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タッカー・カールソン氏がウラジーミル・プーチン大統領とのインタビューをストリーミング配信:ライブ最新情報

<記事原文 寺島先生推薦>
Tucker Carlson streams interview with Vladimir Putin: LIVE UPDATES
米国の保守派ジャーナリストがロシア指導者と話すためにモスクワを訪問
出典:RT  2024年2月8日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2月11日


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米国の保守系ジャーナリスト、タッカー・カールソン氏は火曜日(2月6日)、クレムリンでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と行なったインタビューを公開した。その模様は以下で視聴可能。



西側報道機関はロシアの立場を軽視しながらウクライナ当局の立場を宣伝することで「読者や視聴者に嘘をついている」とカールソン氏は主張した。「おかしな話です。米国民には、自分たちが巻き込まれた戦争についてできる限りのことを知る権利があります」と 同氏は火曜日(2月6日)にX上で公開した動画で述べた。

カールソン氏は、米国がウクライナの最大の軍事支援者であるからこそ、ウクライナ紛争に関しては「人々に知らせる義務」があるため、プーチン大統領と話し合いたいと付け加えた。

カールソン氏のモスクワ訪問のニュースは西側報道機関からの批判を引き起こし、一部の政治家はこの元FOXニュース司会者に制裁を与えるよう求めた。しかし、EU理事会関係者はロシアのタス通信に対し、カールソン氏に対する制裁は今のところ予定されていない、と語った。

(このライブ配信は現在は終了している)
2024 年 2 月 9 日
06:09 GMT(グリニッジ標準時間)


ゼレンスキー大統領は平和の綱領に基づいて大統領に選出されたが、就任後は「ネオナチや民族主義者」と同盟を結んだ、とプーチン大統領は言う。同大統領はこれには 2 つの理由があると考えている。

1つ目は、このような人々は「攻撃的で、…どんなことでもしてくれることが期待できる」ということであり、2つ目は、「米国主導の西側諸国はこれらの勢力を支援しており、ロシアと敵対する人々を常に支援するだろうから」ということである。ゼレンスキー大統領にとってそれは「有益で安全」だったが、明らかにウクライナの有権者との約束を裏切るものだった。

05:57 GMT

キエフが当時のボリス・ジョンソン英国首相の意見に耳を傾け、2022年の和平交渉で合意されたロシアとの休戦協定草案への署名を拒否したことは「ばかげており、非常に悲しいことだ」とプーチン大統領は考えている。戦争は続いているが、ジョンソン氏自身はすでに政権を離れている、とプーチン大統領は指摘した。

そもそもなぜジョンソン首相が介入するのかと問われ、プーチン大統領は「私自身も理解できない」と述べた。

「(西側諸国の)誰もがロシアが戦場で敗北する可能性があると幻想を抱いていた。傲慢さのせい、純粋な心のせいだが、偉大な心のせいではない。」

05:48 GMT

ロシアは、ポーランドやラトビアなどのNATO諸国が攻撃された場合にのみロシアは軍事行動にでるだろうとプーチン大統領は言う。それと正反対のことを西側諸国が主張するのは「単なる脅し文句」だとした。

ロシアがウクライナに対して核兵器を使用したり、何らかの紛争激化を引き起こしたりするのではないかという憶測は、「ロシアとの対立で米国の納税者や欧州の納税者から追加の金を巻き上げるための、街頭の人々にとっての単なる恐怖物語だ」とプーチン大統領は主張する。

05:44 GMT

インタビューから得られたその他の重要な点は以下のとおり。

米国とは異なり、ロシアは中国の台頭を恐れていない、とプーチン大統領は述べ、BRICSが「中国経済に完全に支配される」危険があるというカールソン氏の示唆には「悪い子どもをさらうというブギーマンのような実体のない話」であると応じた。

「我々は中国と隣国であり、近親者を選ぶことができないのと同じように、隣人も選ぶことはできない」とプーチン大統領は述べ、ロシアは中国と共存する術を学んだとも付け加えた。同大統領はさらに、中国の外交政策は侵略ではなく妥協点を見つけることを目的としていると述べた。

04:53 GMT

ロシアのドミトリー・メドベージェフ元大統領はテレグラムで、カールソン氏は「ビクつくことも、ひるむこともなかった」と書いた。

さらに、プーチン大統領は「なぜウクライナがこれまで存在しなかったのか、いまも存在しないのか、そしてこれからも存在しないのかを西側諸国に綿密かつ包括的に説明した」と付け加えた。

メドベージェフ氏は現在、ロシア安全保障理事会の副議長を務めており、軍事生産を監督している。

04:28 GMT

ワシントン・ポスト紙のロシア特派員フランチェスカ・エベル氏は、ロシア大統領がカールソン氏との会談に同意した理由の一つは「選挙の年に共和党のより多くのMAGA層(メーク・アメリカ・グレイト・アゲインを訴える層)に訴えるため」だったと書いた。

このインタビューは「ドナルド・トランプ氏の再選の可能性を高め、共和党に米国のウクライナへの軍事援助を阻止し続けるよう説得する可能性がある」とエベル氏は主張した。

03:50 GMT

ロシアの報道機関によると、プーチン大統領はカールソン氏にボグダン・フメリニツキーがロシア皇帝に宛てた手紙のコピーを渡したという。フメリニツキーは17世紀のコサックの首領で、ポーランドに対する反乱を率い、後にモスクワに保護を求めた人物だ。

プーチン大統領は、ロシアとウクライナの何世紀にもわたる共有の歴史について語る際、フメリニツキーの手紙について言及した。

03:30 GMT

米国の保守系トーク番組の司会者で映画監督のマット・ウォルシュ氏は、バイデン氏の最新の記者会見に対するプーチン氏の回答を比較した。

「今夜プーチン大統領がロシア千年の歴史を掘り下げた知的で学術的な回答をしている間、バイデン大統領はエジプト大統領がなぜか実際にはメキシコ大統領であることについて支離滅裂な話をしていた」とウォルシュ氏はXに投稿した。

バイデン氏は木曜日(2月6日)、ホワイトハウスで記者団と話した際、メキシコとエジプトの指導者らを当惑させていた。

03:16 GMT

カールソン氏によると、プーチン大統領は彼に「文書」が詰まった分厚い書類の束を渡したという。
「夜の読み物のネタを手に入れました」とこのジャーナリストはその書類の内容については触れなかった。

02:45 GMT

このインタビューはカールソン氏のXアカウントで3500万回、YouTubeで36万3800回の再生回数を記録した。カールソン氏の個人ウェブサイトでも放送された。

2024 年 2 月 9 日
01:50 GMT

カールソン氏はインタビュー後に撮影した動画で、ロシアがクリミアをウクライナに引き渡すと米国が期待するのは正気の沙汰ではないと述べた。

「そこにはロシア人が住んでいる。彼らは(2014年に)国民投票を行い、ロシアを選択したのだから。好むか好まないかは別として、クリミアに事が及んだ場合、プーチン大統領は核戦争に突入するだろうと考えるのが論理的だ」とこのジャーナリストは語った。

カールソン氏は「プーチン大統領がクリミアを放棄することが和平の条件だと本気で考える人は、頭がおかしい人だ」と述べた。

00:49 GMT

昨年ロシアでスパイ容疑で拘束された米国人ジャーナリスト、エヴァン・ゲルシコビッチ氏を善意のしるしとして釈放する用意があるかとの質問に対し、プーチン大統領は、自国は西側諸国と協力する用意があったが、この方針は報われなかったと回想した。しかし、プーチン大統領はゲルシュコビッチ氏の釈放を排除しておらず、これには西側諜報機関の柔軟性が必要になると付け加えた。

00:42 GMT

人間の脳にニューロチップを埋め込むなど技術進歩を推し進めている億万長者のイーロン・マスク氏の動きを「止めることはできない」とプーチン大統領は述べ、技術に関する何らかの合意や規制が合意されるべきだと付け加えた。

大統領は、人工知能と遺伝子学の最近の成果を20世紀の核兵器の開発に例え、世界中の国々が危険を感じ始めたとき、新技術を規制する協定を結び始めたことを指摘した。

00:34 GMT

BRICS経済フォーラムは速い速度で発展しているとプーチン大統領は信じている。同大統領は、1990年代初頭以降、現在この組織の一員となっている新興国は進歩を遂げ、現在では世界のGDPへの貢献という点でG7の役割を小さくしている、と付け加えた。

大統領によると、この発展はウクライナ紛争とは独立したものであり、一般的な世界経済の傾向を反映しており、止めることはできないという。

00:26 GMT

プーチン大統領は、ロシアと中国の貿易収支は均衡していると指摘し、それはハイテク製品、科学主導製品、そしてエネルギー製品の両方に支えられていると付け加えた。

00:21 GMT

プーチン大統領は、米国はドルを外交政策の手段として利用することで「明らかな戦略的間違い」を犯していると考えている。大統領によると、ワシントンが紙幣を増刷すると世界的にインフレが進行するという。

00:14 GMT

バルト海を通じてロシアとドイツを結ぶノルド・ストリーム・ガス・パイプラインを爆破したのは誰かとカールソン氏に尋ねられたプーチン大統領は、明らかに西側諸国を指して「あなた方だ」と答えた。米国やNATOの関与を示す何らかの証拠を持っているかと問われると、ロシア指導者は明言を避け、そのような場合にはまずそのような攻撃から利益を得る人たち、そして攻撃を実行する能力を持っていたのか誰かを探すべきだ、と指摘した。

00:06 GMT

プーチン大統領によれば、ロシアとウクライナは紛争初期に信じられないほど敵対関係の終結に近づいていたという。しかし、大統領によると、2022年春にモスクワがウクライナの首都近郊から軍隊を撤退させると、キエフは一切の外交を放棄し、最後までモスクワと戦うよう求めてきた西側の圧力に屈したという。これに加えて、ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領はロシアとのあらゆる交渉を禁止する法令に署名し、これ以上の関与は非常に困難になったとプーチン大統領は回想した。

米国がウクライナ紛争を止めたいなら、キエフへの武器送付を停止すべきだとプーチン大統領は言う。このロシアの指導者によると、もしこれが実現すれば、敵対行為は数週間以内に終わるだろうとのことだ。

2024 年 2 月 8 日
23:59 GMT


ソ連崩壊後、ウクライナは国家としてのアイデンティティを模索し続けたが、第二次世界大戦中にナチスに協力した「偽りの英雄」を奨励する以外に良い選択肢は見つからなかった、とプーチン大統領は言う。

23:58 GMT

プーチン大統領は、ドンバスでの敵対行為を阻止しようとした、今では失われている2014年と2015年のミンスク合意について言及し、もしドンバスの住民がウクライナに戻ることを納得し、そしてキエフが、社会福祉の公約を果たすことに同意していれば、この地域の危機は解決できたと心から信じていたと述べた。しかし、キエフの政策立案者らは武力で蜂起を鎮圧しようと思った、と彼は付け加えた。

2024 年 2 月 8 日
23:49 GMT


プーチン大統領は、ウクライナに対する西側の方策を巨大な政治的間違いだとの烙印を押した。同大統領は、ウクライナをNATOに受け入れるという2008年のNATOの約束と、西側諸国が支援した2014年のキエフでのクーデターについて話していることを明らかにした。クーデターに反対する人々を迫害するというウクライナ新政府の施策は、クリミアにとって脅威となり、ロシア政府はクリミアを保護下に置かざるを得なくなった、とプーチン大統領は付け加えた。

23:39 GMT

ロシアは当初、2000年代にウクライナがEUとの関係を強化しようとするのを容認する意向を持っていたが、EUとの連合協定に署名したいというキエフの意向が大きな問題を引き起こしたとプーチン大統領は言う。これが合意されれば、ウクライナの国境がEUに開かれることになり、キエフはモスクワと自由貿易協定を結んでいたため、ヨーロッパの製品がロシアに流入することになっただろう。

当時のウクライナのヴィクトル・ヤヌコビッチ大統領がEUとのそのような協定の(裏に隠された)知恵に疑問を抱き始めたとき、状況は西側諸国の支援を受けて大規模な抗議活動とクーデターに発展した、とプーチン大統領は付け加えた。

23:34 GMT

NATOは領土を東に拡大しないと約束したが、すぐにこの約束を破り、東ヨーロッパ全体とバルト三国を加盟させたとプーチン大統領は言う。米国主導の軍事ブロックであるNATOは現在、ウクライナを引きずり込むつもりさえある、と彼は付け加えた。

23:31 GMT

ロシアは極超音速兵器の開発において米国や他国を上回ることができており、この分野での能力を引き続き強化するつもりだとプーチン大統領は語った。

23:25 GMT

米国とその「衛星諸国」は、反政府勢力に政治的、情報的、財政的、軍事的支援を提供することで、1990年代に北コーカサスにおける分離主義とテロリズムを支援したとプーチン大統領は主張する。大統領によると、この問題について米国側と対峙したところ、米国側は告発を拒否したという。

しかしその後、米国はロシアの「野党」に協力していたことをモスクワに認め、米国はその政策は正しいと考えていたと付け加え、その後、ロシアはこの問題に関するいかなる対話も実を結ぶ可能性は低いと理解したとプーチン大統領は述べた。

23:17 GMT

プーチン大統領は、ビル・クリントン元米国大統領にロシアがNATOに加盟できるかどうか尋ねたが、クリントン元大統領はそれは不可能だと答えたと回想している。しかし、もし彼が当時「イエス」と言っていたなら、モスクワと軍事同盟との間に和解の時期が到来しただろうとプーチン大統領は示唆する。

23:14 GMT

ロシアはソ連の崩壊を受け入れたし、政治思想の違いがすべて解消されれば西側諸国と協力できると期待していた、とプーチン大統領は言う。

23:08 GMT

ウクライナは故ソ連指導者ヨシフ・スターリンの意志によって作られた「人工国家」である、とロシアのウラジーミル・プーチン大統領はカールソン氏に語った。ウクライナはハンガリーを含む近隣諸国から多くの領土を譲り受けているが、これらの国々には歴史的な土地の返還について話す権利がある、と語った。

しかし、ロシア指導者(プーチン)は、ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相とこの問題について話し合ったことはないと否定している。

22:18 GMT

EUのトップ外交官ジョゼップ・ボレル氏の報道官ピーター・スタノ氏は記者団に対し、プーチン大統領との会見を巡りカールソン氏をブラックリストに載せる「議論はない」と語った。

「加盟国または友好諸国から誰かが制裁リストに加えられるよう提案されるかどうかを先回りしたり推測したりするのは我々の責任ではない」とスタノ氏は述べた。

ニューズウィーク紙は先に、欧州議会の現職および元議員数人がカールソン氏のEU域内入りを禁止されるべきだと述べた、と伝えていた。

2024 年 2 月 8 日
21:53 GMT


カールソン氏はこれまでにハンガリーのヴィクトル・オルバン首相やエルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領など数人の国家元首と面談した。

2021年と2023年のオルバン首相との対談は、一部の米メディアからハンガリー首相の「PR」だと批判された。カールソン氏は、主流報道機関は反対意見に敵対的だと述べた。

21:40 GMT

国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、プーチン大統領との会見で米国民のウクライナ支持に対する見方が変わることはないと述べた。

カービー氏は記者の質問に答えて、「アメリカ国民が一度のインタビューで動揺するとは思えない」と語った。「覚えておいてください、あなたはウラジーミル・プーチン大統領の話を聞いているのですから、彼の発言を額面通りに受け取るべきではありません。」

21:31 GMT

カールソン氏は、ジョー・バイデン米国大統領と欧州および中東における米国の外交政策を声高に批判している。彼はキエフに対する米国の軍事援助に定期的に疑問を呈しており、ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領を批判している。

「ウクライナ大統領はストリップクラブのマネージャーのような格好でホワイトハウスに到着し、金銭を要求し始めた。驚くべきことに、誰も彼を追い出さなかった」とカールソン氏は2022年のFOXニュースの番組で語った。

21:21 GMT

ニュースウェブサイト「フェマフォー」によると、カールソン氏は木曜日(2月6日)、モスクワでNSAの内部告発者エドワード・スノーデン氏と会談した。スノーデン氏は2013年からロシアに住んでおり、2022年にロシア国民となった。

カールソン氏はまた、ジョー・バイデン大統領を性的暴行で告発した元上院補佐官タラ・リード氏とのインタビューも録音したと伝えられている。バイデン氏は彼女の申し立てを否定した。リード氏は身の安全を理由に、2023年にロシアに移住した。

21:19 GMT

プーチン大統領が外国報道機関との一対一のインタビューに応じることはめったにない。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシア指導者は「完全に一方的な」意見を持ち、「うわべだけの公平性」さえ守ろうとしない西側メディアと「話す気はない」と説明した。

21:08 GMT

このアメリカ人ジャーナリストは、予告なしにモスクワを訪問した際にインタビューを記録した。地元メディアによると、ロシアの首都への旅行中、彼は国際博覧会とボリショイ劇場でのバレエ公演を見学した。
カールソン氏はファストフードレストランや大型小売店でも目撃された。同氏は木曜(2月6日)早朝にモスクワを出発したと伝えられている。

20:29 GMT


タッカー・カールソン氏は、ウラジーミル・プーチン大統領のインタビューは木曜(2月6日)ロシア東部標準時間午後6時(グリニッジ標準時午後11時)に公開される予定だと述べた。このジャーナリストは会話の最初の写真を自身のインスタグラムに投稿した。


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アンサール・アッラー(フーシ派)のムハンマド・アリ・アル・フーシ氏:「私たちは平和を愛する者です」

<記事原文 寺島メソッド翻訳グループ>
Mohammed Ali al-Houthi of Ansar Allah: “We Are Peace Lovers.”
筆者:アーメッド・アブドゥルカリム(Ahmed Abdulkareem)
出典:Internationalist 360° 2024年2月3日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2月11日



モハメド・アリ・アル・フーシ氏、戦況の激化やイエメン封鎖などの見通しについて語る

 昨年10月7日に本格的に始まり、数万人のパレスチナ人の死亡をもたらしたイスラエルのガザに対する戦争と包囲を受けて、アンサール・アッラー派率いるイエメン軍はイスラエルに対する軍事作戦を宣言した。その目的は、イスラエル当局にガザに対する破壊的な戦争を中止させることである。

 サウジアラビアとアラブ首長国連邦が主導し、米国の支援を受けてイエメン国民に対しておこなわれた10年にわたる戦争によりもたらされた飢餓、ジェノサイド、民間人の強制退去を経験してきたアンサール・アッラーは、イスラエルに対するおそらく最も重要な抵抗運動を指導してきた。ガザ地区での血なまぐさい作戦に対して、同派は紅海とアラビア海でイスラエルが所有、あるいはイスラエル船籍、あるいはイスラエルが運航する船舶を標的にするという大胆かつ前例のない措置を講じた。

 西側諸国ではフーシ派という俗称で知られるアンサール・アッラーは、この行動はガザの悲惨な人道的状況への対応であると宣言し、イスラエルの侵略が止まり次第、イスラエルと関係のある船舶を標的とすることをやめると約束した。この発言は、アンサール・アッラーの指導者たちが作戦開始以来繰り返してきたもので、アンサール・アッラーの著名な構成員であり、イエメンのサヌア政府の重要な意思決定者であるイエメンのフーシ最高革命委員会のモハメド・アリ・アル=フーシ氏が当ミント・プレス・ニュース社に明言した。

アンサール・アッラーの対イスラエル作戦に対抗して、西側諸国、特に米国は、紅海とアデン湾での国際航行の自由を守るという口実のもと、軍艦の大艦隊を配置させた。西側報道機関の多くは、アンサール・アッラーは海賊かイランの支援を受けた民兵組織に過ぎないと軽視していた。西側の人々は、アンサール・アッラーの指導者の視点を検閲がかけられていない状態で聞く機会がほとんどない。このため、ミント・プレス・ニュースのアハメド・アブドゥルカリーム特派員は、アンサール・アッラーのモハメド・アリ・アル・フーシ副司令官と対談し、イエメン、ガザ、中東における最近の事象について対談した。

ミント・プレス・ニュース(以下M): 米国の拠点であるヨルダン国内のタワー22を標的とした攻撃で3人の米国兵が殺害され、30人以上の兵士が負傷したことについて、アンサール・アッラーはどのような立場をとっているのでしょうか?またその事件の前に起こった、米国が溺死だと主張する米海軍特殊部隊2名の溺死事件はいかがでしょうか?彼らの死に関するアンサール・アッラーの公式見解は何ですか?


モハメド・アリ・アル・フーシ氏:この攻撃は、米国がおこなった敵対的行動に対する自然な反応であると我々は考えています。これは間違った政策を取っている米国に対するアラブ世界からの大きな不満を表すものです。具体的には、ガザ地区でのジェノサイドの実行、イエメンへの侵攻などです。そのせいで、米国兵士や米国の国益を危険に陥れているのです。

米国民が理解しないといけないことは、他を攻撃するものには必ず報復が来る、ということです。アラブのことわざにあるように、「(アラーの神の)ドアをノックする者は誰でも答えを見つけるだろう」です。

質問の後半で言及された2人の兵士についてですが、この事件は米国で起きたものです。私たちは米国の発表を信用しません。しかし、もし米国側の説明が真実なら、おそらく米国側が隠蔽したがっている重大な犯罪があるということでしょう。米国はもっと悪いことを隠すために兵士たちの事件のことを暴露したのです。きちんとした組織である軍隊が同僚の行方を知らないというのは不合理です。この事件には曖昧なところがあります。米国が何を隠しているかを明らかにするには調査が必要です。

M:あなた方は、イエメンで8年以上続いた戦争の影響で苦しんでいますが、それにもかかわらず、あなたがたはガザと連帯して軍事的・政治的に先進的な立場をとってきました。なぜこのような立場をとるのですか?また、「あなたがたの立場はガザとは無関係である」と主張する米国および英国政府の声明に対してどう思いますか?

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:第一に、私たちの立場は宗教的かつ人道的なものです。その私たちが途方もない不正義を目の当たりにしているのです。私たちは、ガザの人々に対しておこなわれた虐殺の規模と深刻さを知っています。私たちは、米・サウジアラビア・アラブ首長国連邦連合によるテロに苦しんできました。この連合国が、戦争を開始し、私たちを今も封鎖し続けています。だからこそ私たちは、自分たちが置かれた状況ゆえに、同じ犯罪が繰り返されることを望んでいないのです。私たちは、毎週金曜日に数百万人規模で街頭デモを行うわが国民の要求に応えます。私たちはまた、アラブやイスラム諸国の大衆、そしてパレスチナの同胞を守るよう私たちに求めるすべての自由な人々にも応えます。

国際司法裁判所によってジェノサイドとまで認定されたガザの悲惨な人道的状況を目の当たりにして、何もしないわけにはいきません。ですので、私たちの動きの方向性は以下のようになっています。つまり、被抑圧者に立ちはだかる傲慢な者たちと対決することです。被抑圧者は、イスラエルと米国のせいで、悲惨な状況に置かれ、恐ろしい人間的苦痛に耐えています。この二国は、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への支援を停止することさえしています。今すべきことは、この組織への支援を増やし、パレスチナの人々にパンの供給を続けることのはずなのに、です。

M:西側報道機関は、あなた方による紅海の封鎖が紅海を航行するすべての船舶の航行の自由を脅かしていると伝えています。それは正確なのでしょうか? もしそうでないなら、どの国が問題なくバブ・アル・マンダブ海峡の利用を許されているのか、また、アンサール・アラーはどの船舶が通過でき、どの船舶が阻止されるかをどのように決定しているのかを教えていただきたいです。

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:紅海を封鎖しているわけではありませんし、欧米報道機関で宣伝されているような、我々が紅海の国際航行を標的にし、国際貿易を危険にさらしているというのは事実ではありません。紅海の航行は、イスラエルとつながっている船舶を除くすべての船舶にとって安全です。最近まで、私たちが作戦を発表して以来、4874隻の船舶が安全に通過しました。毎日約70隻の船舶がバブ・アル・マンダブ(海峡)を無傷で通過しています。

我々は常に、標的となる船舶は、占領された港に向かう船舶、イスラエル人が所有する船舶、ウンム・アル・ラシャシュ港(エイラート港)に入港する船舶など、「イスラエル」と関係のある船舶のみであることを明言してきました。イエメン軍は、「イスラエル」と関係のないすべての船舶には危害を加えないことを繰り返し明言しています。これは、イエメン軍の海軍作戦に関するすべての発表された声明の中で、軍の公式報道官が繰り返し明言していることです。

私たちは、バブ・アル・マンダブ海峡が閉鎖されることも、紅海が閉鎖されることも望んでいません。このことは、私たちがイスラエル船やパレスチナ占領地へ向かう船を標的にすることに限定していることからも明らかです。もしバブ・アル・マンダブ海峡の閉鎖を望むのであれば、他の手段があったでしょうし、ミサイルを発射するよりも簡単な手段もあったでしょう。

実際、欧米の報道機関で宣伝されているのは、米国の欺瞞の結果です。米国は、この出来事に関する誤った言説を広め、それが国際的な報道機関で支配的になるように躍起になっています。ガザでのジェノサイドを止めず、包囲を解こうとしない悪魔のような国、それが米国であり、英国であるにもかかわらず、です。米・英は紅海を軍事化し、イエメンに対する戦争の激化と侵略を続けています。

イスラエルに向かう船がどのように識別されるかについては、イエメン国防省からの正確な情報に基づいています。イスラエルにつながる船であれば、紅海とバブ・アル・マンダブ海峡を通過してはならないと警告されます。警告を拒否した場合(警告を発表し、明確にし、停船して戻るように合図を送った後)、その船は標的にされます。私たちが信頼している軍のデータによれば、イスラエルの港に向かっていない船が標的にされたことはありません。そして、米国も英国も、我々がこう言っていることが間違っていると証明できていません。

M:バブ・アル・マンダブ海峡、紅海全般、アラビア海、アデン湾を通過する際に、船舶が危険を回避するための通信手段はありますか?

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:海軍はこのことを明言しており、(公的な)声明の中で、通信が可能な16番チャンネルがあることを常に繰り返し伝えています。海運会社には(私たちは直接各社に伝えていますが)、簡単な解決策があることを伝えています。「我々はイスラエルとは関係がない」とさえ書くだけで、安全に通過できるのです。また、デジタル・セレクティブ・コーリング(Digital Selective Calling)の使用も奨励しています。[デジタル・セレクティブ・コーリングは、遭難信号を送信するために海上通信で使用されている技術です。 海上無線のデジタル「呼び出しボタン」のような機能です]。

M: 欧米諸国は、紅海での活動は国際航海の安全と治安維持のためだと言っています。 これに対してどう思われますか?

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:イスラエル船を守るために「繁栄同盟」と呼ぶ同盟を結んで国際航行を危険にさらしているのは米国であり、この同盟のより適切な名称は「破壊同盟、紅海の軍事化、紛争の拡大」というものでしょう。

米国による警告、度重なる報道機関を使ったテロ、船舶へのメッセージや呼びかけは、わが国への軍事攻撃に加えて、世界の航行と貿易に害を及ぼす行為です。

ホワイトハウスは、バブ・アル・マンダブ海峡を通過するのは危険だという嘘話を流し、世界を欺こうとしています。イスラエルとは何のつながりもない国際的な船会社に、紅海を通らないよう圧力をかけています。この行為は、イエメン側に対する不満を煽り、犯罪者(ベンヤミン)ネタニヤフに奉仕するために行われています。我々は米国側に、このような行為を止め、侵略を止め、ガザの人々に対する包囲を解くという最善の解決策に目を向けるよう求めます。イエメン軍は、米英軍の我が国に対する侵略と攻撃に呼応する以外、米英軍の艦船を標的にしたことはありません。それに先立ち、革命の指導者[アンサール・アラーの指導者アブドゥル=マリク・アル=フーシ]は、イエメンに関与しないよう警告していました。

M:アンサール・アッラーに対する米英軍の空爆の本質は何なのでしょうか。 本当に被害をもたらしているのでしょうか?実際に何を標的にしているのでしょうか?これらの攻撃でイエメンの民間人が死亡したことはありますか?

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:第一に、米英のイエメンに対する侵略は何も新しいことではありません。この2カ国は2015年以来、イエメン共和国に対する侵略を実行してきました。それと同じ行動です。私たちは米国が戦争を激化させることを恐れていません。もし両国が陸路での侵攻を決断すれば、ベトナム、アフガニスタン、イラクで直面したものよりもさらに厳しい試練に直面することになるでしょう。

イエメンの人々は自由を愛し、戦士であり、武装しています。軍隊は十分に準備されており、イエメン人はこの地域で、米国に戦略的敗北を与えることのできる多くの選択肢を持っています。

米英軍の空襲は、サヌア、サーダ、ホデイダ、ハジャ、ダマルなどの人口密集都市を標的にしました。それ以前には、紅海で我々の巡視艇を標的にし、多くの海軍兵士が殉教しました。米・英による攻撃は何の効果もなく、その影響力について言われていたことは根拠のない幻想であり、失敗でした。全能のアラーのおかげです。

米国と英国は、海上での攻撃や空爆を通じて、パレスチナでのジェノサイドの継続や、我が敵国イスラエルによる市民殺害という犯罪を止めることなく擁護しています。

一方、イエメン共和国における私たちの立場は、人道を擁護するものです。私たちの作戦は、ジェノサイドを阻止し、殺戮を止めるために実施されます。私たちの選択は人道の選択であり、私たちが犠牲を払う正しい選択です。米国は、我が指導者(アンサール・アッラーの指導者アブドゥル=マリク・アル=フーシ)の警告を真剣に受け止めなければなりません。

M:米国と英国の政界では、イエメンに対する戦争を激化させ、場合によっては地上侵攻を行うという話も出ています。これに対するアンサール・アッラーの反応と、米英が戦況を激化した場合のアンサール・アッラーの軍事作戦拡大計画について教えてください。

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:地上戦はイエメンの人々が望んでいることです。というのも、9年以上にわたって自分たちを苦しめてきた者たちと対峙することになり、復讐の機会となるからです。革命の指導者[アンサール・アッラーの指導者、アブドゥル=マリク・アル=フーシ]が言ったように、「米国側に知って欲しい事実は、もし米国がイエメンに兵士を送れば、米国はアフガニスタンで直面したもの、ベトナムで苦しんだものよりも過酷なものに直面するだろう、ということだ。われわれには敵に立ち向かい、揺るぎない強さがある。われわれの国民は、大規模な侵略に直面して9年間耐えてきた」のです。

M:バイデン政権がアンサール・アッラーをテロ組織として分類したことについて、あなたはどのように考えていますか? この決定はあなた方にとって何かしらの影響がありますか?

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:私たちがガザを支援しているという理由で私たちをテロリストに指定することは、名誉であり誇りです。また、政治的であり、不道徳であり、何の正当性もないことです。米国の動きは私たちには影響しません。私たちは米国の領土に入ることはありません。また、海外に会社や銀行口座を持っているわけでもありません。米国は、この指定が私たちの人道的、倫理的な展開や決定に影響を与えないことは承知の上です。解決策は、ガザへの侵略を止め、食料や医薬品の持ち込みを許可することにあるのですから。

M:欧米諸国はアンサール・アッラーのことをフーシ派と呼んでいます。「フーシ」と「アンサール・アッラー」の根本的な違いは何だとお考えですか?

モハメド・アリ・アル・フーシ氏:私たちの指導者が定義するアンサール・アッラーは、一部の人々が宣伝するような組織、政党、団体ではありません。枠にはめられたり、構造化されたりする組織ではないのです。殉教者の指導者であるサイイド・フセイン・バドレディン・アル=フーシ[アンサール・アッラーの創設者]が組織の結成に着手したときでさえ、彼は、多くの組織や団体、政党が行おこなうような、国際的に知られた手続き(登録所や会員証の付与など)に従って部隊を結成したわけではありません。そうではなく、さまざまな政治的志向、所属、社会的区分の大衆が、この取り組みに含まれる立場の枠組みの中で動くという取り組みを提示したのです。つまり、私たちは広範な大衆運動だと言えます。

私たちの組織の名称であるアンサール・アッラーはコーランから取られたもので、全知全能の神アッラーより与えられた使命を、聖コーランに書かれた方法に則った実用的な対応をあらわす言葉です。私たちはアラーのために支えなければならない国の問題を背負って、アンサール・アラーになろうと常に努力しています。

「フーシ」という名称は、私たち自身をあらわす名称ではありません。私たちはフーシと呼ばれることを拒否しています。それは私たちの名前ではありません。この名称は、敵が私たちにつけたもので、その目的は、私たちの取り組みに賛同するイエメン社会に属する大衆に濡れ衣を着せることにあります。現実には、こうした試みは失敗しています。我が国の国民は、この呼称やその他の否定的な喧伝の影響を受けていません。私たちの指導者は直近の演説のひとつで、このことに言及していました。

M:西側諸国はアンサール・アッラーをイランの手先と非難しています。西側報道機関は最近、米国が中国に対し、アンサール・アッラーの紅海封鎖を止めるようイランに圧力をかけるよう要請した、と報じました。 この問題の真相と、アンサール・アッラーとイランの関係はどうなのでしょうか?

モハメド・アリ・アル=フーシ:先週木曜日(1月25日)の演説で、[アンサール・アッラーの指導者アブドゥル=マリク・アル=フーシは]米英の攻撃は失敗であり、[われわれには]何の影響もなく、われわれの軍事力を制限することはない、と明言しました。 私たちの指導者は、「米国がパレスチナ支援活動を停止するよう我々を説得するために中国に援助を要請しようとしているのは、この先失敗する兆候の一つである」と考えています。

また指導者は、「中国は米国に従わないことが自分たちの利益になるとわかっているので、米国のために自分たちを巻き込むことはしないだろう。中国は米国による敵対政策を承知している。台湾問題を通して、米国が画策している陰謀の大きさをよく知っている」とも指摘しました。

告発者は自分が言ったことを証明しなければなりませんが、私たちは米国の主張が幻想である、とはっきり言います。私たちの決断は私たち自身の手に委ねられており、米国とイスラエルはそのことを知っています。両国がイランを非難するのは、彼らの勝手です。イランは主権国家です。私たちは敵の言葉にわざわざ反応することを好みません。私たちは正しい立場を取っているのですから、敵の言葉など気にしません。

M:アンサール・アッラーとサウジアラビア主導の連合との間で停戦が成立し、現在、オマーンの仲介を通じて交渉が行なわれています。イエメンに平和を取り戻そうという動きは、あなた方による紅海での活動を停止させる圧力として利用されたのですか? 和平への道筋とイエメンでの戦争の当事者間の合意を妨害しているのは誰ですか?

モハメド・アリ・アル=フーシ:まず確認しておきたいのは、この動きは、停戦ではなく、戦闘の緩和である、という点です。イエメン共和国の恒久的な平和を達成し、包囲網を解除するために政治的な活動が継続されることを望んでいます。

2つ目にお伝えしたいことは、私たちは米国から、間接的な伝言や脅迫を受けていることです。具体的には、内部戦闘戦線の開設や戦線の移動、和平の妨害、援助の停止などの行為です。そしてそのような行為をおこなっている理由は、イエメン国民がパレスチナの人々を壊滅させることを許していないからです。

私たちは平和を愛する者です。イエメン共和国を建設したいのです。その地での平和を望んでいます。だから、紅海での私たちの活動は、パレスチナの兄弟のための平和の探求という枠組みの中にあるものなのです。

しかし、9年間もイエメンの和平を妨げてきたのは誰なのでしょう? それを妨害しようと脅したのは米国ではなかったのでしょうか? それは、私がさきほど述べさせてもらったとおりです。

私たちは(イエメンの)包括的な解決策についての視座を提示し、それを報道機関に発表し、国連に届けました。

最近、(すべての当事者が)合意した内容について(発表された)論文に対して、妨害を加えようとする勢力が存在しましたが、それが米国でした。米国当局はこれまでの交渉でもそうしてきたのと同じように、今もまさに和平を妨害しています。

彼ら(米国)はパレスチナで和平を口にしながら、拒否権を行使して戦争の終結を妨げています。イエメンでは、平和について語りながら、同時にイエメン共和国の人々に対して(軍事)作戦を開始しています。

M:アンサール・アッラーと米国との間に直接交渉の経路はあるのでしょうか? この地域での戦況の激化を抑えるために、今後どのような交渉が行なわれるのでしょうか?

モハメド・アリ・アル=フーシ:私たちはまだ米国と直接交渉していません。直接交渉を求められたことはありますが、私たちは拒否してきました。それは、私たちは米国を犯罪と虐殺を継続するためにあらゆることを行なうテロリストの犯罪者とみなしているからです。もし米国が私たちとの対話を望むのであれば、オマーンにいる私たちの兄弟と、そこにいる私たちの交渉団を通じてでなければなりません。これが対話の唯一の方法です。

M:アンサール・アッラーは、封鎖の理由はガザの人々と連帯し、支援するためだと何度も述べています。 アンサール・アッラーがイスラエルの利益に対する封鎖や攻撃を停止するために、イスラエルは何をしなければならないのでしょうか?

モハメド・アリ・アル=フーシ:--私たちがこれまで紅海での作戦行動に訴えたことがないことをきっとご存知のことと思います。主に米国の支援を受けた大規模な戦争にさらされていた時にさえ、です。それでもいま、このような攻撃を行なっているのは、ガザでのジェノサイドを止めるためです。医薬品や食料がガザに入り、侵略が止まり次第、私たちの軍事行動は直ちに停止します。この崇高な人道的目標が達成されるまで、武装した空・海・陸軍は、イスラエル、米国、英国の艦船を標的にし続けるでしょう。この方程式の解法は簡単です。食糧と医薬品をガザの人々に届けさせれば、侵略は停止します。

M:米英両国は、紅海で行なっていることは自衛であり、国際航行を守るためだと繰り返し述べています。 これらの声明についてどう思われますか?

モハメド・アリ・アル=フーシ:真実は、米国当局と英国当局が、自分たちの土地から何千マイルも離れた人々を爆撃しているというところにあります。国連加盟国である独立国に対して、正当性も合法性も法的根拠もない侵略を行なっているのです。イスラエルという(我々の)敵を守るためだけに、イエメンへの侵略を行なっているのです。米・英が防衛態勢を取っていないことは、確かであり、はっきりと目に見える事実です。自分たちの船がフロリダ沖やロンドン沖で攻撃されたとしても、米・英は同じ主張をしていたでしょう。

加えて、米・英の侵略行為にはなんの道理も人道的正当性もありません。イスラエルがパレスチナでさらなるジェノサイドを行ない、市民を殺し続けることができるように、犯罪者を擁護するためにやってきたのですから。

米英両国の政権は、紅海、アデン湾、アラビア海における国際航行の安全など気にかけていないことを、米英両国民は知るべきです。米・英当局が気にかけているのはネタニヤフ首相のことだけであり、自国民の利益や兵士の命を犠牲にしてでも、ガザの人々に対するジェノサイドを続けるよう促しているのですから。

私たちが米・英に言いたいことは以下のとおりです: あなた方はこの地域に火をつけに来た者たちであり、各国船舶の航行を脅かすために動いている者たちであり、紅海やアラビア海、アデン湾に危険やテロを持ち込んでいる者たちです。このような行為をやめ、元の場所に戻りなさい。紅海は米国のものでも英国のものでもありません。米国の政策が敵対的であることは明らかです。東シナ海で野心を抱き、紅海でも野心を抱き、北極圏でもロシアと競合している国なのですから。

アーメッド・アブドゥルカリム(Ahmed Abdulkareem)氏。サヌアを拠点とするイエメン人ジャーナリスト。 ミント・プレス・ニュースやイエメンの地元報道機関でイエメンの戦争を取材している。
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タッカー・カールソン氏にはロシアの保護は必要ない – クレムリン

<記事原文 寺島先生推薦>
Tucker Carlson doesn’t need Russian protection – Kremlin
ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官は、この米国人ジャーナリストは自分の身の回りのことは完璧にこなせると発言。
出典:RT 2024年2月8日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2月11日


米国ジャーナリストのタッカー・カールソン氏© AFP / Joe Raedle

ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は木曜日(2月8日)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とのインタビューを録音した後で・米国ジャーナリストのタッカー・カールソン氏がロシア政府から保護を受けることは必要ない、と述べた。

カールソン氏が今週初めにプーチン大統領との会談のためモスクワを訪問したことは西側報道機関からの批判を引き起こしており、一部の政治家はこの元FOXニュース司会者に制裁を科すよう求めている。

「カールソン氏は我が国からの保護が必要でしょうか?私はそうは思いません。カールソン氏は自力で何とかできる力をお持ちだと思います」とペスコフ報道官は記者団に語った。

「米国からは完全に非常識な声も上がっていますが、理性のある声もあがっています」と同大統領報道官は付け加えた。

カールソン氏のプーチン大統領とのインタビューは、米国だけでなくロシアでも「途方もない興味」を引き起こしたとペスコフ氏は認め、この関心は「常軌を逸している場合もあります」と付け加えた。

しかし、同報道官はインタビューの重要性を認め、「この件は何日も読まれ、議論されることになるでしょう」という予想を示した。

ペスコフ報道官は、プーチン大統領とのあらゆる会見について、「特に外国の代表との会見は非常に重要な催しです。世界中のできるだけ多くの人々がロシアの国家指導者の考え方や視点を知ることが我が国にとって重要ですので」と付け加えた。


関連記事:EU rules out Tucker Carlson sanctions – TASS

カールソン氏は以前、ロシアの指導者と話したい理由を説明し、西側報道機関が視聴者に「嘘をついており」、ウクライナ紛争の報道が偏っている、と非難した。「おかしな話です。米国民には、自分たちが巻き込まれた戦争について、できる限りのことを知る権利があります」というのが同氏の主張だった。

いっぽう、ヒラリー・クリントン元米国務長官は、カールソン氏を「ウクライナに関するウラジーミル・プーチン大統領の一連の嘘をオウム返しにする」、「便利な愚か者」であると決め付けた。 CNNは、この元FOXニュース司会者がプーチン大統領にインタビューすることで「ロシアの権威主義者の命令に従った」と非難した。

ロナルド・レーガン政権の構成員であったビル・クリストル氏は、カールソン氏を「裏切り者」とまで呼び、モスクワ訪問の全容が明らかになるまでカールソン氏の再入国を禁止するよう米当局に求めていた。

ニューズ・ウィーク紙は数人の現職および元EU議員の話として、EUはカールソン氏のロシア訪問を理由に同氏のEU域内への入国を禁止する可能性がある、と報じたが、その主張は後にEU当局によって誤りであることが暴かれた。欧州委員会のピーター・スタノ外交・安全保障政策担当報道官は、「現在、モスクワにいる当該米国人についてEU関連機関での議論は行なわれていません」と述べた。

関連記事: White House denies ‘ridiculous’ Tucker Carlson claims

カールソン氏とプーチン氏のインタビューは木曜(2月8日)ロシア東部標準時間午後6時に放送される予定だ。ペスコフ報道官によると、金曜日(2月9日)の朝にはクレムリンのウェブサイトでも公開される予定だという。
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ネオナチが最前線で虐殺されないように守っていたウクライナ最高司令官 – 元CIA分析官

<記事原文 寺島先生推薦>
Ukraine’s top general sparing neo-Nazis from frontline slaughter ex-CIA analyst
ヴァレリー・ザルジニー最高司令官、はウラジーミル・ゼレンスキー大統領との対立で急進的国家主義者の味方を見つけるかもしれない、とラリー・ジョンソン元CIA分析官は語る
出典:RT 2024年2月6日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2月11日


ヴァレリー・ザルジニー将軍を描いた落書き。© Andriy Andriyenko / SOPA Images / LightRocket (Getty Images)

ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、最高司令官であるヴァレリー・ザルジニー将軍を解任しようとしていると報じられているが、ザルジニー将軍が武装したネオナチの支援を受けていることを考えれば、国の最高軍事司令官よりもゼレンスキー大統領の方が先に職を失うことになるかもしれない、とラリー・ジョンソン元CIA分析官は主張している。

ゼレンスキー大統領がザルジニー将軍を解任しようとして失敗したとの報道が広まる中、ウクライナや外国の報道機関は2人の緊迫した会談の様子を伝え、将軍は自発的な辞任要求を拒否し、大統領は軍上層部からの圧力で解任をためらった、と報じた。 ゼレンスキー大統領はそれ以来、軍司令部の大改革が間近に迫っていると報道陣に語っている。

日曜日(2月4日)、ブラジルを拠点にYouTubeチャンネル『Dialogue Works』のホストを務めるニマ・アルコーシド氏との対談で、ジョンソン氏は「何十万人ものウクライナ人が死んだり傷ついたりしていなかったのであれば」、この続き物のメロドラマは愉快なものになっただろうに、と主張した。


関連記事:Zelensky military purge to extend beyond top general – media

「銃を持った奴が勝つのが通常ですか、最後に確認したところ、ザルジニー将軍はゼレンスキー大統領よりも多くの銃を持っていました」とジョンソン氏は語った。

さらに同氏は、2人を比較して、この将軍を「偉大な人物」と見るべきではない、と述べた。

「私はザルジニー将軍をある種の軍事的天才や本当に善良な人物として紹介したくはありません」とこの専門家は述べた。ジョンソン氏は、同将軍は「ネオナチ思想を信奉するちょっとしたクズ野郎」だと主張した。

「ザルジニー将軍は、最もネオナチ思想に動かされた軍隊、つまりアゾフ部隊とクラーケン部隊を、殺されることになる前線に投入しないように細心の注意を払ってきました。その理由はこの勢力を維持したいからです。これらの部隊の代わりに、将軍は大砲の餌食となる一般の兵士たちを送り込んでいます。」

ザルジニー将軍がウクライナ極右の過激な国家主義思想を共有しているかどうかを、同将軍の公式声明から判断するのは難しいが、同将軍はこれらの組織でかなりの支持を得ている、と考えられている。


ウクライナ軍指導者で民族主義右派セクター組織の著名な構成員であるアンドレイ・ステンピツキー氏が金曜日(2月2日)にソーシャルメディアに投稿した写真には、ザルジニー将軍に名誉身分証明書を与え、同将軍がシュテンピツキー旅団の最初の団員であることを証明する写真が掲載されていた。画像の背景には、ウクライナ民族主義指導者でナチスの協力者であるステパン・バンデラの肖像画があった。

ゼレンスキー大統領は東部の反政府勢力やロシアとの和解を綱領に掲げて2019年に大統領に選出されたが、極右による暴力の脅威を受けて大統領府はその公約を実現しようとする初期の試みから撤退した。
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ヌーランド米国務次官、ゼレンスキー大統領に最高司令官を解任しないよう指示– タイムズ紙

<記事原文 寺島先生推薦>
Nuland told Zelensky not to fire top general – The Times
この悪名高いネオコンがワレリー・ザルジニーの職を救おうとしたとの報道
出典:RT 2024年2月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2月11日


2024年1月31日、キエフの聖ミカエル大聖堂の外にいるビクトリア・ヌーランド国務次官© Sergei SUPINSKY / AFP

米国のビクトリア・ヌーランド国務次官は、ワレリー・ザルジニー将軍解任というウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領の計画に不満を持ち、両者の意見の相違を「滑らかにする」と申し出た、と金曜日(2月9日)のタイムズ紙が報じた。

ゼレンスキー大統領は木曜日(2月8日)、ウクライナのザルジニー軍最高司令官を解任した。ザルジニー最高司令官の解任が近いという噂を伝える声が大きくなり始めた1月末、ヌーランド国務次官はキエフを訪れていた。

ブリジット・ブリンク駐キエフ米国大使、ルステム・ウメロフウクライナ国防大臣との会談で、同国務次官は大統領と軍最高指導者との間の溝を埋める手助けをすると申し出た、とされる。

タイムズ紙はこの会談に詳しい情報筋の話として、ヌーランド国務次官が「ザルジニー軍最高司令官の退任を残念に思っており」、「誤解を解く」と申し出た、と報じた。

この報道によると、ウメロフ国防大臣はヌーランド国務次官に対し、ザルジニー最高司令官がゼレンスキー大統領の公式声明や直接命令に「懐疑的な反応を示し」、いっぽうゼレンスキー大統領は、国防省の背後で武器供与について西側諸国と直接交渉することまでし始めた、と語った。

ゼレンスキー大統領は、ザルジニー最高司令官が2024年の軍事作戦について何の計画も提示しないことに不満を抱いていた、とウメロフ国防大臣はヌーランド国務次官に語ったと言われている。


関連記事:Kremlin comments on change of military command in Kiev

ウィーンでの軍事安全保障・軍備管理協議に出席していたロシアのコンスタンチン・ガブリロフ首席代表は、タイムズ紙の報道が出るずっと前に、ザルジニー最高司令官に関する件がヌーランド国務次官訪問の理由であると特定していた。

「ヌーランド国務次官がキエフ入りしたのには正当な理由がありました。それは、何とか事態を整理してゼレンスキー大統領とザルジニー最高司令官の間の対立を解決し、実際に何が起こっているのか、そしてすべてがどのように終わるのかを知ることでした」とガブリロフ首席代表は2月1日、ロシア24テレビチャンネルで語った。同代表はまた、二人の間の状況が「行き過ぎている」ため、和解は「ありそうもない」と予想していた。

公式には、米国はザルジニー氏の後任を支持も反対もしていない。ヌーランド国務次官の訪問から数日以内に、ジェイク・サリバン国家安全保障問題担当補佐官は米国の報道機関に対し、「我が国はその特定の決定に巻き込まれるつもりはない」と語った。

現在、アントニー・ブリンケン米国務長官の次官を務めるヌーランド国務次官は、以前は国務省で欧州・ユーラシア問題を担当していた。2013年12月に同国務次官はウクライナを訪れ、キエフの中央広場で武装デモ参加者にペストリーを配った。その後、選挙で選ばれたウクライナ政府を打倒し、クリミアとドンバスを巡るロシアとの紛争を引き起こした2014年2月のクーデターの数日前に、同国務次官が「その手助けをする」方法について話し合っている様子が録音されていた。
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ウクライナの新しい最高司令官の両親はロシア在住

<記事原文 寺島先生推薦>
Parents of Ukraine’s new top general live in Russia
アレクサンダー・シレスキーの家族はいまだにロシアのウラジーミル地方在住
出典:RT 2024年2月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2月11日



2022年9月14日、ウクライナのハリコフでのウクライナ大統領ウラジミール・ゼレンスキーとウクライナ地上軍司令官アレクサンドル・シルスキー © Getty Images / Metin AktaÅ / Anadolu Agency / Getty Images

複数のロシア報道機関が、ウクライナの新総司令官アレクサンドル・シルスキーの両親と弟がロシアに住んでいると報じた。

木曜日(2月8日)、ウラジミール・ゼレンスキー大統領は、最高司令官ワレリー・ザルジニー最高司令官の後任にシルスキー新司令官を選出したと発表した。この人事がおこなわれたのは、ウクライナ軍の反転攻勢が失敗し、戦場の状況が悪化して数ヶ月たったあとでおこなわれたものだ。

シルスキー大佐は、ロシアとウクライナがソ連の一部であった時代にロシア西部ウラジーミル地方で生まれた。タス通信が明らかにしたところによると、同大佐の兄弟オレグさんは今もその州都ウラジーミル市内に住んでいるという。

オレグさんは記者団に対し、もう何年も近親者であるシルスキー大佐と話をしていないと語った。「私は彼と連絡を取っていません。彼がどこにいるのかさえ分かりません」とオレグさんはタス通信に語った。「私は彼について何も知りません。彼が(ウクライナに)引っ越してから長い時間が経ちましたので」


関連記事:Zelensky reveals new commander-in-chief of Ukrainian Army

ソーシャルメディア・アカウントによると、シルスキーの両親は、第二次世界大戦におけるロシアの勝利の祝賀会に定期的に出席しており、ネット上ではモスクワ寄りの投稿に「いいね!」を押している。シルスキーの母親が「いいね!」を押したとされる投稿には、ウラジーミル・プーチン大統領の健康を願うメッセージが含まれている。

アレクサンドル・シルスキー新最高司令官はモスクワの陸軍士官学校を卒業し、1991年の独立宣言時にはウクライナで軍務に就いていた。同氏は2010年代のドンバス戦争で活躍した。ゼレンスキー大統領によれば、シルスキー新最高司令官は2022年のロシアに対するキエフ防衛と、同年後半のハリコフ攻防戦で大きな役割を果たしたという。

シルスキー新最高司令官はザルジニー前最高司令官に比べ、比較的控えめな態度を保っている。ザルジニー前最高司令官は内外の報道陣としばしば話をし、紛争についていくつかの随筆を書いていた。
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