米国は、生物兵器研究所をウクライナ国外に移転しようとしているーロシア政府の主張
<記事原文 寺島先生推薦記事>
US moving bioweapons research out of Ukraine – Moscow
Unfinished projects are being relocated to Central Asian and Eastern European countries, according to the Russian military
米国は、生物兵器研究所をウクライナ国外に移転しようとしているーロシア政府
未完成の研究を、中央アジアや東欧諸国に移転しようとしている、とロシア軍は主張
出典:RT
2022年12月24日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2023年1月6日

© AFP / Arun Sankar
米国政府は、自国の生物兵器研究所をウクライナ国外に移転しようとしている、とロシアの放射線・化学・生物防衛部隊隊長が主張した。この発言は、トランプ大統領政権下で研究施設が存在したことが明らかになったことを受けてのものだった。
「国防総省は未完成の研究を、中央アジアや東欧諸国へ移転しようと積極的に動いています」とイーゴリ・キリロフ放射線・化学・生物防衛部隊隊長は、12月24日(土)の記者会見で述べた。
米国はさらに、カンボジア、シンガポール、タイ、ケニアなどのインド・太平洋岸諸国やアフリカ諸国との提携も広げており、「国防総省は生物兵器研究の危険を抑え込めることがしっかりとできるこれらの国々にも関心を示しています」と同部隊長は付け加えた。
同部隊長によると、ウクライナに存在する、化学兵器禁止機関に出席していた米国の代表は、米国が化学兵器条約(CWC)に違反しているというロシアからの糾弾に対する回答を拒否したという。
「米国のこのような態度や、CWCの検証活動の再開に前向きになろうとしない米国の態度からもはっきりとわかることは、米国政府には何か隠したいことがあるということと、この会議で遵守すべき「透明性を確保する」ことは米国の眼中にないということです」と同部隊長は述べた。
関連記事:UN Security Council votes against probe into US biolabs
「しかし、ロシアからの報告は他の国々に広く知られることとなり、化学兵器禁止機関加盟諸国が、軍事用生物研究の分野において、米国政府と提携することは非常に危険であることを再認識することになりました」とキリロフ部隊長は語気を強めた。
ロシア軍は3月依頼、米国が支援していたウクライナの生物研究所の研究内容を徐々に明らかにしてきている。米国政府は「生物兵器研究をしていた」というロシア政府の主張を否定し、このような主張は、軍事作戦を正当化するためのロシアによる、偽情報であり、陰謀論であるとしている。
US moving bioweapons research out of Ukraine – Moscow
Unfinished projects are being relocated to Central Asian and Eastern European countries, according to the Russian military
米国は、生物兵器研究所をウクライナ国外に移転しようとしているーロシア政府
未完成の研究を、中央アジアや東欧諸国に移転しようとしている、とロシア軍は主張
出典:RT
2022年12月24日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2023年1月6日

© AFP / Arun Sankar
米国政府は、自国の生物兵器研究所をウクライナ国外に移転しようとしている、とロシアの放射線・化学・生物防衛部隊隊長が主張した。この発言は、トランプ大統領政権下で研究施設が存在したことが明らかになったことを受けてのものだった。
「国防総省は未完成の研究を、中央アジアや東欧諸国へ移転しようと積極的に動いています」とイーゴリ・キリロフ放射線・化学・生物防衛部隊隊長は、12月24日(土)の記者会見で述べた。
米国はさらに、カンボジア、シンガポール、タイ、ケニアなどのインド・太平洋岸諸国やアフリカ諸国との提携も広げており、「国防総省は生物兵器研究の危険を抑え込めることがしっかりとできるこれらの国々にも関心を示しています」と同部隊長は付け加えた。
同部隊長によると、ウクライナに存在する、化学兵器禁止機関に出席していた米国の代表は、米国が化学兵器条約(CWC)に違反しているというロシアからの糾弾に対する回答を拒否したという。
「米国のこのような態度や、CWCの検証活動の再開に前向きになろうとしない米国の態度からもはっきりとわかることは、米国政府には何か隠したいことがあるということと、この会議で遵守すべき「透明性を確保する」ことは米国の眼中にないということです」と同部隊長は述べた。
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「しかし、ロシアからの報告は他の国々に広く知られることとなり、化学兵器禁止機関加盟諸国が、軍事用生物研究の分野において、米国政府と提携することは非常に危険であることを再認識することになりました」とキリロフ部隊長は語気を強めた。
ロシア軍は3月依頼、米国が支援していたウクライナの生物研究所の研究内容を徐々に明らかにしてきている。米国政府は「生物兵器研究をしていた」というロシア政府の主張を否定し、このような主張は、軍事作戦を正当化するためのロシアによる、偽情報であり、陰謀論であるとしている。
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