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「パリ市民よ、ネズミと共存すべし」。市長の訴え

<記事原文 寺島先生推薦>
Parisians must live with rats – mayor
Around six million of the rodents are estimated to live in the City of Light
げっ歯類に属するこの動物が、「花の都」に600万匹いるとの推定
出典:RT  2023年6月12日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年6月29日



タンザニアで地雷を発見するよう訓練された嗅ぎネズミ。2004年5月3日© Getty Images / Xavier ROSSI/Gamma-Rapho via Getty Images


 パリのアンヌ・イダルゴ市長は、委員会を立ち上げ、フランスの首都パリ市民が、害獣として根絶させようとするのではなく、ネズミと平和共存できる道を模索する計画を立てている、とパリ当局が先週発表した。

 「市長が出した指針のもと、ヒトとネズミの共存問題についての委員会を立ち上げることが決まりました」と、パリの公衆衛生局のアン・スーイリス副局長が、木曜日(6月19日)のパリ議会の会議で述べた。

 新たに発表された政策では、パリに600万匹いると推定されるネズミに対抗するために導入されていたこれまでの措置とは、かなり違う方向性を示した。 180万ドルの資金を使って行われた2017年の対ネズミ方策では、げっ歯類撲滅政策が取られ、密閉ゴミ箱の土入やパリ中の何千もの箇所で、大規模に殺鼠剤を撒く措置が実施された。

 このネズミ問題は、パリ市内で先日起こった、年金改革法案に反対する抗議活動により悪化したと考えられている。この抗議活動により、パリ市街でのごみ収集が何週間もの間行われなかったためだ。



関連記事:ニューヨーク市長が「ネズミ対策皇帝」を任命

 パリのネズミの数は、パリ市民の人口を凌駕し、ネズミと人の数の比は約3対1になっている中で、新たな措置が考慮されている。スーイリス副局長によると、この委員会により、パリ市民とネズミたちが共存できるための「最も効果のある」施策が考え出されるだろうし、そのような施策は、パリに住む人々にとって「耐え難いものにはならない」だろうとのことだ。

 ただし批判的な意見を持つ人々は、この計画はこのげっ歯類問題に屈服するだけのものに過ぎない、と指摘している。「アンヌ・イダルゴ市長のもとでの対策委員会が落胆することはないでしょう」と政治家のジェフロワ・ブワー氏はツイートした。同氏はパリの「ネズミ蔓延」問題についてしばしば取り上げている。「パリはもっといい街のはずです」とも書き添えた。

 動物の権利を主張する団体からは、この新しい計画は歓迎されている。これまでの管理的なやり方は、「効果も薄く、残忍なやり方」だった、と「パリ動物警察」は述べた。「新たな施策が不可欠です。」

 パリは、この害獣と長年敵対関係にある。ネズミは腺ペストを広めた大きな原因であり、14世紀にはパリ市民の半数が亡くなった。ただし、1870年から1871年の普仏戦争によるパリ封鎖の際には、パリ市民を飢餓から救う救世主となった。

 パリだけが、ネズミ蔓延という長年苦しまされてきた問題に対して新たな措置を取り始めているわけではない。ニューヨークでは、4月に、いわゆる初代「ネズミ対策皇帝」が任命され、 同市のげっ歯類問題対策が講じられている。またフランスのトゥールーズ市では、フェレットを使ってネズミの数を制御可能な程度に抑える一助としている。
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