CIAはJFK暗殺に関与―ロバート・ケネディJr.
<記事原文 寺島先生推薦>
CIA involved in JFK’s murder – Robert Kennedy Jr
US presidential candidate said the agency’s culpability in his uncle's murder was “beyond a reasonable doubt”
米大統領候補ロバート・ケネディJrは、叔父であるJFKの殺害に対するCIAの罪責は 「合理的疑いの余地なし」と発言した
出典:RT 2023年5月7日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年5月15日

© Getty Images / Alessandro Bremec
民主党の大統領候補ロバート・F・ケネディ・Jrは、1963年に叔父のジョン・F・ケネディ・ジュニア米大統領が暗殺された背景にはCIAがあり、1968年に射殺された父親のロバート・F・ケネディ米司法長官殺害にも関与した可能性が高いと主張した。
ロバート・F・ケネディ・Jrは、日曜日(5月7日)にWABCラジオの司会者、ジョン・カティマティディスとのインタビューの中で、「CIAが(JFKの)殺害に関与したという圧倒的な証拠がある」と述べ、「現時点では合理的疑いの余地はない」と述べた。
「CIAがこの殺人とその隠蔽に関与したという証拠はあまりにも多い」と大統領候補者であるロバート・F・ケネディ・Jrは続け、この説を否定する取り組みを「60年にわたる隠蔽」と表現した。彼は、暗殺とCIAの疑惑の役割について書かれた著作は、数百はなくとも数十はあるが、このテーマに関する証拠を最もよくまとめたものとして、ジェームズ・ダグラスの著書『JFK and the Unspeakable』を挙げた。

関連記事:大統領候補ケネディ、米国の重大な間違いについてロシアと意見を共有
1963年11月22日、ダラスを通過中の大統領を射殺したのは、米海兵隊の退役軍人リー・ハーヴェイ・オズワルド一人だったというのが、翌年ウォーレン委員会の報告書として発表された米国政府の公式見解である。
オズワルドは裁判を受ける前に殺害されたことは有名だが、逮捕後すぐにジャーナリストたちに、彼は「ただのカモだ」と語った。単独犯とされたオズワルドは、ダラス警察本部から郡刑務所に移送される途中、ナイトクラブのオーナー、ジャック・ルビー(本名ジェイコブ・ルビンシュタイン)に射殺された。
ロバート・F・ケネディ・Jrは、1968年の父である司法長官兼大統領候補ロバート・F・ケネディの暗殺にCIAが関与していたことを「非常に説得力のある状況証拠がある」とし、カティマティディスとの対談を行った。彼は、パレスチナの馬の手入れをするサーハン・サーハンの仕業とされる暗殺の公式見解を物理的に不可能とし、軍事請負会社ロッキードに兼務していたホテルの警備員、セイン・ユージン・シーザーが実際にケネディを殺害する発砲を行ったと主張した。
JFK殺害から4年後、アメリカ国民の半数近くが、オズワルドの単独犯行を信じていなかった。CIAはこの事実を十分に懸念し、1967年にウォーレン委員会の結論に疑問を呈するいわゆる「陰謀論者」の信用を失墜させる方法について指令を出している。「陰謀論者」という言葉が蔑称として使われるようになったのは、この1967年の報告に端を発している。
CIA involved in JFK’s murder – Robert Kennedy Jr
US presidential candidate said the agency’s culpability in his uncle's murder was “beyond a reasonable doubt”
米大統領候補ロバート・ケネディJrは、叔父であるJFKの殺害に対するCIAの罪責は 「合理的疑いの余地なし」と発言した
出典:RT 2023年5月7日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年5月15日

© Getty Images / Alessandro Bremec
民主党の大統領候補ロバート・F・ケネディ・Jrは、1963年に叔父のジョン・F・ケネディ・ジュニア米大統領が暗殺された背景にはCIAがあり、1968年に射殺された父親のロバート・F・ケネディ米司法長官殺害にも関与した可能性が高いと主張した。
ロバート・F・ケネディ・Jrは、日曜日(5月7日)にWABCラジオの司会者、ジョン・カティマティディスとのインタビューの中で、「CIAが(JFKの)殺害に関与したという圧倒的な証拠がある」と述べ、「現時点では合理的疑いの余地はない」と述べた。
「CIAがこの殺人とその隠蔽に関与したという証拠はあまりにも多い」と大統領候補者であるロバート・F・ケネディ・Jrは続け、この説を否定する取り組みを「60年にわたる隠蔽」と表現した。彼は、暗殺とCIAの疑惑の役割について書かれた著作は、数百はなくとも数十はあるが、このテーマに関する証拠を最もよくまとめたものとして、ジェームズ・ダグラスの著書『JFK and the Unspeakable』を挙げた。

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1963年11月22日、ダラスを通過中の大統領を射殺したのは、米海兵隊の退役軍人リー・ハーヴェイ・オズワルド一人だったというのが、翌年ウォーレン委員会の報告書として発表された米国政府の公式見解である。
オズワルドは裁判を受ける前に殺害されたことは有名だが、逮捕後すぐにジャーナリストたちに、彼は「ただのカモだ」と語った。単独犯とされたオズワルドは、ダラス警察本部から郡刑務所に移送される途中、ナイトクラブのオーナー、ジャック・ルビー(本名ジェイコブ・ルビンシュタイン)に射殺された。
ロバート・F・ケネディ・Jrは、1968年の父である司法長官兼大統領候補ロバート・F・ケネディの暗殺にCIAが関与していたことを「非常に説得力のある状況証拠がある」とし、カティマティディスとの対談を行った。彼は、パレスチナの馬の手入れをするサーハン・サーハンの仕業とされる暗殺の公式見解を物理的に不可能とし、軍事請負会社ロッキードに兼務していたホテルの警備員、セイン・ユージン・シーザーが実際にケネディを殺害する発砲を行ったと主張した。
JFK殺害から4年後、アメリカ国民の半数近くが、オズワルドの単独犯行を信じていなかった。CIAはこの事実を十分に懸念し、1967年にウォーレン委員会の結論に疑問を呈するいわゆる「陰謀論者」の信用を失墜させる方法について指令を出している。「陰謀論者」という言葉が蔑称として使われるようになったのは、この1967年の報告に端を発している。
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