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ラテン・アメリカの「犯罪人」に対するトランプの行動は大陸を戦争に導きかねない


RTルセフ・インタビュー
ブラジル前大統領ジルマ・ルセフ

ベネズエラを含む南アメリカの政治に介入しようとするワシントンの試みは「極めて危険」で、「内戦にいたるかも知れない」と、前ブラジル大統領ジルマ・ルセフはRTに語った。彼女はさらに、アメリカは既に中東において誤りを犯し、イスラム国を強化することになった(ISは前のISIS, ISIL)、と付け加えた。
RTルセフ・インタビュー
「我々の大陸は140年間平和に暮らしてきた。大統領選挙を強いてベネズエラの合法的憲法制定過程を妨害しようとする試みは、極めて危険で内戦になる可能性がある」とブラジルの政治家はRTモスクワとのインタビューで語った。

トランプ大統領はベネズエラ政府を「独裁政権」と呼び、ベネズエラはワシントンからの新たな制裁を受けている。ラテンアメリカ諸国の大きな反対派の抗議運動の中で、アメリカはベネズエラ政府が民主主義を厳しく取り締まっていると非難している。8月にアメリカの指導者はベネズエラ大統領ニコラス・マドゥーロに対して「軍事的選択枝」もあると言及した。

それに対してカラカスは、ワシントンが国際問題に介入していると非難した。アメリカを「侵略者」と呼び、「政治的心理的テロリズム」で外国の体制転覆を狙っていると非難した。

ブラジル前大統領は、トランプの行動を分析し、予測することは難しいと言いながらも、唯一確かに言えることは、トランプの振る舞いが「極めて無責任で犯罪的でさえある」ことだと述べた。

ルセフは続けて、ベネズエラ政府は反対派に平和的に権力を委譲することに同意しないだろうと言う。彼女は地元反政府勢力の本質を分析できないとしながらも、世界の現代史はアメリカが「しばしば反対派に関して誤りを犯してきた」ことを示していると述べた。

「(ワシントンは)『反対派は民主主義の支援者である』と言う。彼らはシリアの反対は勢力についてもそう言ってきた。イスラム国が現れたが、民主義とは全く別物である。

今や「トランプがベネズエラで軍事介入の可能性を否定しない」ことで、アメリカがラテンアメリカで同じシナリオを使いたがっていることは明白であると、ブラジルの政治家ルセフは再びその地域の内戦について警告した。

「それは決してよい方向には向かわない」と彼女は言った。

[記事原文]
http://www.rt.com/news/406157-rousseff-trump-latin-america-war/

<新見コメント>-----------------------------------------------

元ブラジル大統領はルセフは、弾劾裁判にかけられ失職した。「国債横領や財政の不適切な管理を巡る告訴理由とされるものは、本質的に、でっち上げ」(「投げ捨てられるブラジル民主主義」16.4.3)であった。アメリカが支援する政権転覆だ。その彼女が、ベネズエラがアメリカの介入によって危機に瀕していることを警告している。

トランプは8月「軍事的選択を除外するつもりはない」とベネズエラを軍事介入で威嚇した。そしてマドゥロ大統領の新制憲議会選挙を「違法」だと非難し、マドゥロを含む30人のアメリカ資産凍結、アメリカへの旅行禁止、アメリカ人が彼らと事業を行うことを禁じる制裁を課した。次は海兵隊の海外派遣か?(「アメリカ合衆国に攻撃される可能性が最も高い国リストにベネズエラを加えたトランプ大統領」8.25)

ベネズエラは過去数ヶ月の間で、67人の死者と1200人以上の負傷者が出ているが、武器を持った右翼反政府派が警官を爆弾で攻撃し、パトカーを炎上させ、火炎瓶や高度な爆発物を警官や、政府当局めがけて投げていることを、欧米主流マスコミは報じない。
(「ベネズエラがホワイト・ハウスに照準を定められているのは一体なぜか」17.6.17)

このルセフの発言は短いですが、ラテン・アメリカへのアメリカの介入を理解する上で重要なものです。上記三つの引用はいずれも「マスコミに載らない海外記事」より。
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