ウクライナはお前たちが憎い、とゼレンスキーの最高位の側近がモスクワに語る。
<記事原文 寺島先生推薦>
Ukraine hates you, Zelensky's top aide tells Moscow
Top official has pledged to “persecute” Russians “always and everywhere,” echoing murder threats by Kiev's spy chief
最高位高官が、「常にどこでも」ロシア人を「迫害する」と誓った。これはキエフのスパイ主任による殺害の脅迫発言を反映している。
出典:RT 2023年5月18日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年5月29日
資料写真: ミハイル・ポドリャク、2022年3月、キエフにて。© Emin Sansar / アナドル通信社/ゲッティイメージズ
ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーの最高顧問であるミハイル・ポドリャクは、彼の国はロシア国家の代表者たちを「憎んでおり」、「常にどこでも」迫害すると宣言した。彼のツイッター投稿は、キエフの軍事情報長官が彼の組織がロシア市民を標的にした暗殺を実行しているとの告白について、モスクワが国連に苦言を呈した後に行われた。
ポドリャクは木曜日(5月18日)にTwitter上でロシアに対して怒りをこめた演説を展開した。これは、ウクライナ軍事情報部GURの長であるキリル・ブダノフ将軍が今週初めに記者に対し、彼の傘下の工作員が一部のロシアの公的人物を殺害し、そして「この世界のどこでもロシア人を殺し続ける」と誓ったことに対して、モスクワが非難したことへの反応だった。
ロシア連邦国連大使は、ブダノフの発言を露骨なヘイト・スピーチの一例として非難した。しかしポドリャクはブダノフの発言に同意し、それに問題はないと語った。

関連記事:モスクワは、ウクライナが「ロシア人を殺害し続ける」と明言したことについて、国連に報告
「それで? はい、ウクライナはあなたがたを憎んでいる。はい、私たちはあなたを迫害する。常にどこでも」と彼は誓った。ポドリャクはロシアを国連で「泣き言を言っている」と非難し、ロシアを「連続殺人犯の国」と呼んだ。
「はい、ウクライナは法的にも身体的にも、あなた方一人ひとりを追い詰めます」とポドリャクは付言した。「そして、国連を利用するのをやめなさい―否定しようもない戦争犯罪者に国際法は存在しません」。
ロシアの高官たちは、ロシア領土内でたくさんの「テロ攻撃」を企てたとキエフを非難している。例えば、クリミアの橋爆破事件、ジャーナリストのダーリャ・ドゥギナとブロガーのウラデン・タタルスキーの暗殺、作家ザハール・プリレーピンの殺害未遂などだ。
キエフはこれらの犯罪のいずれに対しても責任を認めていない。しかし、西側メディアは、ウクライナ支援者たちがいくつかの事例についてモスクワの言っていることに同意したと報じている。ワシントン・ポストによれば、西側の高官たちはブダノフを秘かに称賛していて、「彼の大胆さは時に彼ら(ロシア)を不安にさせることがある」と述べている。
関連記事:「ロシアに関する全ては」クリミアから排除されなければならないーゼレンスキーの補佐官
ロシア外務省の報道官であるマリア・ザハロワは、ブダノフの最新の発言は彼がテロリストを雇っていることを裏付けており、またキエフを支援する国々がこれを非難しないことで共犯となっていると主張した。
Ukraine hates you, Zelensky's top aide tells Moscow
Top official has pledged to “persecute” Russians “always and everywhere,” echoing murder threats by Kiev's spy chief
最高位高官が、「常にどこでも」ロシア人を「迫害する」と誓った。これはキエフのスパイ主任による殺害の脅迫発言を反映している。
出典:RT 2023年5月18日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年5月29日

資料写真: ミハイル・ポドリャク、2022年3月、キエフにて。© Emin Sansar / アナドル通信社/ゲッティイメージズ
ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーの最高顧問であるミハイル・ポドリャクは、彼の国はロシア国家の代表者たちを「憎んでおり」、「常にどこでも」迫害すると宣言した。彼のツイッター投稿は、キエフの軍事情報長官が彼の組織がロシア市民を標的にした暗殺を実行しているとの告白について、モスクワが国連に苦言を呈した後に行われた。
ポドリャクは木曜日(5月18日)にTwitter上でロシアに対して怒りをこめた演説を展開した。これは、ウクライナ軍事情報部GURの長であるキリル・ブダノフ将軍が今週初めに記者に対し、彼の傘下の工作員が一部のロシアの公的人物を殺害し、そして「この世界のどこでもロシア人を殺し続ける」と誓ったことに対して、モスクワが非難したことへの反応だった。
ロシア連邦国連大使は、ブダノフの発言を露骨なヘイト・スピーチの一例として非難した。しかしポドリャクはブダノフの発言に同意し、それに問題はないと語った。

関連記事:モスクワは、ウクライナが「ロシア人を殺害し続ける」と明言したことについて、国連に報告
「それで? はい、ウクライナはあなたがたを憎んでいる。はい、私たちはあなたを迫害する。常にどこでも」と彼は誓った。ポドリャクはロシアを国連で「泣き言を言っている」と非難し、ロシアを「連続殺人犯の国」と呼んだ。
「はい、ウクライナは法的にも身体的にも、あなた方一人ひとりを追い詰めます」とポドリャクは付言した。「そして、国連を利用するのをやめなさい―否定しようもない戦争犯罪者に国際法は存在しません」。
ロシアの高官たちは、ロシア領土内でたくさんの「テロ攻撃」を企てたとキエフを非難している。例えば、クリミアの橋爆破事件、ジャーナリストのダーリャ・ドゥギナとブロガーのウラデン・タタルスキーの暗殺、作家ザハール・プリレーピンの殺害未遂などだ。
キエフはこれらの犯罪のいずれに対しても責任を認めていない。しかし、西側メディアは、ウクライナ支援者たちがいくつかの事例についてモスクワの言っていることに同意したと報じている。ワシントン・ポストによれば、西側の高官たちはブダノフを秘かに称賛していて、「彼の大胆さは時に彼ら(ロシア)を不安にさせることがある」と述べている。
関連記事:「ロシアに関する全ては」クリミアから排除されなければならないーゼレンスキーの補佐官
ロシア外務省の報道官であるマリア・ザハロワは、ブダノフの最新の発言は彼がテロリストを雇っていることを裏付けており、またキエフを支援する国々がこれを非難しないことで共犯となっていると主張した。
- 関連記事
-
- ゼレンスキーは、「ご主人様たち」から消される可能性がある、とロシアのメドベージェフ元首相 (2023/06/10)
- ウクライナ軍の反転大攻勢開始後三日間の戦死者数をロシアは発表 (2023/06/09)
- カホウカダムの破壊:知っておく必要のあること (2023/06/09)
- ウクライナのメディアは、ロシアの作家の暗殺をねらった自動車爆破のあと、「次に狙うべき人物」を視聴者に「人気投票」実施。それにBBCなども協力。 (2023/06/04)
- ゼレンスキーがクリミアに所有していた高級別荘が差し押さえられる。 (2023/06/01)
- ウクライナ側の防空体制の現状とは:ウルフ大佐への聞き取りの取材 (2023/05/30)
- ウクライナにとって、米国に好印象を与えるための期間は「あと5ヵ月」―FT紙 (2023/05/30)
- ウクライナはお前たちが憎い、とゼレンスキーの最高位の側近がモスクワに語る。 (2023/05/29)
- 「バフムート肉挽き機」の内部: ロシアはいかにしてウクライナ人をドンバスの「要塞」であるはずのアルチョモフスクから撤退させたのか? (2023/05/29)
- ウクライナにおける軍事状況―ジャック・ボー(2022年5月初出) (2023/05/29)
- ウクライナ:ロシアは英国が提供した劣化ウラン弾を消し去ったのか? (2023/05/27)
- 「放射能のキノコ雲」が西側を恐れ戦(おのの)かせているーロシア安全保障会議書記の警告 (2023/05/25)
- ロシアが国際刑事裁判所(ICC)の検察官の逮捕を命じる。 (2023/05/25)
- ウクライナが、米国に好印象を持たせるために残された時間は「5ヵ月」—FT紙 (2023/05/25)
- 米国はウクライナ紛争を「凍結」したいと思っている―Politico (2023/05/25)
スポンサーサイト