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ロシアで中国語教師の需要が急増

<記事原文 寺島先生推薦>
Demand for Chinese language teachers surges in Russia – report
ロシア有数の求人サイトのアヴィー社によると、空席は昨年の3倍以上に増加
出典:RT  2023年11月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年11月20日



スプートニク/セルゲイ・ピャタコフ


 大手求人情報サイトのアヴィート・ラボータによると、ロシアにおける中国語教師の需要はこの1年で約4倍に増加した。統計によると、中国語教師の給与も大幅に上昇している、という。

 火曜日(11月7日)に発表された分析によると、ロシアにおける外国語教師の需要は昨年11月以来67%増加しているという。中国語教育者が一位で、求人数は対象期間に3.6倍に増加した。

 この傾向により、中国語教師の平均給与は前年同期比64%増となり、モスクワのある語学センターでは月8万ルーブル(871ドル:約13万円)の給与を提示していた。先週、タチアナ・ゴリコワ副首相は、ロシア人の給与の中央値は8月時点で7万300ルーブル(約12万円)であると発表したところだ。


Putin backs teaching Chinese in Russian schools

 この数字について、アヴィート・ラボータ社のアルテム・クンペル取締役は、中国語学習への「絶大な」関心は、「労働市場におけるこの言語を話す従業員への需要の高まり」によるものだ、と述べた。また、ロシアは「中国と積極的に協力し、文化的・貿易的交流を発展させている」と付け加えた。

 土曜日(11月4日)、ビジネス通信社のRBK社は、チタイゴロド-ブクボイド書店チェーンが提供した数字に基づき、中国語教科書の売上が2023年上半期に4%増加した、と報じた。

 対照的に、同期間にロシアで販売された英語の教科書の数は3分の1減少し、他のヨーロッパの主要言語の教科書も減少傾向にある。

 しかし、ロシア国内のチタイゴロド書店で販売されているこの種の学習教材の大半は依然として英語教科書であり、次いで中国語、韓国語となっている。

 ロシアは近年、隣国である中国との関係を着実に深めている。この傾向は、ウクライナ紛争をめぐって西側諸国がモスクワに課した制裁によって、新たな弾みをつけた。2022年、ロシアと中国の貿易額は過去最高の1900億ドル(約28兆4千億円)に達し、年間29%の伸びを記録した。

 RBK社は昨年、人材紹介業者ヘッド・ハンター社が提供したデータを引用し、2022年の最初の3ヶ月間に中国語を話す労働者の需要が40%伸びたと報告した。8月には、クレムリンのアンドレイ・フルセンコ教育・科学顧問が、一流大学の教育課程に中国語の授業を増やす、と発表した。
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