「ノルド・ストーム爆弾報告には、まだまだ続きがある」(シーモア・ハーシュ)
<記事原文 寺島先生推薦>
More Nord Stream ‘bombshells’ to come – Seymour Hersh
ノルド・ストリームについての「爆弾的ニュース」は、まだまだ続く(シーモア・ハーシュ)
出典:RT
2023年2月15日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2023年3月13日

バルト海でのノルド・ストリームパイプラインの破壊に伴い、漏れ出すガスを撮影したスウェーデン沿岸警備隊の写真(2022年9月27日) © AP / Coast Guard of Sweden
ジャーナリストのシーモア・ハーシュは、米国とノルド・ストリーム・ガスパイプラインの破壊を結びつける決定的な情報をさらに明らかにすることを約束した。ジョー・バイデン大統領は、ドイツが安価なロシア産ガスの購入を再開するのを阻止するために、パイプラインの破壊を命じたと彼は主張する。
ハーシュは水曜日(2月15日)に自身のSubstack*のページに投稿し、主要メディア(特にニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙)を非難し、パイプラインに関する記事を「一言も掲載」しようとせず、ロシアと中国が国際調査を求めるのも無視したと述べた。
*定期購入形式で使えるアメリカ発の情報配信オンラインサイト
両紙は、ベトナムにおける米軍の戦争犯罪に関する彼の暴露記事を掲載したが、現在は「国家安全保障や戦争と平和の問題」に関心がないように見えると彼は言う。

関連記事:ノルド・ストリーム爆発の情報源を「見つけることは困難」ではなかった(シーモア・ハーシュ)
バルト海底を通ってロシアとドイツを結ぶノルド・ストリーム1と2は、昨年9月に一連の海底爆発で被害を受けた。ピューリッツァー賞受賞のジャーナリストであるハーシュは先週、この攻撃の原因を米国に求め、バイデン政権とCIAがどのように作戦を計画したかを詳細に記した報告書を発表した。ホワイトハウスは、この疑惑を「全くの虚偽であり、完全なフィクション」であると断じた。
この記事は、アメリカがロシアとドイツとの和解を阻止し、より高価なアメリカの液化天然ガスに、ベルリンを依存させるために攻撃を行ったという、モスクワが繰り返し主張していることを裏付けるものであった。
ドイツは、ロシア軍がウクライナに進駐する数日前にノルド・ストリーム2の認可を停止した。そして、EU制裁が発動されたため、夏の終わりからノルド・ストリーム1を通るガスは、必要な修理をさせずに、その流れを止めた。しかし、ハーシュは、ドイツのベルリーナー・ツァイトゥング(Berliner Zeitung)紙に、バイデン政権は、ベルリンがこれらの制裁を解除し、冬に気温が下がるにつれてガス輸送を再開することを恐れている、と語った。
「米国大統領は、ドイツが凍結するほうが、ウクライナ支援をストップされるよりはまし、と思っている」と断言した。
「この冬の安いガスの不足についてドイツ政府が考え直すのを防ぐためのジョー・バイデンの決断について、もっと知るべきことがあるかもしれない」とハーシュは水曜日(2月15日)に書いている。「乞うご期待。野球で言えば私たちはまだ一塁にいるに過ぎない...」と彼は言った。
More Nord Stream ‘bombshells’ to come – Seymour Hersh
ノルド・ストリームについての「爆弾的ニュース」は、まだまだ続く(シーモア・ハーシュ)
出典:RT
2023年2月15日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2023年3月13日

バルト海でのノルド・ストリームパイプラインの破壊に伴い、漏れ出すガスを撮影したスウェーデン沿岸警備隊の写真(2022年9月27日) © AP / Coast Guard of Sweden
ジャーナリストのシーモア・ハーシュは、米国とノルド・ストリーム・ガスパイプラインの破壊を結びつける決定的な情報をさらに明らかにすることを約束した。ジョー・バイデン大統領は、ドイツが安価なロシア産ガスの購入を再開するのを阻止するために、パイプラインの破壊を命じたと彼は主張する。
ハーシュは水曜日(2月15日)に自身のSubstack*のページに投稿し、主要メディア(特にニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙)を非難し、パイプラインに関する記事を「一言も掲載」しようとせず、ロシアと中国が国際調査を求めるのも無視したと述べた。
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両紙は、ベトナムにおける米軍の戦争犯罪に関する彼の暴露記事を掲載したが、現在は「国家安全保障や戦争と平和の問題」に関心がないように見えると彼は言う。

関連記事:ノルド・ストリーム爆発の情報源を「見つけることは困難」ではなかった(シーモア・ハーシュ)
バルト海底を通ってロシアとドイツを結ぶノルド・ストリーム1と2は、昨年9月に一連の海底爆発で被害を受けた。ピューリッツァー賞受賞のジャーナリストであるハーシュは先週、この攻撃の原因を米国に求め、バイデン政権とCIAがどのように作戦を計画したかを詳細に記した報告書を発表した。ホワイトハウスは、この疑惑を「全くの虚偽であり、完全なフィクション」であると断じた。
この記事は、アメリカがロシアとドイツとの和解を阻止し、より高価なアメリカの液化天然ガスに、ベルリンを依存させるために攻撃を行ったという、モスクワが繰り返し主張していることを裏付けるものであった。
ドイツは、ロシア軍がウクライナに進駐する数日前にノルド・ストリーム2の認可を停止した。そして、EU制裁が発動されたため、夏の終わりからノルド・ストリーム1を通るガスは、必要な修理をさせずに、その流れを止めた。しかし、ハーシュは、ドイツのベルリーナー・ツァイトゥング(Berliner Zeitung)紙に、バイデン政権は、ベルリンがこれらの制裁を解除し、冬に気温が下がるにつれてガス輸送を再開することを恐れている、と語った。
「米国大統領は、ドイツが凍結するほうが、ウクライナ支援をストップされるよりはまし、と思っている」と断言した。
「この冬の安いガスの不足についてドイツ政府が考え直すのを防ぐためのジョー・バイデンの決断について、もっと知るべきことがあるかもしれない」とハーシュは水曜日(2月15日)に書いている。「乞うご期待。野球で言えば私たちはまだ一塁にいるに過ぎない...」と彼は言った。
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