麻薬摂取疑惑に揺れるフィンランドの若き女性首相を北欧の女性たちが支援
<記事原文 寺島先生推薦>
Finnish PM finds friends in flashmobs
Women in Finland and Denmark are posting videos in support of Sanna Marin after videos of her at a private party were leaked
(フィンランドの首相が、フラッシュ・モブ(前ぶれなく街中やオンライン上で突如おこる運動のこと)での友情を享受
フィンランドとデンマークの女性たちが、私的なパーティでの様子を晒されて苦境に落ちている、サンナ・マリン首相を支援する多くの動画を投稿)
出典:RT
2022年8月22日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年9月6日

フィンランドのサンナ・マリン首相© Global Look Press / IMAGO / Saara Peltola
北欧諸国の女性たちがオンライン上のフラッシュ・モブに参加し、フィンランドのサンナ・マリン首相への「連帯」の意思表示を行っている。同首相は、先週私的なパーティでの動画が流出したことで非難の的となっている。
フィンランドとデンマークの女性たちが、自分たちが踊ったり騒いだりしている動画を#SolidaritywithSannaというタグをつけて、YouTubeなどのソーシャル・メディア上に投稿している。
世界各国の政治家たちからマリン首相を守ろうという声が上がっている。例えば、豪州のフィオナ・パッテン国会議員は、「フィンランド国民は幸運です」、自国の首相が起こした最悪の事件が「パーティの動画の流出なのだとしたら」と記している。
マリン首相を支援しようとする声が大きく広がったのは、36歳の同首相の2件の私的な動画が流出したことを受けてのことだ。 一件目の動画は友人たちとのパーティの様子を映したものであり、もう一件は、マリン首相がフィンランドの男性歌手であるオラビ・ウーシビルタ(Olavi Uusivirta)と踊っている様子を映したものだった。
この動画が物議を醸し出したのは、この動画を見た人々から、マリン首相の振る舞いが一国の主として「相応しくない」と主張する声が上がったからだ。さらには、これらの動画のうちの1件で、後ろでコカインの話をしている声が聞こえていたことを指摘する人もおり、マリン首相が夜遊び中に麻薬を摂取していたのではないかという疑いが生じていた。
動画が出回った後、マリン首相は法に触れる行為は行っていなかったと主張したと同時に、自身のプライバシーが侵害されたことを嘆いていた。マリン首相の主張によれば、そのパーティは、個人宅で数週間前に開かれたもので、勤務時間外で非公開にしておきたかったものだとのことだ。
「休みをとって友人たちと過ごしただけです。不法行為は何もしていません」とマリン首相は断言し、行ったことは、「踊って、歌って、友人たちとハグして、アルコールを摂取しただけです」と語った。
さらにその週末には政治的な会合の予定はなかったことも明らかにした。
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Finnish PM responds to drug allegations
「2022年という年は、政策立案者でも、踊ったり、歌ったり、パーティに行ったりすることが受け入れられる年になればいいのですが」とマリン首相は続けた。「そのことをどう捉えるか[を決めるの]は、有権者が判断すべきことです」。
しかし、フィンランドの多くの政治家は首相のイメージを損なう可能性があることに懸念の声を上げている。ミッコ・カルナ(Mikko Karna)国会議員は、マリン首相は自主的に薬物検査を受け、その結果を公表すれば、非難される余地は無くなるだろうと語っている。
マリン首相はこの要求は「不当である」としながらも、「自分の身を法的に守るため」に薬物検査を既に受けており、その結果は約1週間後に出る、と語った。
(訳注:その後の報道で、この検査結果は陰性だったことがわかっています)
Finnish PM finds friends in flashmobs
Women in Finland and Denmark are posting videos in support of Sanna Marin after videos of her at a private party were leaked
(フィンランドの首相が、フラッシュ・モブ(前ぶれなく街中やオンライン上で突如おこる運動のこと)での友情を享受
フィンランドとデンマークの女性たちが、私的なパーティでの様子を晒されて苦境に落ちている、サンナ・マリン首相を支援する多くの動画を投稿)
出典:RT
2022年8月22日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年9月6日

フィンランドのサンナ・マリン首相© Global Look Press / IMAGO / Saara Peltola
北欧諸国の女性たちがオンライン上のフラッシュ・モブに参加し、フィンランドのサンナ・マリン首相への「連帯」の意思表示を行っている。同首相は、先週私的なパーティでの動画が流出したことで非難の的となっている。
フィンランドとデンマークの女性たちが、自分たちが踊ったり騒いだりしている動画を#SolidaritywithSannaというタグをつけて、YouTubeなどのソーシャル・メディア上に投稿している。
世界各国の政治家たちからマリン首相を守ろうという声が上がっている。例えば、豪州のフィオナ・パッテン国会議員は、「フィンランド国民は幸運です」、自国の首相が起こした最悪の事件が「パーティの動画の流出なのだとしたら」と記している。
マリン首相を支援しようとする声が大きく広がったのは、36歳の同首相の2件の私的な動画が流出したことを受けてのことだ。 一件目の動画は友人たちとのパーティの様子を映したものであり、もう一件は、マリン首相がフィンランドの男性歌手であるオラビ・ウーシビルタ(Olavi Uusivirta)と踊っている様子を映したものだった。
“Solidarity with Sanna”
— Megha Mohan (@meghamohan) August 20, 2022
Women in Finland are posting videos of themselves partying while tagging Prime Minister Sanna Marin. pic.twitter.com/Bl1M4r0bky
この動画が物議を醸し出したのは、この動画を見た人々から、マリン首相の振る舞いが一国の主として「相応しくない」と主張する声が上がったからだ。さらには、これらの動画のうちの1件で、後ろでコカインの話をしている声が聞こえていたことを指摘する人もおり、マリン首相が夜遊び中に麻薬を摂取していたのではないかという疑いが生じていた。
動画が出回った後、マリン首相は法に触れる行為は行っていなかったと主張したと同時に、自身のプライバシーが侵害されたことを嘆いていた。マリン首相の主張によれば、そのパーティは、個人宅で数週間前に開かれたもので、勤務時間外で非公開にしておきたかったものだとのことだ。
「休みをとって友人たちと過ごしただけです。不法行為は何もしていません」とマリン首相は断言し、行ったことは、「踊って、歌って、友人たちとハグして、アルコールを摂取しただけです」と語った。
さらにその週末には政治的な会合の予定はなかったことも明らかにした。
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Finnish PM responds to drug allegations
「2022年という年は、政策立案者でも、踊ったり、歌ったり、パーティに行ったりすることが受け入れられる年になればいいのですが」とマリン首相は続けた。「そのことをどう捉えるか[を決めるの]は、有権者が判断すべきことです」。
しかし、フィンランドの多くの政治家は首相のイメージを損なう可能性があることに懸念の声を上げている。ミッコ・カルナ(Mikko Karna)国会議員は、マリン首相は自主的に薬物検査を受け、その結果を公表すれば、非難される余地は無くなるだろうと語っている。
マリン首相はこの要求は「不当である」としながらも、「自分の身を法的に守るため」に薬物検査を既に受けており、その結果は約1週間後に出る、と語った。
(訳注:その後の報道で、この検査結果は陰性だったことがわかっています)
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