほとんど議論されなかった、と同紙は報じた。ウクライナのドミトリー・クレバ外務大臣は、ウクライナの西側同盟諸国が十分な速さで武器を生産できていないことを嘆き、「2024年、我が国は国民の命を犠牲にすることで、防衛産業に生産を拡大する時間を与えることになります」と述べた。
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