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ノルド・ストリーム近辺で発見された謎の物体は何か?

<記事原文 寺島先生推薦>

Mysterious object found in vicinity of Nord Stream explained

出典:RT

2023年3月29日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2023年4月7日

発見されたのは使用済みの発煙ブイであることが判明した、とデンマーク・エネルギー庁が発表した。


© Danish Defence Ministry


 デンマーク・エネルギー庁は水曜日(3月29日)、ノルド・ストリーム2の爆発現場付近で発見された謎の物体を引き揚げ、それが廃棄された発煙ブイであることが判明した、と発表した。

 「調査の結果、対象物は視覚的標示に使用される空の海煙ブイであることが判明した。この物体は危険なものではない」と、同庁は声明で述べた。

 この物体は今月初め発見されたもので、ロシアのプーチン大統領はテレビのインタビューで、昨年9月に破壊工作でパイプラインが破られた場所から約30キロ離れたガスプロム社の調査中に発見されたことを明らかにした。

 デンマークは、パイプライン事業者であるノルド・ストリーム2 AGの代表を引き揚げに参加させた。同時に、同国はロシアに対し、ノルド・ストリーム破壊工作の調査への参加を拒否している。デンマークのラース・ラスムセン外相は、デンマーク、ドイツ、そしてスウェーデンの3カ国が行っている調査は、これらの国の強力な「法の支配」を考えれば十分だと主張している。



関連記事:クレムリンは国連によるノルド・ストリーム調査結果に「遺憾」


 このブイの引き揚げは、国連安全保障理事会が月曜日(3月27日)、パイプラインの爆発に関する国際的な独立調査を求める ロシアが提案した決議案を否決した後に行われた。この決議は、ロシア、中国、ブラジルのみが支持し、他の12名の常任理事国および臨時理事国は棄権した。モスクワの国連常任代表であるヴァシリー・ネベンジアは採決後、「ノルド・ストリーム破壊工作の背後に誰がいるのかという疑念は増すばかりだ」と述べた。

 先月、ベテランジャーナリストのシーモア・ハーシュは、この破壊工作がアメリカ大統領ジョー・バイデンによって直接指示されたアメリカとノルウェーの共同作戦であるとする爆弾的な調査結果を発表した。この工作の最終目的は、ドイツをロシアからの安価なエネルギー供給から永久に切り離し、ウクライナ紛争におけるドイツの支援を強固なものにすることであった。

 ワシントンとオスロはこの疑惑を強く否定し、作り話だと切り捨てた。ロシアの大統領は先週、ハーシュの結論に「完全に同意する」と述べた。
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