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漏洩したイスラエル情報省の文書、ガザの完全な民族浄化を提案

<記事原文 寺島先生推薦>
Leaked Israeli Intelligence Ministry Document Proposes Complete Ethnic Cleansing of Gaza
筆者:デイブ・ドゥキャンプ(Dave DeCamp)
出典:News From Antiwar.com  2023年10月30日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年11月26日

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 イスラエル情報省が起草した漏洩文書では、ハマスに対するイスラエルの戦争の潜在的解決策として、ガザ地区に住む約230万人のパレスチナ人の民族浄化を提案している。

 この文書は10月13日付で、ヘブライ語のウェブサイト『シチャ・メコミット』によって公開され、イスラエル政府はその信憑性を確認している。タイムズ・オブ・イスラエル紙によると、イスラエル政府関係者はこの文書を軽視しており、「初期の考え」に過ぎず、現在は戦争に集中していると述べている。

 提案されている計画は、パレスチナ人をガザからエジプトのシナイ半島に押し出すというものだ。彼らはまず、恒久的な建造物が建設されるまでテント村で暮らすことになる。この計画には、パレスチナ人が国境で生活できないように、エジプト国内に数キロ幅の「不毛」緩衝地帯を設けることも含まれている。

 この文書では、ハマスが敗北したらガザをパレスチナ自治政府に引き渡すなど、他に2つの可能性のある計画が提案されている。もうひとつは、イスラエルがガザに新しいアラブ人政権を樹立するというものだ。しかし、この文書によれば、これら2つの案では将来の攻撃を十分に抑止することはできず、望ましい選択肢はガザからパレスチナ人を一掃することだという。

 この文書の執筆者たちは、PA(パレスチナ暫定自治行政府)にガザを管理させることは、パレスチナ国家の樹立につながりかねないため、3つの選択肢の中で「最も危険な選択肢」であると述べている。

 イスラエル政府高官はこの文書を軽視しており、その存在がイスラエルが実行する政策であることを意味するものではないが、提案の一部は実行に移されつつある。文書によれば、計画の第一段階は、イスラエルが命じているガザ地区北部の避難と、地上侵攻の前に北部への空爆を集中させることだという。

 イスラエルがガザからパレスチナ人を一掃する最大の障害は、エジプトからの反対とアラブや国際的な圧力である。この文書によれば、計画の一環として、米国は「エジプト、トルコ、カタール、サウジアラビア、(アラブ首長国連邦)に対し、資源や避難民の受け入れの面でこの構想に貢献するよう圧力をかける」という。

 これまでのところ、米国はパレスチナ人をガザから追い出すという考えに反対を表明している。ホワイトハウスによると、バイデン大統領は日曜日(10月30日)にエジプトのシシ大統領と会談し、両首脳は「ガザのパレスチナ人がエジプトや他の国に追いやられないようにする」ことの重要性について話し合った、という。

 しかし、米国はガザからパレスチナ難民が流入する可能性に備えているかもしれない、との指摘もある。ガザ戦争、ウクライナ、台湾、その他の地域への支出として1050億ドル(約15兆7千万円)を議会に要求する書簡の中で、ホワイトハウスは、資金の一部は「近隣諸国に逃亡するガザの人々への潜在的な必要性」のために必要となるだろう、と述べている。
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