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「バイデン氏はロシアの政権交代を望んでいる」 元下院女性議員トゥルシー・ギャバード

<記事原文 寺島先生推薦>
Biden wants regime change in Russia – ex-congresswoman

出典:RT  Worldニュース

2022年8月13日

<記事飜訳 寺島メソッド飜訳グループ>

2022年8月28日

米国大統領は、NATOを拡大し、国防企業を豊かにするためにウクライナ紛争を利用していると、トゥルシー・ギャバードは述べた。



ファイル写真:: ホワイトハウスのイーストルームで講演するジョー・バイデン氏(2022年8月9日、ワシントンDC) © AP / Susan Walsh

 ジョー・バイデン米大統領は、ウクライナ紛争を利用して「ロシアの政権交代」を画策し、軍産複合体を養っていると、元米国下院議員で2020年大統領候補のトゥルシー・ギャバードは、8月12日(金)、Foxニュースの視聴者に語った。さらにその一方、アメリカのヨーロッパ同盟国は、バイデンの 「新世界秩序」構築の代償を払っているとも語った。

 8月12日(金)にフォックスの司会者タッカー・カールソンの代役を務めたハワイ出身の元下院議員の彼女は、バイデン政権の反ロシア制裁を厳しく非難し、制裁は、ロシアが記録的なエネルギー利益を得る一方で、アメリカとヨーロッパを傷つけるだけだと述べた。

 「ヨーロッパは今、大規模なエネルギー危機の中にあります」と彼女は述べ、フランスでの記録的な電力料金の値上がり、ドイツでの公共照明の削減と暖房不足、イギリスとスペインでの家庭と企業のエネルギー使用の制限の例を挙げた。

 そして、「なぜ、このようなことが起こっているのでしょうか?」と自問した後、彼女は続けた。「ジョー・バイデンによる制裁のためです。制裁は、現代版の包囲網にほかならないからです。これは、ジョー・バイデンが作り出した供給問題であり、ロシアが今、利益を得ているだけにしかなっでいないのです」と述べた。

Tulsi Gabbard on Russia sanctions, filling in for Tucker:

"It's never been about morality. It's not about the people of Ukraine or protecting democracy. This is about regime change in Russia and exploiting this war to strengthen NATO and feed the military industrial complex." 🔥 pic.twitter.com/3IbYEOnymQ

— Scott Morefield (@SKMorefield) August 13, 2022

 2月にモスクワがウクライナで軍事作戦を開始したことを受け、米国とEUはロシアに対して複数回の経済制裁を発動している。米国はロシアの石油とガスの輸入を停止し、EUはロシアのエネルギー輸出から段階的に撤退を始めている。しかし、欧州の数カ国がモスクワの要求するルーブル建てのガス代支払いを拒否し、EUの制裁でガスパイプラインのメンテナンスが滞っているため、ガスの約40%をロシアに依存するEUはエネルギーコストの高騰とインフレに直面している。

 一方、ロシアは今年、ガスで得られる利益が倍増すると予想されている。

 米国がウクライナに一気に数百億ドル相当の兵器を投入していることから、ギャバードは同国の紛争は 「決して道徳の問題ではない」と主張した。

 「ウクライナの人々のためでも、『民主主義を守る』ためでもありません。ロシアの政権交代と、NATOを強化し軍産複合体を養うためにこの戦争を利用しているだけなのです。」

 「ジョー・バイデンにとっては、新しい世界秩序をもたらすためでさえあります」、と彼女は断言した。「『我々が主導しなければならない』とバイデンは言い、核の破滅の瀬戸際に我々を追いやることになろうとも、まさにその道を実行しようとしているのです。」

さらに読む

欧米のエリートが言い続ける「ルールに基づく国際秩序」とは何か?


 バイデンは、ロシアのプーチン大統領について「権力の座に留まることはできない」と公言したが、この発言は後にホワイトハウスが撤回せざるを得なくなった。3月にも米国最高指導者であるバイデンは記者団に対してこう発言した。「新世界秩序がこの先、生まれることになるでしょう。そしてその世界は我々が先導しなければなりません」と。この発言に呼応する形で、バイデン氏の顧問であるブライアン・ディース氏も、高いエネルギーコストは 「この先の自由主義的世界秩序」を形成するための代償であると述べている。

 ギャバードは長年、米国の海外紛争への関与や資金提供に反対してきた。2013年から2021年までの4期の任期中、彼女はアメリカのライバル超大国との対話と、イスラムテロに対する強硬政策を組み合わせる政策を提唱してきた。2020年の選挙に向けて民主党の予備選挙候補に立候補したが、一部のメディアや仲間の民主党議員から、ロシアの「操り人形」であると根拠なく非難された。

 2021年に議員を辞めてからも、ギャバードは陸軍予備員として活躍する一方、Fox Newsにゲストとして定期的に出演している。
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