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ロシア、ウクライナの劣化ウラン倉庫を攻撃

<記事原文 寺島先生推薦>
Russia strikes Kiev’s depleted uranium stocks – MOD
出典:RT 2023年9月18日
国防省は、高精度の夜間攻撃は英国製ストームシャドウ・ミサイルを保管した倉庫も標的にした、と発表した。
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月24日



資料写真: 発射試験中に発射されたロシアのミサイル© スプートニク / ロシア国防省


 ロシア国防省は、ロシア軍が長距離ミサイルや劣化ウラン弾など西側供給の兵器を保管するウクライナの倉庫を長距離攻撃した、と発表した。

 同省は月曜日(9月17日)の声明で、軍が空中発射兵器とドローンを使用してウクライナの施設に対して夜間の高精度攻撃を実施した、と発表した。声明によると、今回の攻撃は「ストームシャドウ巡航ミサイルや劣化ウラン弾を保管するキエフ政権の施設」が標的となった、という。

 同省は、この集中砲火と無人機による爆撃では、ウクライナの信号諜報センターや破壊工作組織を訓練する施設も攻撃した、と付け加えた。さらに「この攻撃の目的は達成された。すべての施設が被害を受けた」とも発表した。

 これに先立ち、ウクライナ当局は西部フメリニツキー州で複数の爆発が発生し、生産施設が被害を受けた、と発表していた。地元報道機関は、オデッサ地方南部の港湾都市イズマイールでも爆発があった、と報じた。


関連記事: Pentagon reveals when Ukraine will receive depleted uranium shells

 ウクライナは射程が250km以上あるストームシャドウ長距離巡航ミサイルを今年初旬に英国から受け取り、ロシアのクリミア半島やドンバスの一般市民や生活基盤組織に対する攻撃に使用する予定であった、と地元当局は述べていた。

 ウクライナに劣化ウラン弾を供給する決定は、英米両国により下された。この武器は徹甲弾として高い能力を有し、英国製チャレンジャー戦車や米国製M1エイブラムス戦車から発射されるものとされている。

 ロシアは、劣化ウラン弾の供給を強く非難しており、劣化ウラン弾を使用することにより、一般市民の健康が大きく損なわれる危険が生じ、この戦争の激化を呼ぶことになる、と主張してきた。2022年の国連環境計画の報告は、「一般的な爆発物内部の劣化ウランや有害物質は、皮膚炎や肝不全、さらにはガンになる危険性を高める原因になりうる」と警告している。

 ロシアとウクライナ間の戦争が始まった2022年2月以来、ロシアは西側がウクライナに武器を供給することを非難し続けており、そのような行為は戦争を長引かせるだけで、状況を変えることにはならない、と主張し続けている。
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囚人を発電のために利用する – ウクライナ国会議員の提案

<記事原文 寺島先生推薦>
Use prisoners for electricity – Ukrainian MP
出典:RT 2023年9月19日
セルゲイ・グリフコ議員は議会での検討のためにこの考えを提案し、受刑者の刑期が短縮される可能性があることを示唆した。
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>2023年9月24日



資料写真。ウクライナのキエフにあるルキャニフスカ刑務所。© セルゲイ・スピンスキー/AFP


 ウクライナのセルゲイ・グリフコ議員は、国内の刑務所にいる受刑者らを電力源として利用することを提案した。与党「国民の僕」の国会議員であるグリフコ議員によると、受刑者たちは自転車発電機の使用と引き換えに、刑期が短縮できることになる、という。

 タス通信が火曜日(9月19日)に報じたところによると、グリフコ議員はフェイスブックへの投稿で、同国の議会での審議のために「私の創造的な法案の1つ」を提案していることを明らかにした。同議員は、「5万人の受刑者に自転車発電機を使って発電するよう促す」ことを目標にしている、と説明した。

 同議員は、囚人への報酬は1年につき1か月ずつの刑期の短縮であることを提案した。
 
 この型破りな計画は、「国の電力供給を維持する」別の方法が存在することをウクライナ社会に証明することになる、と同議員は主張した。グリフコ議員はまた、トレーニングジムも発電施設として機能する可能性がある、と示唆した。
     
 先月、ウクライナ国営のウクレネルゴ電力会社のウラジミール・クドリツキー社長は、ロシアとの紛争で損傷したすべての設備を寒波到来前に修復するのは不可能だ、と警告した。同社長は、ロシアの空爆により国内の発電施設の3分の1から半分が破壊された、と推定した。

関連記事:Ukrainian tanks fueled by Russian oil – German media

 ウクライナの報道機関は、エネルギー部門の代表者らが、たとえロシアによる新たな攻撃がなかったとしても、来冬には大規模な停電が起こると予測している、と報じた。さらに報道によると、国内の送電網がすでにボロボロであり、昨年よりもさらに悪い状態で寒い季節を迎えることになる、という。
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