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米空軍、墜落したドローンの現在の状態を明らかにする

<記事原文 寺島先生推薦>

US Air Force reveals status of downed drone

出典:RT

2023年3月16日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2023年4月3日

報道官、米軍がまだ瓦礫を発見していないことを認める



資料写真:飛行を行うゼネラル・アトミクス無人航空機ドローンMQ-9リーパー© AFP / Ludovic Marin


 3月14日(火)、ロシアのクリミアに近い黒海で墜落した米国の無人機MQ-9 Reaperはまだ回収されていない。しかし、回収することが軍の最優先課題であると在欧米空軍(USAFE)は述べている。

 「我々はこの機体の保護と回収を非常に重要視しているが、現時点では機体は回収されていない」とUSAFE報道官は3月16日(木)、The Hill放送局への声明で述べた。

 報道官は、捜索活動の具体的な詳細については明らかにしなかったが、3200万ドルのUAV(無人航空機)の残骸を見つけることは、ワシントンにとって引き続き「優先事項」であると述べた。

 3月16日(木)、ロシアとしては、アメリカの無人機を回収しようとするかどうか尋ねられたクレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシア軍が 「我々の利益と安全のために必要だと判断すれば...そうすることになる」と述べた。

 ロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記は、モスクワが黒海の海底からUAVを持ち上げることを「必ず試みる」と述べていた。パトルシェフは、それを成功させるのはかなり難しいことだと認めた上で、それでも成功することを望んでいると付け加えた。



関連記事:国防総省はロシアのジェット機により追跡され撃墜されたドローン機の動画を公表


 The Hill放送局は、MQ-9リーパーがクリミア付近に落下したため、ロシアは米国よりも「簡単に」捜索できると指摘する一方、「モスクワによる無人機の回収は、ワシントンにとって深刻な情報面での懸念をもたらす可能性がある」と警告した。

 米国統合参謀本部議長のマーク・ミリー将軍は、3月15日(水)の記者会見で、ロシアが無人機から情報を収集する能力を最小限に抑えるため、米軍がいかなる「対策」を講じたかを明らかにした。「我々は、以前価値のあったものが何であれ、今はもう価値のないものであると確信している」と述べた。

 また、ミリーは、UAVが水深5,000フィート(約1.5km)程度の海域で沈没し、「おそらく分解した」、つまり、どのみちそこから回収できるデータは多くないことを示唆した。

 ペンタゴンは、ロシアのSu-27戦闘機による危険な迎撃の結果、MQ-9リーパーが黒海に墜落したと主張している。戦闘機は何度もUAVに接近して燃料を投下し、最終的にSu-27の1機がUAVの尾翼プロペラに衝突して損傷したという。

 ロシア国防省は、パイロットがプロとして行動し、米国の無人機は危険な操縦を行った後に失速したと述べ、衝突があったことを否定した。ウクライナで進行中のロシアの軍事作戦のため、立ち入り禁止とされた区域にUAVが侵入したため、事故が起きただけだとモスクワは述べている。
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