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ウクライナ戦線に、ロシアの「ハルマゲドン将軍」参戦

 <記事原文 寺島先生推薦>

‘General Armageddon’ to lead Russian forces in Ukraine
Sergey Surovikin, a Syria campaign veteran, will take command of all operations, the Defense Ministry said

「ハルマゲドン将軍 」が、ウクライナのロシア軍を指揮
シリアでの戦いで鳴らした百戦錬磨のセルゲイ・スロヴィキン将軍が、全ての作戦の指揮を執ることになる、と国防省は発表

出典:RT

2022年10月8日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2022年10月22日


セルゲイ・スロヴィキン©  Sputnik / Vadim Savitsky


 ウクライナ・ドンバスの南部部隊を率いていたセルゲイ・スロヴィキン陸軍大将が、ロシア軍全体を統括する司令官に就任する、と10月8日(土)、ロシア国防省が発表した。

 「ロシア連邦国防省の決定により、セルゲイ・スロヴィキン陸軍大将が特殊作戦実施地域における軍の連合部隊の司令官に任命された」と国防省の声明文書には記載されていた。

 この百戦錬磨の将軍は、2017年からロシアの航空宇宙軍の司令官を任じられている。同年、スロヴィキン将軍は、シリアでの軍事作戦において果たした功績により、「ロシアの英雄」という称号を授けられた。それ以前は、チェチェンでの戦争にも参戦していた。

 様々なメディアからの報道によると、スロヴィキン将軍は同僚たちから「ハルマゲドン将軍」というあだ名をつけられているが、それは軍事作戦において、同将軍が強硬で型破りな作戦を駆使するからだ、という。

 スロヴィキン将軍は、ウクライナでのモスクワ当局の軍事作戦の「南方」部隊を取り仕切っていた。6月下旬、ロシア国防省は、スロヴィキン将軍の部隊が、ルガンスク人民共和国のゴルスコエ地域で包囲されていたウクライナ軍の主要部隊を殲滅した、と主張していた。

関連記事:‘Terror attack’: How the Crimean Bridge became a key route for Russia and major target for Ukraine

 スロヴィキン将軍に新しい役職が任命されたのは、先週(10月第一週)、ロシア軍が包囲されることを避けるために、ドネツク人民共和国内の戦略的に重要な都市であるクラスニー・リマン市から撤退した後のことだった。この撤退に関しては、多くのロシアの官僚たちから批判を受け、より防衛を強固に固めるよう軍側を強く非難していた。

 現在、軍事専門家やメディア関係者から、ウクライナでの軍事作戦の進行具合に懸念の声がどんどんと上がってきている中でのことだ。
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