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気候変動宗教により、人身御供がおこなわれるのはいつからだろう?

<記事原文 寺島先生推薦>
The climate-change religion: How long before human sacrifices?
出産を諦め、同じ人類の命を破壊し、膨大な死亡者数を望むという環境保護主義は、カルト的な傾向を示している
筆者:オーガスト・ジマーマン(Augusto Zimmermann)
オーストラリアのシェリダン高等教育大学の教授兼法学長、WALTA(西豪州法理論協会)会長、西オーストラリア州元法改革委員
出典:RT  2023年11月19日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年12月4日



ニューヨーク市の金融街で行われた気候変動に対する行動を求める集会で、模擬死抗議活動に参加する環境活動家© ドリュー・アンジェラー/ゲッティイメージズ

 歴史を紐解けば、天候を変えるために子どもたちを生贄に殺したという古代文明がいくつか存在したことが確認できる。古代の人々は子どもたちを犠牲にすることで、神をなだめ、神の恵みを受けようとしていたのだ。これらの古代の人々は、人間を犠牲にすることで自然の力を自分たちに有利に働かせることができると信じていた。たとえばアステカ人は、自分たちの神を敬う方法のひとつとして、野原で人々を矢で殺し、その血により土地を肥やそう、という儀式をおこなっていた。

 現代の環境保護運動は、しばしば宗教に例えられる。確かにこれらの運動に参加している人々は、気候を変えることは可能であると考え、罪と悔い改め、つまり天罰と救済のというものの見方をしている。環境保護主義運動の仲間にネオ・ペイガン(復興異教主義)やガイア理論*崇拝者がいることはもちろんだが、それ以上に、環境保護主義運動そのものが自然崇拝カルトの特徴を示している。支持者の多くは、事実上、世界にはガンがあり、そのガンは人類のことであると信じている。
*生物は地球と相互に関係し合い、自身の生存に適した環境を維持するための自己制御システムを作り上げているとする仮説(Wikipediaより)

 「ジャスト・ストップ・オイル」運動は、現代の環境保護主義がいかに原始的で野蛮な宗教と化しているかを示す、説得力のある例を示している。2022年10月、因習打破を目指すこられの運動の活動家たちは、ロンドンのナショナル・ギャラリーにあるフィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」(1888年)を「気候変動緊急事態」の抗議活動の標的にした。美術館の美術品を損壊し、道路を封鎖し、スポーツの試合を中止させるなど、これらの環境活動ファシストたちは、環境保護主義が終末論的なニュアンスを帯びているだけでなく、同胞の生活を悲惨なものにし、人類の歴史的偉業の最も素晴らしい例のいくつかを破壊しようとする意図があることを明らかにしている。

 もちろん、汚染を避け、責任ある方法で天然資源を保護しようとする合理的な配慮は、称賛に値する倫理的立場である。私たちは常に環境に配慮し、その保護に責任を持ち、同時に貧しい人々を助けるべきである。

 しかし、二酸化炭素排出量を削減しようとする「環境保護主義者」の努力は、エネルギーの価格と入手しやすさを低下させ、消費者製品の費用を押し上げ、経済成長を阻害し、雇用を犠牲にし、地球上で最も貧しい人々に有害な影響を与える。それとは対照的に、貧しい人々のために下水処理場を建設し、衛生環境を向上させ、きれいな水を提供するために金銭的資源を配分することは、「地球温暖化」という曖昧な概念をめぐる争いよりも、彼らの苦境により大きな直接的影響を与えるだろう。


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 気候変動過激派の信念の核心は、主に2つの信条である:それは、人間は天候を統制できるということと、人間が自然を軽んじれば世界の終末を招くということである。これはまるで宗教の経典のようであり、環境保護主義者たちは自分たちの発言を裏付ける科学的研究は気軽に提供する一方で、反論を容認することはほとんどない。例えば、自分たちの黙示録的予測がこれまで何一つ的中していないことを誰かが指摘することなどは許さない。

 オーストラリアのジェームズ・パタースン上院議員によれば、「気候変動の正統性から外れた科学者に対する公的な恥辱といじめは、公衆の面前で被疑者らが鞭打たれた(もちろん現在の場合は実際にそうされることはないが)、かつてのセイラムの魔女裁判*やスペインの異端審問を彷彿とさせる。実際、『異論者』と呼ばれる人々は、同僚やメディアの手によって儀式的な屈辱を受け、そのあらゆる動機を疑われ、意見を非難される」とのことだ。
*17世紀末の米国でおこなわれた魔女裁判のこと

 気温が上昇すると、「すごい、気候変動の明らかな証拠だ」という声が聞こえてくる。そして気温が急激に低下すれば、「ほら、もっと明らかな気候変動が起こっている証拠だ」という声になる。ナショナル・レビュー・オンラインの創刊編集者であるヨナ・ゴールドバーグによれば、「地球温暖化の素晴らしさは、私たちが食べるもの、着るもの、出かける場所など、私たちの行動すべてに関わることです。 私たち一人一人の『炭素排出量』はその人間の程度を示す尺度なのです」だそうだ。

 言い換えれば、「気候変動」という考え方は、本質的に反論の余地のないものである。というのも、気候というものは変動するものだからだ。この反論の余地のなさが、宗教的信念の完璧な根拠となる。そしてこの信仰が、今度は人々を「何かに欠乏した」男女にしてしまうのだ。1933年3月から1945年4月までアメリカ大統領を務めたフランクリン・デラノ・ルーズベルトは、かつて、何かが欠乏している人間は、彼が『必要』と呼んだものに迫られる、と主張した。生活には衣食住のような必需品の充足が必要である。それゆえ、ルーズベルトは「何かに欠乏した人間は自由になれない」と主張し、国家は人々を『恐怖から自由にする』ことができるはずだと主張した。

 ワシントンDCにある宗教と民主主義研究所のジェームス・トンコウィッチは、環境保護主義者の考え方には、人間を主として消費者や汚染者とみなす長い歴史があると説明する。「このような考え方が、中絶の権利が環境保護に不可欠である、と主張する人々を生み出しているのです。いわゆる『西側民主主義国』の『環境保護活動の先進者』たちは、子どもを産まないこと、さらには中絶することを環境に優しいこととして推進し、子どものいない女性は文明の二酸化炭素排出量を減らすために役割を果たしている、と賞賛しているのです」。


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 悲劇的なことに、若い世代の人々の中には、地球を危険にさらすという恐怖に惑わされて出産を見送るだけでなく、健康な妊娠を打ち切るのは、気候変動を食い止めるという目標のためだ、と公然と主張する者もでてきた。ある既婚女性が、「子どもを産まないことが、自分にできる最も環境に優しいことだ」と新聞社に語ったこともある。それと同じ記事には、別の女性が、妊娠を中断したのは、以下のような確信があったからだ、と語っていた。

 「子どもをもつことは自分勝手な行為です...子どもが一人生まれるごとに、より多くの食料と水、土地、化石燃料、木を使うことになり、ゴミや汚染物、温室ガスを出すことになるのですから。さらには人口過剰の問題の原因にもなるのです」と。

 もちろん、人口過剰に対する懸念は今に始まったことではない。1968年、生態学者のパウル・エールリヒは、18世紀の経済学者トーマス・マルサスと同じように、人口過剰による世界的な飢饉を予測し、人口増加を抑えるための早急な対策を提唱した。エールリヒの『人口爆弾』は前世紀で最も影響力のある本のひとつである。彼は50年以上前、「今後15年のうちに、いつか終わりが来る」と予言するような口調で語っていた。

 言うまでもなく、その予言が的中することはなかった。心配をよそに、世界人口の増加とともに食料と資源の入手方法は増加した。

 だからといって、一部の環境活動家たちが人類と地球の未来について同じような奇妙な発言を続けるのを止めることはできていない。エジンバラ公だったフィリップ王子は1986年、人類の人口過剰を何とかする方法として、「正直なところ、自分が致死性の高いウイルスに生まれ変わることを願いたくなる」と書いている。

 私たちは、人間を「侵略的なウイルス」「疫病」、あるいは解決すべき「問題」と呼ぶような言い方をする議論を深く疑うべきである。そして、少数の生存者のみが持続可能な桃源郷を求めて、多くの人間を間引きし、大規模な死をもたらそうとする欲望を裏切る議論をすべきなのだ。

 それにもかかわらず、一部の環境保護主義者は、戦争も飢饉も人口を十分に減らすことができなかったので、罪のない人々を食い物にする致命的なウイルスが出現すればいいのに、とさえ嘆いている。私たちは、新しい人間が生まれることさえも環境にとっての脅威とみなすところまで来ている。新しい赤ん坊は温室効果ガスの排出源であり、天然資源の消費源である、とあからさまに主張する者もいる。

 だからこそ、環境保護カルトのこうした陰湿な側面を暴露し、異議を唱えなければならないのだ。
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