中国政府高官の憶測と呼びかけ:「武漢にコロナウイルスを持ち込んだのはアメリカ人かもしれない。事実を明らかにせよ!」
<記事原文 寺島先生推薦>
Where was your patient zero?’ Chinese official speculates AMERICANS may have infected Wuhan at army games & calls to ‘come clean
RT ワールドニュース 2020年3月13日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年4月4日

中国外務省スポークスパーソンの趙立堅は、米国当局がコロナウイルスの起源について隠している内容を明らかにするよう要求した。コロナウイルスが米軍によって中国にもたらされたかもしれないことまで示唆した。
趙は木曜日のツイートで、「疾病管理予防センター(CDC)」のロバート・レッドフィールド所長がビデオで、アメリカではコロナウイルスの検査が可能になる以前に、コロナウイルスによる死者が数人いたことを明らかに認めていることを指摘し、レッドフィールド所長にすべてを話すよう呼びかけた。
「武漢にコロナウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれない」と趙は示唆し、CDC――さらには米国全体――に「すべてを明らかに」、そして「患者第一号」が診断された場所と時期についての情報を提供するよう呼びかけた。
ビデオの中で、レッドフィールドは、コロナウイルスのいくつかのケースは、インフルエンザとして誤って分類されたことを認めた。当時医療従事者がコロナウイルスの正確な検査法を持っていなかったためだ。彼は、インフルエンザと誤診された最初のケースがいつだったかについては詳しく述べていない。「そんな風に診断されたケースもある」と述べるに止まった。
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患者についての詳細や死亡者の年表がないため、憶測が渦巻いている。趙の「説」は特に、10月の「軍人スポーツ世界大会」のため武漢市にやってきた米軍派遣団に焦点を当てている。この時から何週間も経過した12月に武漢市はコロナウイルスの発生を確認しているのだ。この派遣団は300人のアスリートで構成され、4年に一度開催されるこのマルチスポーツイベントに参加した。
高名な政治家として趙だけが、武漢での「軍人スポーツ世界大会」とコロナウイルスが持ち込まれたタイミングについて疑惑の声を上げているわけではない。他にもマレーシアのマティアス・チャン元首相などは、1月、米国が中国に対して仕掛けたバイオ戦争の発端であるとして「軍人スポーツ世界大会」に焦点を当て、同様の憶測を提示した。
世界保健機関(WHO)は、現在コビド19パンデミックとなっているものは、2019年12月31日に中国の武漢でコロナウイルスの流行として最初に報告されたと述べている。致命傷に至るこのコロナウイルス起源の探索は、今も進行中である。二つの矛盾する見方がある。ひとつは武漢の食品市場、とくにそこで売られているコウモリ――地元の珍味――を非難するもの。もうひとつはパンゴリン――絶滅の危機に瀕している鱗状哺乳類――から人間にコロナウイルスが移ったかもしれないという考えだ。
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正統性という点では少し難があるが、「悪意」を示唆する考え方もある。イランのエリート革命防衛隊長は先週、コビド19は「アメリカによるバイオ攻撃の産物である可能性があり、最初は中国に、そしてイランや他の国々に広められた」とセンセーショナルに主張した。
これまでのところ、動物と人間の両方を非難するこれらの説の問題点は、直接的な因果関係の証明が確立されていないことであり、中国の「患者第一号」の身元も不明のままである。そして、それは中国だけではない:ワシントン州――中国旅行から帰国した旅行者の最初の感染を確認したようだし、隔離もしっかり行い、数十人の接触者の身元も把握し、その動向もモニターしていた――においてもコロナウイルスは何らかの形でとにかく広がり始めた。アップル社の共同創設者であるスティーブ・ウォズニアックもある時点で、彼と彼の妻は、米国の「患者第一号」であったかもしれないと主張した。中国から帰国し、ひどい咳が出た後のことだ。しかし、その後彼の妻の診断は「鼻炎」だということが明らかになっている。
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RT ワールドニュース 2020年3月13日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年4月4日

中国外務省スポークスパーソンの趙立堅は、米国当局がコロナウイルスの起源について隠している内容を明らかにするよう要求した。コロナウイルスが米軍によって中国にもたらされたかもしれないことまで示唆した。
趙は木曜日のツイートで、「疾病管理予防センター(CDC)」のロバート・レッドフィールド所長がビデオで、アメリカではコロナウイルスの検査が可能になる以前に、コロナウイルスによる死者が数人いたことを明らかに認めていることを指摘し、レッドフィールド所長にすべてを話すよう呼びかけた。
2/2 CDC was caught on the spot. When did patient zero begin in US? How many people are infected? What are the names of the hospitals? It might be US army who brought the epidemic to Wuhan. Be transparent! Make public your data! US owe us an explanation! pic.twitter.com/vYNZRFPWo3
— Lijian Zhao 赵立坚 (@zlj517) March 12, 2020
「武漢にコロナウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれない」と趙は示唆し、CDC――さらには米国全体――に「すべてを明らかに」、そして「患者第一号」が診断された場所と時期についての情報を提供するよう呼びかけた。
ビデオの中で、レッドフィールドは、コロナウイルスのいくつかのケースは、インフルエンザとして誤って分類されたことを認めた。当時医療従事者がコロナウイルスの正確な検査法を持っていなかったためだ。彼は、インフルエンザと誤診された最初のケースがいつだったかについては詳しく述べていない。「そんな風に診断されたケースもある」と述べるに止まった。
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患者についての詳細や死亡者の年表がないため、憶測が渦巻いている。趙の「説」は特に、10月の「軍人スポーツ世界大会」のため武漢市にやってきた米軍派遣団に焦点を当てている。この時から何週間も経過した12月に武漢市はコロナウイルスの発生を確認しているのだ。この派遣団は300人のアスリートで構成され、4年に一度開催されるこのマルチスポーツイベントに参加した。
高名な政治家として趙だけが、武漢での「軍人スポーツ世界大会」とコロナウイルスが持ち込まれたタイミングについて疑惑の声を上げているわけではない。他にもマレーシアのマティアス・チャン元首相などは、1月、米国が中国に対して仕掛けたバイオ戦争の発端であるとして「軍人スポーツ世界大会」に焦点を当て、同様の憶測を提示した。
世界保健機関(WHO)は、現在コビド19パンデミックとなっているものは、2019年12月31日に中国の武漢でコロナウイルスの流行として最初に報告されたと述べている。致命傷に至るこのコロナウイルス起源の探索は、今も進行中である。二つの矛盾する見方がある。ひとつは武漢の食品市場、とくにそこで売られているコウモリ――地元の珍味――を非難するもの。もうひとつはパンゴリン――絶滅の危機に瀕している鱗状哺乳類――から人間にコロナウイルスが移ったかもしれないという考えだ。
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正統性という点では少し難があるが、「悪意」を示唆する考え方もある。イランのエリート革命防衛隊長は先週、コビド19は「アメリカによるバイオ攻撃の産物である可能性があり、最初は中国に、そしてイランや他の国々に広められた」とセンセーショナルに主張した。
これまでのところ、動物と人間の両方を非難するこれらの説の問題点は、直接的な因果関係の証明が確立されていないことであり、中国の「患者第一号」の身元も不明のままである。そして、それは中国だけではない:ワシントン州――中国旅行から帰国した旅行者の最初の感染を確認したようだし、隔離もしっかり行い、数十人の接触者の身元も把握し、その動向もモニターしていた――においてもコロナウイルスは何らかの形でとにかく広がり始めた。アップル社の共同創設者であるスティーブ・ウォズニアックもある時点で、彼と彼の妻は、米国の「患者第一号」であったかもしれないと主張した。中国から帰国し、ひどい咳が出た後のことだ。しかし、その後彼の妻の診断は「鼻炎」だということが明らかになっている。
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