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ウクライナ、ロシア語についての新たな禁止令を発令


<記事原文 寺島先生推薦>
Ukraine issues new ban on Russian language
Kiev has removed a range of courses from the national school curriculum
キエフは、国定教育課程から一連のコースを削除した

投稿先:RT

2022年08月16日

<記事飜訳 寺島メソッド飜訳グループ>

2022年09月04日


© ピエール・クロム / ゲッティ イメージズ

 ロシア語とロシア文学の科目は、もはやウクライナで教えられることがなくなることが、8月16日(火)に教育省のウェブサイト上で更新された教育課程から明らかになった。

 除外された科目の中には、「ロシア語と外国文学」、「5-9年生のためのロシア語での指導による一般教育コースのロシア語」、および「10-11年生のためのウクライナ語またはロシア語による指導」があった。

 ほとんどすべてのロシア語とベラルーシ語の本は学校カリキュラムから除外されるが、同省は、ニコライ・ゴーゴリやミハイル・ブルガーコフなど、ロシア語で書かれているが、「その人生と仕事がウクライナと密接に関連していた」著者によるいくつかの作品は許可する、と指摘している。

 更新された教育課程によると、ウクライナの学校での外国文学という科目は、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ、O・ヘンリー、アンナ・ガヴァルダ、ジョセフ・ロスなどの作家の作品に焦点を当てている。

 同省はまた、「新しい歴史学の発展を考慮に入れるために」ウクライナの学校の歴史の科目の学習内容を更新する、と発表した。具体的には、6年生から11年生までの「ウクライナと世界史」の科目内容を更新し、キエフとモスクワの間で進行中の軍事紛争を含める予定だ。

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ウクライナの都市はロシア語を禁止

 先月、ウクライナ当局は「ウクライナ語を国家言語として確実に機能させる」という法律の新段階をとして、ロシア語を話すことに対する罰金を導入した。この法律は、政府機関、教育、科学、メディアなどの機関で働く者に適用される。

 「国民は社会生活のあらゆる面でウクライナ語を使用しなければならない」と、ウクライナ語保護委員のタラス・クレメンは説明し、違反者を地元の法執行機関に報告するよう人々に求めた。

 ウクライナではロシア語を母語とする地域がたくさんあり、特にウクライナの東部と南部の多くの都市ではロシア語が優勢である。しかし、キエフは、ほとんどの分野でロシア語の使用を禁止する措置を講じている。

 モスクワは、ロシア語に対する弾圧に何年も前から懸念を表明してきた。昨年9月、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、「ウクライナにおけるロシア語に対する差別は、大惨事の様相を呈している」と述べた。
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