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ガザ-イスラエルの戦いは「偽旗作戦」? 黙認? 目的は「ガザを地図から消去する」こと?

<記事原文 寺島先生推薦>
Is the Gaza-Israel Fighting “A False Flag”? They Let it Happen? Their Objective Is “to Wipe Gaza Off the Map”?
筆者:フィリップ・ジラルディ(Philip Giraldi)、ミシェル・チョスドフスキー(Michel Chossudovsky)
出典:Global Research   2023 年10月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年10月15日


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2023年10月7日土曜早朝、ハマスはハマスの軍事長官モハメッド・デイフが主導した「アル・アクサ嵐作戦」を発動した。同じ日、ネタニヤフはいわゆる「臨戦状態」を確認した。

軍事作戦は必ず事前に計画される(下記2023年1月のネタニヤフの発言を参照)。「アル・アクサ嵐作戦」は「奇襲攻撃」だったのか?

アメリカの情報機関は、差し迫るハマスの攻撃情報を把握していなかったと述べている。

「ほとんど絶望的な甘ちゃんと言うしかないだろう、もし、ハマスの侵入はイスラエルの「諜報活動の不手際」だったという企業国家メディアの報道を鵜呑みにするならば、だ。モサドは、最も強力なとは言わないが、地球上で最も強力な情報機関の1つだ」。


ネタニヤフと彼の広範な軍事および情報機関(モサドなど)は、イスラエリとパレスチナ人の無数の死者をもたらしたハマスの攻撃について事前に知識を持っていたのか。

パレスチナ人への総力戦を注意深く策定したイスラエルの計画はハマスによる「アル・アクサ嵐作戦」の発動前に構想されていたのか? いや、これはメディアが伝えたようなイスラエル情報機関の不手際ではない。それとは真逆だ。

証拠と証言からは、ハマスの行動をネタニヤフ政府が予知していたことが示唆され、その結果、数百人のイスラエル人とパレスチナ人が死亡した。そして、「彼らはそれを黙認した」:

ハマスはイスラエルに2,000〜5,000発のロケットを発射し、数百人のイスラエル人が死亡し、また数十人のイスラエル人が戦争捕虜として捕らえられた。それに続くイスラエルの空爆で、ガザ地区では数百人のパレスチナ人が死亡した。(Stephen Sahiounie)


2023年10月7日のアル・アクサ嵐作戦の後、イスラエルの国防大臣はパレスチナ人を「人間の姿をした動物」と表現し、「それに応じて行動する」と誓った。その結果、戦闘機で230万人のパレスチナ人が住むガザ地区に大規模な爆撃を仕掛けた・・・」(Middle East Eye)。2023年10月9日、ガザ地区への完全な封鎖が開始され、食品、水、燃料、および必需品の搬入が遮断された。これは230万人のパレスチナ人に対する明白な人道に対する犯罪であり、大量虐殺になる。

注目すべきは、ネタニヤフの軍事行動がハマスを標的としていないことだ。真逆のことをしている:彼は230万人の、何の罪もないパレスチナ市民を標的にしている。それは「武力衝突の4つの原則(LOAC)」への露骨な違反だ:

「・・・民間人と民間施設(学校、病院、住宅地など)の尊重と保護について、紛争の当事者は常に、民間人と戦闘員、民間施設と軍事目標を区別し、そのためには彼らの行動は軍事目標へのみ向けられなければならない」。 [追加議定書1、第48条]


皮肉なことに、スコット・リッターによれば、ハマス軍はウクライナでアメリカ製の武器を入手している。

これは「奇襲攻撃」ではなかった。

ハマスの攻撃は「偽旗作戦」だったのか?

25年前、私はIDF(イスラエル国防軍)の情報部で勤務していた。イスラエルがこれから起こることを知らなかったはずはない。
塀に沿って猫が移動しただけでも、全ての部隊は動員される。それでこれ??

「世界最強の軍」に何が起こったのか?

なぜ国境線が広く開かれていたのか?? 何かが非常におかしい、非常に奇妙なことがここで起こっている、この一連の出来事は非常に異例で、イスラエルの防衛システムではあり得ない何かが起こっている。

この奇襲攻撃は計画された作戦のように私には思える。あらゆる戦線で。
もし私が陰謀論者だったら、これはディープ・ステート(闇国家)の仕業のように感じるだろう。

イスラエルとパレスチナの民衆は、繰り返しになるが、表舞台に出ない高位の権力に売られたような気がする。

(エフラット・フェニグソン元イスラエル国防軍情報機関、2023年10月7日の発言、強調は筆者)


皮肉なことに、メディア(NBC)は今、「ハマスの攻撃はイランの関与の可能性が高い」と主張している。

歴史:モサドとハマスの関係

モサド(イスラエルの情報機関)とハマスの関係は何か? ハマスは「情報スパイ」か? 長い歴史がある。

ハマス(イスラム抵抗運動、Harakat al-Muqawama al-Islamiyya)は、1987年にシェイク・アフマド・ヤッシンによって設立された。当初、この組織はイスラエルの情報機関によって支援され、パレスチナ自治政府を弱体化させる手段として利用された:

「モサド(イスラエルの「情報と特別任務の研究所」)のおかげで、ハマスは占領地域でその存在を強化することが許された。一方で、アラファトのファタハ解放運動やパレスナ左派は、最も残酷な弾圧と脅迫を受けた。」

忘れてはならないのは、実際にはイスラエルがハマスを創設したことだ。エルサレムのヘブライ大学の歴史家であるゼエヴ・ステルネルによれば、「イスラエルは、イスラム主義者をパレスチナ解放機構(PLO)に対抗させる賢明な策略だと考えていた」とのことだ(フランス語からの翻訳、L’Humanité)。


ハマスとモサド、および米国の情報機関とのつながりはアメリカの議員ロン・ポールが米国議会に対して述べた発言で認識されている:「ハマスはイスラエルによって設立された」のか?

「ハマスについて、歴史を調べると、ハマスは実際にはイスラエルによって奨励され、始まったことがわかります。彼らはヤーセル・アラファートに対抗させるためにハマスを必要としたからです・・・(ロン・ポール議員、2011年)」


この発言の意味は、ハマスが「情報スパイ」であり、今でもそうだということだ。つまり「情報機関にとってのスパイ」なのだ。

WSJ(ウォールストリートジャーナル)も参照のこと(2009年1月24日)「イスラエルはハマスの誕生をどう助けたか」

コーエンによれば、最初からガザのイスラム主義者を抑制しようとせず、イスラエルは長年にわたり、いくつかのケースでは彼らを許容し、世俗的国家解放機構(PLO)およびその主要派閥、ヤーセル・アラファートのファタハ党に対抗する要素として奨励していた。(強調はWSJ)



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ハマスとの連携がネタニヤフによって確認された。「秘密はばれた」

彼は2019年3月に行なわれたリクード党のクネセト議員たちとの会合で、「パレスチニア国家の設立を阻止したい人々は、ハマスを支援し、ハマスに資金を供給する必要があります」と述べた。「これは私たちの戦略の一部であり、ガザのパレスチナ人と西岸のパレスチナを孤立させることです」。(Haaretz、2023年10月9日、強調は筆者)


ネタニヤフが言ったことは、彼と彼の軍事情報組織が何の罪もないイスラエル市民の殺害に責任があることを示唆していないだろうか?

軍事行動拡大の危険性

いかなる幻想も私たちは持つべきではない。この「偽旗作戦」は数年にわたり注意深く計画され、米国の情報機関、ペンタゴン、およびNATOとの連絡・調整を含む複雑な軍事情報活動だ。

次に、パレスチナに対するこの行動は、中東の大部分を巻き込む可能性のある軍事行動拡大に既につながっている。

イスラエルは2004年以来、NATOの事実上のメンバー(特別な地位)であり、占領地に関連する積極的な軍事および情報連携、および協議に関与している。

イスラエル国防軍(IDF)は、ペンタゴンおよびNATOとの軍事協力を、「イスラエルを脅かす可能性のある敵(主にイランとシリア)敵に対するイスラエルの抑止力を向上させる」手段と見ている。

NATOとイスラエルの軍事協力の前提は、「イスラエルが攻撃されている」ということだ。このイスラエルのNATOとの協定は、ワシントン条約の「集団安全保障」の原則(第5条)に基づき、NATOはイスラエルを「救援する義務」を負うことになるのか?

最近の動向では、中東における米国の軍事展開は、戦火拡大を避けるためだとされている。

NATO事務総長ヤンス・ストルテンベルグによれば:

イスラエルに敵対的な国や組織が、状況を悪用しようと試みる危険性は常に存在します。それには、ヒズボラやイランなどの組織や国も含まれます。したがって、これはイスラエルに敵対的な国や組織に対する状況を悪用しようとしてはいけないというメッセージです。また、アメリカ合衆国は、この地域にさらに多くの軍隊を配備しています。とりわけ、状況の悪化を抑えたり、防止することが目的です。NATO記者会見、2023年10月12日、強調は筆者)



ネタニヤフのパレスチナに対する「長期戦」の次の段階

パレスチナの人々に対する75年にわたる戦争(ナクバ、1948年以来)の新しい段階を成すネタニヤフの述べた目標は、もはや「アパルトヘイト」や「分離」を含意しない。この新しい段階(平和を望むイスラエル市民にも向けられている)は「総取り」であり、パレスチナの人々をその故郷から完全に排除するものでもある:

「これは、私(ネタニヤフ)が率いる国民政府の基本方針です:ユダヤ人はイスラエルの全地域に対して排他的で疑いの余地のない権利を持っています。政府はイスラエルの全地域、ガリラヤ、ネゲブ、ゴラン、ユダヤ、サマリアを含むすべての地域で入植を奨励し発展させます」。(ネタニヤフ、2023年1月。強調は筆者)


次に、「偽旗作戦」の可能性を指摘するフィリップ・ジラルディ博士の鋭い分析に読者の皆様の注意を喚起させていただく。

ミシェル・チョスドフスキー、GR、2023年10月8日、上の記事は2023年10月12日に更新されたもの
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フィリップ・ジラルディ博士の以下の鋭い分析をお読みください。

ガザ-イスラエルの闘争は「偽旗作戦」か?
黙認か?
彼らの目的は「ガザを地図から消すこと」?

フィリップ・ジラルディ博士
2023年10月8日


一週間ほど前のネタニヤフあるいは彼の内閣の誰かの演説を読んだのは私だけか?その中で、彼/彼らは「治安状況の進展」という言葉をぽろりと使っている。それは(私にとっては)ガザでの成り行きについて彼らが知っていたかもしれない、と受け取れるのだ。そして報復としてガザを地図から消すためにハマスの攻撃を黙認することを彼らは選んだのだ。おそらくイスラエルの「背後」を受け持つという米国の誓約に期待し、イランを巻き込み、攻撃しようとしている。

それとつながるものは見つけることができなかったが、それはパレスチナ人への更なる虐殺の口実として機能するだろうと考えながら読んだことをかなり鮮明に覚えている。

元諜報員として、私はイスラエルがガザに内部の情報提供者とともに、国境壁に沿って電子監視装置を備えており、グループや車両の動きを感知していなかったとはとても信じられない。

言い換えると、その全てが虚偽の事実である可能性があり、そんなことは今に始まったことではない。

そして、いつものように、ジョー・バイデンは、かわいそうな弱小イスラエルが自国を「防衛する」ために何十億ドルかの資金を送る準備をしている。
*
フィリップ・M・ジラルディ博士は、Council for the National Interestの執行理事です。これは501(c)3税控除可能な教育財団で(連邦ID番号#52-1739023)、中東における米国の利益に基づく外交政策を求めています。ウェブサイトはcouncilforthenationalinterest.orgで、住所はP.O. Box 2157, Purcellville VA 20134、電子メールはinform@cnionline.orgです。
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