バイデンは前回の選挙を盗んだのか?
<記事原文 寺島先生推薦>
Did Biden Steal the Election?
筆者:ロン・ポール議員
出典:Global Research 2023年4月25日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年5月9日

***
ウォーターゲートには脇にどいてもらおう。2020年10月17日頃、当時のバイデン陣営の幹部アントニー・ブリンケンは、元CIA長官代理のマイク・モレルを呼び出し、ある依頼をした:彼は、遅れているバイデンの選挙戦を大規模な不祥事から救うために、元アメリカ情報機関の高官にアメリカ国民に嘘をついてもらう必要があった。
問題は、ジョー・バイデンの息子、ハンターが自分のパソコン(ラップトップ)を修理店に捨ててしまい、その爆発的な中身が外に漏れてしまったことだった。バイデン家の明らかな腐敗と前副大統領の息子の放蕩の詳細はニューヨーク・ポスト紙が報じており、選挙まで1カ月を切った時点で、バイデン陣営はこの話を潰す必要があった。
関連記事:2020年大統領選を盗んだのは誰か?
そこで、新たに公開された下院司法委員会でのモレルの証言記録によると、ブリンケンはモレルを「引き金」にして、ノートパソコン<の話には「ロシアの偽情報作戦の特徴がすべてある」と主張するために、政府の高官である役職名を用いて、約50人の情報機関の高官が署名する手紙をまとめさせたのだ。
要するに、バイデン陣営の指示で、モレルはアメリカ国民に対する秘密作戦を開始し、2020年の選挙の信頼性を台無しにしたのである。元CIA、DIA、NSAの高官数十人が署名した書簡は、バイデンのラップトップ・スクープ話を葬り去るのに十分な重みを持つことは間違いない。それは成功した。ソーシャルメディアはノートパソコンに関する報道を一切掲載しないようにし、主流報道機関はこの話を単なる 「ロシアのプロパガンダ」として簡単に無視することができた。
最近、司法委員会のジム・ジョーダン委員長(共和党_オハイオ)から、なぜ偽の署名状の作成に同意したのかと尋ねられたモレルは、「バイデン副大統領を助けたい・・・選挙に勝ってほしい」と思ったから、と証言している。モレルはまた、バイデン大統領から、その時が来たら、CIAのトップに指名されることを期待していたようだ。
民主党と主流報道機関は、2021年1月6日の米連邦議会議事堂内の騒動は、トランプ大統領が選挙結果を覆すために起こしたものだ、という嘘を執拗に押し通した。何百人もの「不法侵入者」が逮捕され、裁判なしで独房に収容され、選挙を盗む陰謀が行われていたという嘘の筋書きを補強した。
選挙を盗もうとする陰謀が本当にあったことは判明したが、それは報道された内容とは正反対だった。「スティール文書」は、ロシア人がトランプのために糸を引いているという嘘を植え付けるための民主党の隠密行動だった。まったく同じように、「ロシア情報操作作戦」の書簡は、選挙戦の終盤にバイデン一族が汚職した可能性について調査をそらすための嘘だった。
バイデン陣営の偽情報作戦は、彼に有利なように選挙を操作するのに役立ったのか? 世論調査では、アメリカの有権者がハンター・バイデンのノートパソコンに何が入っていたかを知らされていたら、バイデンは当選しなかっただろうといわれている。だから、そう、彼らは選挙で不正を働いたのだ。
しかし、民主党と主流報道機関はまだやっている。彼らは今、バイデンのノートパソコンの話をどうやって消したか、という話を消そうとしている。この醜聞は、昔なら辞任、弾劾、および/または長期の懲役刑で終わっていたはずのものだ。もし彼らがこの話をうまく葬り去ったら、言いたくはないが、アメリカはバナナ共和国*と化してしまい、もう法の支配はないのである。
* バナナなどの第一次産品の輸出に頼り、主にアメリカ合衆国などの外国資本によって支配統治される政情不安定な小国を指す政治学上の用語。 特に、大多数の貧困労働者層と政治・経済・軍部を包括する少数の支配者層という社会の階層化による格差を拡大させる。( ウィキペディア)
Did Biden Steal the Election?
筆者:ロン・ポール議員
出典:Global Research 2023年4月25日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年5月9日

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ウォーターゲートには脇にどいてもらおう。2020年10月17日頃、当時のバイデン陣営の幹部アントニー・ブリンケンは、元CIA長官代理のマイク・モレルを呼び出し、ある依頼をした:彼は、遅れているバイデンの選挙戦を大規模な不祥事から救うために、元アメリカ情報機関の高官にアメリカ国民に嘘をついてもらう必要があった。
問題は、ジョー・バイデンの息子、ハンターが自分のパソコン(ラップトップ)を修理店に捨ててしまい、その爆発的な中身が外に漏れてしまったことだった。バイデン家の明らかな腐敗と前副大統領の息子の放蕩の詳細はニューヨーク・ポスト紙が報じており、選挙まで1カ月を切った時点で、バイデン陣営はこの話を潰す必要があった。
関連記事:2020年大統領選を盗んだのは誰か?
そこで、新たに公開された下院司法委員会でのモレルの証言記録によると、ブリンケンはモレルを「引き金」にして、ノートパソコン<の話には「ロシアの偽情報作戦の特徴がすべてある」と主張するために、政府の高官である役職名を用いて、約50人の情報機関の高官が署名する手紙をまとめさせたのだ。
要するに、バイデン陣営の指示で、モレルはアメリカ国民に対する秘密作戦を開始し、2020年の選挙の信頼性を台無しにしたのである。元CIA、DIA、NSAの高官数十人が署名した書簡は、バイデンのラップトップ・スクープ話を葬り去るのに十分な重みを持つことは間違いない。それは成功した。ソーシャルメディアはノートパソコンに関する報道を一切掲載しないようにし、主流報道機関はこの話を単なる 「ロシアのプロパガンダ」として簡単に無視することができた。
最近、司法委員会のジム・ジョーダン委員長(共和党_オハイオ)から、なぜ偽の署名状の作成に同意したのかと尋ねられたモレルは、「バイデン副大統領を助けたい・・・選挙に勝ってほしい」と思ったから、と証言している。モレルはまた、バイデン大統領から、その時が来たら、CIAのトップに指名されることを期待していたようだ。
民主党と主流報道機関は、2021年1月6日の米連邦議会議事堂内の騒動は、トランプ大統領が選挙結果を覆すために起こしたものだ、という嘘を執拗に押し通した。何百人もの「不法侵入者」が逮捕され、裁判なしで独房に収容され、選挙を盗む陰謀が行われていたという嘘の筋書きを補強した。
選挙を盗もうとする陰謀が本当にあったことは判明したが、それは報道された内容とは正反対だった。「スティール文書」は、ロシア人がトランプのために糸を引いているという嘘を植え付けるための民主党の隠密行動だった。まったく同じように、「ロシア情報操作作戦」の書簡は、選挙戦の終盤にバイデン一族が汚職した可能性について調査をそらすための嘘だった。
バイデン陣営の偽情報作戦は、彼に有利なように選挙を操作するのに役立ったのか? 世論調査では、アメリカの有権者がハンター・バイデンのノートパソコンに何が入っていたかを知らされていたら、バイデンは当選しなかっただろうといわれている。だから、そう、彼らは選挙で不正を働いたのだ。
しかし、民主党と主流報道機関はまだやっている。彼らは今、バイデンのノートパソコンの話をどうやって消したか、という話を消そうとしている。この醜聞は、昔なら辞任、弾劾、および/または長期の懲役刑で終わっていたはずのものだ。もし彼らがこの話をうまく葬り去ったら、言いたくはないが、アメリカはバナナ共和国*と化してしまい、もう法の支配はないのである。
* バナナなどの第一次産品の輸出に頼り、主にアメリカ合衆国などの外国資本によって支配統治される政情不安定な小国を指す政治学上の用語。 特に、大多数の貧困労働者層と政治・経済・軍部を包括する少数の支配者層という社会の階層化による格差を拡大させる。( ウィキペディア)
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