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日本の軍国主義化は「安全保障上の脅威」―ロシアによると、日本が北海道に超音速ミサイルを配備する計画は「深刻な挑戦」である

<記事原文 寺島先生推薦記事>

Japan's militarisation a 'security threat' – Russia —

出典:RT 

2023年1月3日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2023年1月4日


太平洋艦隊のバスティオン沿岸複合施設によるオニキス巡航ミサイルのテスト。© Sputnik / ロシア連邦国防省


 ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務副大臣は、極東ロシアの島々の近くにある日本の軍備増強による脅威を阻止する用意があると述べた。

 この発言は、日本の放送局であるNHKが12月下旬に、日本が超音速ミサイルを北海道に配備する計画を立てていると防衛省が述べたことを受けたものである。北海道は千島列島に隣接していて、その南部を日本は自分たちの「北方領土」と主張している。この時、モスクワはこの動きを非難した。

(参考)防衛省「高速滑空弾」部隊新設へ 九州と北海道に配備を検討 | NHK | 自衛隊

 ルデンコ氏は、火曜日のタス通信とのインタビューで、「日本の活動は、我が国とアジア太平洋全域の安全保障に対する重大な挑戦だと考えている」と述べた。

 「もしこのような行為が続くなら、ロシアが直面する軍事的脅威を阻止するために、我々は適切な報復措置を取らざるを得ないだろう」と外交官は付け加え、日本の「急激な軍事化」と「前例のない」軍事予算の増加を非難している。


 ファイル写真:2022年11月19日、AP経由の韓国国防部合同空域で韓国のF-35戦闘機に護衛された2機の©米国のB-1B爆撃機とF-35戦闘機

 2017年、当時の安倍晋三首相は、第二次世界大戦直後に米国の援助で採択された平和主義憲法を改正する計画を発表した。この憲法は日本が常備軍を維持することを禁じているが、日本には強大な自衛隊が存在する。安倍首相は当時、憲法改正によって自衛隊の地位が「明確に」なると述べていた。

 先月、日本政府は2023年度の防衛予算案として過去最高の510億ドルを承認した。日本はまた、国家安全保障戦略を改定し、「敵基地攻撃能力」の獲得を可能にした。

 岸田文雄首相は12月、中国や北朝鮮の脅威を引き合いに出し、「既存のミサイル防衛網だけではミサイルの脅威に完全に対処することが難しくなっている」と述べた。

 日本は、昨年2月に開始されたモスクワのウクライナへの軍事攻撃を受けて、多くの欧米諸国とともにロシアに制裁を課した。また、キエフに防弾チョッキやヘルメットなどの軍事物資を送った。

 ロシアはその後、「前例のない反ロシアキャンペーン」を展開したとして、岸田氏を含む日本の高官数名をブラックリストに載せている。
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