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富士山が「深刻な危機」に直面している

<記事原文 寺島先生推薦>
Japan’s Mount Fuji ‘in real crisis’ – officials
この日本最高峰の活火山への「観光客が多くなりすぎている」ことを当局は警告
出典:RT  2023年9月10日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月19日



頂きに雪を冠している富士山© Koichi Kamoshida / Getty Images


 日本の神聖な山の一つであり、人気の巡礼地である富士山は、訪れる観光客の数を抑制できなければ危機に直面する、と地元当局が警告した。

 「富士は痛みで悲鳴を上げている。改善を待つだけではいられない」と山梨県庁職員の泉まさたけさんは土曜日(9月9日)、海外報道機関を対象とした視察ツアー中にCNNに語り、「オーバーツーリズム(多すぎる観光客問題)」には早急に取り組む必要がある、と付け加えた。
 
 ロイター通信によると、泉さんは観光客の流れが「制御不能」なため「富士山は本当の危機に直面しています」と述べた。「私たちは、富士山が間もなくあまりにも魅力的でなくなり、誰も登りたくなくなるのではないかと心配しています」と泉さんは語った。

 政府関係者によると、新型コロナウイルス感染症後の観光ブームで数千人の登山者が富士山にやって来るため、環境破壊を引き起こし、地元の応急処置事業を圧迫している、という。

 観光客にポイ捨てをしないように促す取り組みが導入され、ボランティアが毎年大量のゴミを除去しているにもかかわらず、登山者たちも管理者側も、過密状態と道沿いに残されたゴミの山に不満を抱いている。


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 富士山警備隊の桜井みほさんは記者団に対し、 「現時点で富士山にはあまりにも多くの人がいます」と語った。その中には経験の浅い「初心者」も多く、服装も不十分で、装備も不十分で、低体温症や高山病になりやすい人が多い、とのことだ。その結果、救助要請は昨年より50%増加し、4月には登山事故で1人が死亡した。

 標高3776メートルの活火山である富士山は、頂きに雪を冠した素晴らしい景観を持ち、日本の国家的象徴のひとつであり、ユネスコ世界文化遺産として2013年に承認された。 富士山への観光客の数は2倍以上に膨れ上がっており、2012年から2019年の間には、510万人が訪れた、とCNA通信社は報じている。

 今週、政府当局者らが集まり、観光客を多く集めるこの山での「観光客が集まりすぎることとマナー違反問題」について話し合い、山梨県の長崎幸太郎知事は、 富士山に集まる観光客の数を抑えるために登山鉄道の建築を提案した。

 「富士山観光については、量から質へ移行させる必要があります」と長崎知事は延べた。地元の警備隊員は、富士山がユネスコ世界文化遺産登録から外れてしまう「大きな危機」に直面している、と警告した。
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中国での記者会見で英語による質問が一蹴された

<記事原文 寺島先生推薦>
English language booted from press conference in China
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は記者に中国語を話すよう指示し、「ここは新しい世界だ」と宣言した。
出典:RT  2023年9月14日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月19日



2023年9月13日、中国北京の人民大会堂で会談する中国の習近平国家主席とベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領。Global Look Press/新華社/Liu Bin


 ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、北京訪問の最後に英語で行なわれた質問を一蹴し、代わりに中国語で話すよう記者に指示した。

 「中国語を話してください。英語の通訳はいませんので」とマドゥロ大統領は香港からの記者の言葉をさえぎった。「ここは新世界です」と同大統領は付け加えた。このやりとりは動画に撮られ、すぐにソーシャルメディアで広まった。

 ベネズエラのテレスール放送局によると、マドゥロ大統領は記者会見で、「私たちがいるこの21世紀は、覇権主義と帝国主義を終焉させる世紀であり、平和と連帯を目指して異なる多極的、多中心的な世界が誕生する世紀です」と述べた。

 ベネズエラ大統領は、両国間の「戦略的友好関係」の改善を目的とした6日間の中国訪問を終えようとしていた。水曜日(9月13日)、同大統領は中国の習近平国家主席と会談し、貿易からエネルギー協力に至るまで30以上の作業文書に署名した。



 水曜日(9月13日)の会談後、習主席は「国家主権、国家の尊厳、社会の安定を守るベネズエラの努力、そして外部干渉に反対するベネズエラの大義を断固支持します」と述べた。

 マドゥロ大統領は、中国・ベネズエラ政府間の現在の関係を「英雄的な抵抗の第4段階」と表現し、「米国とその同盟国が実施した恣意的な制裁に直面して」ベネズエラは常に中国からの支援を受けてきた、と指摘した。

 ベネズエラが米国やEUから経済制裁を受けているのは、2019年以来のことだ。当時米国政府は、ベネズエラ政府に対して「政権転覆」工作を仕掛け、野党の政治家フアン・グアイドを「臨時大統領」の座に就かせた。さらに西側諸国は、ベネズエラの金(きん)と政府資金を押収し、それらをグアイドの「政府」に引き渡した。この取り組みは結局、軍事クーデターが失敗に終わり、指導者らは西側の大使館に逃亡したことで頓挫した。グアイドは昨年議会で議席を失なった。

 マドゥロ大統領は、中国、ロシア、イラン、その他の非西側諸国との取引を増やすことで米国の制裁を打ち破ろうとしている。同大統領が北京で署名した協定の一つは、ベネズエラのコーヒー、アボカド、魚、タコを中国市場に輸出することであった。
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ロシア当局、ウクライナへのミサイル攻撃の詳細を明らかに

<記事原文 寺島先生推薦>
Moscow provides details of missile strikes on Ukraine
ロシア国防省は、数回の連続した長距離攻撃によりウクライナの情報収集能力と兵站能力が損なわれた、と発表した。
出典:RT   2023年9月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月19日



ロシア国防省が公開した資料映像で映されている、2022年10月14日にロシアの軍艦からミサイルが発射されている様子。© Sputnik


 ロシア国防省は、ロシア軍がこの1週間にわたり、破壊工作や裏切り行為のための訓練を提供する施設など、ウクライナの軍事力を支える幅広い施設を攻撃した、と報告した。

 同省は土曜日(9月9日)の声明で、9月2日から9日までの間、ロシア軍が海・空両方の軍装備と無人機を使用して、ウクライナの標的に対して高精度の長距離集団攻撃を計6回実施した、と発表した。

 同省は、攻撃はウクライナの通信諜報施設、港湾基盤施設、海上ドローン生産施設、軍事倉庫、燃料貯蔵所を標的にしたと述べ、さらに「ウクライナの破壊工作組織やいわゆる『ロシア義勇軍』のテロリストの訓練基地も攻撃した」と付け加えた。


関連記事:The Rabotino ‘meat grinder’: Why are Russia and Ukraine fighting so fiercely over a tiny village on the southern front?


 後者の部隊はネオナチ的な思想を好み、ウクライナのために戦うロシア人で構成されており、ここ数カ月間ロシア地域への一連の侵攻をおこない、その一部では民間人に死傷者が出ている。

 同省はさらに、長距離攻撃によりウクライナの戦略諜報活動が妨害され、ロシアのヘルソン地域とザポリージャ地域で戦闘中のキエフ軍への後方支援が損なわれた、と付け加えた。

 ロシア国防当局者はまた、ケルチ海峡付近で活動していた黒海艦隊の艦船が、クリミア橋を攻撃しようとしたウクライナの無人ボート3隻を探知し、撃沈した、と指摘した。ウクライナ側はすでに7月中旬に戦略的基盤施設に損害を与えるためにこの種の兵器を使用していた。その際、爆発により道路の一部が崩壊し、ロシア人夫婦が死亡、10代の娘が負傷した。

 同省はまた、この一週間でロシア海軍機がクリミア西方の最大50人の特殊作戦部隊からなるウクライナ攻撃部隊を乗せた高速船4隻を破壊したと発表した。
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「激戦区」と化しているラボティノ:なぜロシアとウクライナは南部前線にあるこの小さな集落をめぐってこんなにも激しく闘っているのか?

<記事原文 寺島先生推薦>The Rabotino ‘meat grinder’: Why are Russia and Ukraine fighting so fiercely over a tiny village on the southern front?
ウクライナ側が占領したと主張するザポリージャ地方の小さな村落で何が起きているのか?
筆者:ウラジスラフ・ウゴルヌイ(Vladislav Ugolny)
出典:RT  2023年9月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月19日



© RT/ RT


 8月中旬以来、ウクライナ統治下の都市オレホフとロシア統治下のトクマクの間にあるザポリージャ地方に位置する小さな村ラボティノが激しい戦闘の場となっている。

 ウクライナ側にとって、この田舎は、反撃を測る上で残念かつ予想外の尺度となった。8月末、ウクライナの報道機関は国防省の報告を引用し、同村の完全な支配を確立したと報じた。フランス訪問中、ドミトリー・クレバ外務大臣は、この「戦略的に重要な入植地」の「英雄的な占領」について語り、側面の制圧を確立すれば、ウクライナ軍が「メリトポリとクリミア国境」に到達する道が開かれる、と主張した。

 しかし、ウクライナ側の勝利宣言は時期尚早だった。この間、ロシア国防省は戦闘が続いているこの村落の喪失に関する報道を否定していた。戦闘の激しさにより、両国はウクライナ国軍第82旅団(AFU)やロシア軍第76師団などの精鋭空挺部隊をラボティノに移送せざるを得なくなった。

 この村は「グレーゾーン(どちら側が抑えたかを明確にできない地域)」に位置しており、ロシア軍とウクライナ軍がそれぞれ村の南と北の郊外に配置されている。

ラボティノの位置

 ラボティノは、ウクライナ軍の基地となっているオレホフから12km離れたところにある。2022年春、AFU(ウクライナ軍)はなんとかこの地で戦線を安定させ、今年6月に始まった反攻のための兵力を蓄積し始めた。


©RT/RT

 ロシア軍の基地であるトクマク市は、ラボティノから22kmの距離にある。一見この距離は短く見えるが、軍にとって防御するのは困難だ:2本の防衛線、地雷原、準備された砲兵陣地、その他の防御手段が、トクマクと現在の戦闘現場の間に存在するからだ。さらにトクマクは、敵が他の戦線を突破した場合に全方位からの警備が必要となる要塞なのだ。

ラボティノの重要性

 ラボティノは、ウクライナが計画しているトクマク攻撃を目指すための最初の入植地であり、ロシアの第一線の防衛線に先行する。理論的には、ウクライナ軍がもっとうまく行動していれば、すぐにラボティノを占領でき、ロシア軍は第一線の防衛に集中することになっていただろう。


関連記事:Zelensky wields his axe: Why has Ukraine’s high-profile defense minister been fired and who’s the new man replacing him?

 しかし、ウクライナの反撃はこの地域で行き詰まり、AFUは主力をヴレメフスキー地区(ザポリージャ州とドネツク人民共和国の分岐点)の方向に移そうとさえした。ラボティノは長期にわたる戦闘の場となり、双方に死傷者が発生し、ウクライナ側は多くの西側装備を失なった。その結果、前回の国勢調査が行なわれた2001年には人口わずか480人しかいなかったこの村が、報道機関で大きく取り上げられるようになった。現在、ラボティノの存在は、ウクライナ戦争の情勢を見守る人々に広く知られるようになった。

ウクライナ側の損失

 9月5日のロシア国防大臣セルゲイ・ショイグの声明によると、ウクライナは反撃開始以来推定6万6000人の兵士を失なったという。さらに、ラボティノ付近ではわずか1日で170人が殺害された、と伝えられている。死傷者は日に日に増加している。9月7日のロシア当局からの報告によると、わずか24時間以内にロシア軍はラボティノでのAFUによる14回の突破の試みを撃退し、その結果ウクライナ側は戦闘員110名を失なった、とのことだ。

 人員の損失や負傷者数や死者数については、はっきりと確認することは不可能だが、破壊された装備を数えるのははるかに簡単だ。ラボティノでは、AFUは NATO諸国から受け取った新しい装備を使用した (まだ納入されていない米国のM1エイブラムス戦車を除く) が、その多くを失なった。

 公開情報調査(OSINT)をおこなっているロスト・アーマーというサイトの調べによると、AFUはすでにドイツ製レオパルド戦車を2両、米国製M2ブラッドリー歩兵戦闘車を38両、 ストライカー装輪装甲車を4両失なっている。この一覧に加えられる最新戦車は、英国製チャレンジャー2戦車だ。この戦車は世界でもっとも近代的な戦車のひとつだ。この戦車が英軍で使用されてきたのは、1994年からのことで、「無敵の」戦車という評判を得てきた。これまで、この戦車が戦闘中に敵の攻撃により失なわれたことはなかった。例外は2003年のイラク戦争で「味方からの誤射」により失なわれたものだけだった。テレグラム上のチャンネルである「ロシアの春の戦争通信」によると、破壊することは不可能だとされていた英国製のこの戦車が、ロシアの「コルネット対戦車ミサイル」による砲撃を直接受けて、砲塔より下の部分が爆破した、という。
(動画は原文サイトからご覧下さい。訳者)

 上記の数字は目視確認に基づいており、航空によって破壊された装甲車両は考慮されていない。したがって、この数値は「信頼できる最小値」と見るべきだ。

補強合戦

 ラボティノでの戦闘が長引くにつれ、両軍とも予備兵力を移送し、緊急に戦闘に引き込む必要があった。ウクライナ軍は当初、数旅団のみ投入していたが、徐々に第116、第117、第118機械化旅団を投入し、8月中旬には切り札である第82航空強襲旅団を投入した。当初、この旅団はロシアの第一線の防衛線を突破した後にのみ戦闘に参加することになっていた。

 実際には、戦況は計画どおりに進まず、第82連隊の空挺部隊がラボティノを襲撃することになった。この「先鋭」(報道機関による)部隊が戦場に存在したことで、ロシア軍はより高価な西側装備を破壊することができた。

 ロシア側からいうと、以前にラボティノで戦っていた第42自動車化ライフル師団を救援するため、第7および第76航空攻撃師団を移管した。これらの部隊が現在、防衛の基盤を担っている。

ラボティノを今、支配しているのは?

 ラボティノの大部分は「グレーゾーン」状態にある。ウクライナ軍は入植地の北と北東の郊外に配置されている。いっぽうロシア軍は、主力部隊を同村の西と南に維持し、南郊外においては支配権を維持している。


©RT/RT

 ときどき、双方が敵を村から追い出そうとしている。AFUは入植地を完全に占領し、南方への攻撃の踏み台として利用するつもりだ。ロシア軍はラボティノの中心部で掃討作戦を行なうことがあるが、その目的は、ウクライナ側が入植するのを防ぎ、ウクライナ軍を高台の陣地まで撤退させるためだ。

ラボティノー新たな激戦区?

 ウクライナ側がラボティノのために戦い続けるという状況は、ロシア側にとって非常に都合がよい。というのも、ウクライナ側がラボティノに集中しているおかげで、ロシア作戦司令部は敵が予測不可能な決定を下すことを想定せずにすみ、この地域の防衛に集中することができるからだ。


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 同時に、たとえウクライナ人が入植地の制圧に成功したとしても、この村はウクライナ当局者が言うほど「戦略的に重要」ではないため、前線の状況は変わらないだろう。

 ラボティノとその東側にある平野は、ウクライナ軍がロシアの第一次防衛線の郊外に進出し、ヴェルボヴォエ地域の第一線の防衛線に到達することができた場所であるが、戦術的には不便な低地に位置している。いっぽうロシア軍は、第一線が建設されている高台を制圧しているため、容易に戦場を監視することができる。そのため、AFUがより深く進軍して補給路と避難路を伸ばそうとした際には、反撃を開始することができる。

 ラボティノの戦いに関して総じて述べれば、この小さな村を支配下におくことは、両側の損失の均衡から見ればさして重要ではない:つまり予備兵力の導入と移転の問題から見れば、だ。さらにウクライナ軍の残りの攻撃力がどれほどあるか、についてから見ても、この村の攻防はそれほど重要ではない。


筆者ウラジスラフ・ウゴルヌイはドンバス出身のロシア人ジャーナリスト。
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ウクライナ、徴兵制度を変更へ

<記事原文 寺島先生推薦>
Ukraine to change conscription rules
ウクライナ当局は、特定の病状に苦しむ国民を、限られた兵役のみに適していると認める措置を廃止する計画を立てている
出典:RT  2023年9月10日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月19日



2023年9月8日、キエフの第二次世界大戦ウクライナ国立歴史博物館で宣誓式を待つウクライナ人士官候補生たち。© Roman PILIPEY / AFP


 ウクライナの人権オンブズマン、ドミトリー・ルビネッツ氏によると、ウクライナは徴兵法を改正し、これまで健康上の問題により限られた兵役にしか適していないとされてきた国民の徴兵を可能にする計画だ、という。ただしウクライナ当局は、前線で戦うことができない人々は後方で任務に就くことを明言した。
 
 この動きは、ウクライナ側のたどたどしい反撃がロシア政府の言う「壊滅的な」損失に耐えてきた中で行なわれた。

 ルビネッツ氏は土曜日(9月9日)の国営テレビで、「限定的な兵役にのみ適している」層を廃止するよう国家安全保障会議に提案したと述べ、政府高官らが同氏に同意したと付け加えた。
 
 同氏は、「ウクライナ国民は兵役に適格か、不適格かのどちらかに2分しなければなりません」と説明し、積極的な戦闘に参加できない健康状態を抱えた潜在的な徴兵であっても、司令部やミサイル部隊、サイバー部隊に勤務することで防衛活動に貢献できる、と付け加えた。

 ルビネッツ氏はまた、徴兵候補者に賄賂を渡し、完全に健康であるにもかかわらず兵役に不適格として登録させることがまかり通っているいっぽうで、重い病気を長年患っている人々に限定的な任務とはいえ、兵役に就くよう告げられている事例を当局は数多く目撃している、と指摘した。「この問題についての対処をおこなうべきです」と同氏は強調した。


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 ロシア・ウクライナ間の紛争中、ウクライナの徴兵制度は汚職が蔓延しているとして繰り返し批判されてきた。フィナンシャル・タイムズ紙は先月、一部の男性ウクライナ人が前線に送られることを避けるために最大1万ドルの賄賂を支払っていた、と報じた。
   
 同じ頃、ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は一連の汚職醜聞を受けて地域の徴兵職員を全員解雇した。この粛清を受けて、ウクライナ当局はまた、ロシアとの紛争開始後に発行されたすべての徴兵免除を見直す、と述べた。

 しかしゼレンスキー大統領は、軍最高司令官らからより多くの人材を徴兵するよう求められた、と述べた。ウクライナ国防省は今月初め、肝炎、症状のないHIV感染者、臨床治療を受けた結核などの重篤な症状を持つ人々の徴兵を許可する法令を出した。

 徴兵規模拡大の推進は3か月以上続いているが、目立った進展が見られないウクライナの反撃のさなかにおこなわれた。ロシア側によれば、ウクライナ側は攻撃開始以来、約6万6000人の兵力を失なった、という。
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プーチン大統領と金委員長の会談:これまでに判明したこと

<記事原文 寺島先生推薦>
Talks between Putin and Kim: What has emerged so far
国連の制裁にも関わらず、ロシアと北朝鮮には「多くの興味深い計画」が用意されている、とロシア指導者は語った
出典:RT  2023年9月13日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月19日



ロシア・アムール地方のボストチヌイ宇宙基地を訪問中のロシアのウラジーミル・プーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長©スプートニク/ミハイル・メッツェル


 今週、北朝鮮の指導者金正恩総書記は、これまでほとんど例のなかった外国訪問をおこない、ロシア極東のいくつかの軍事・民間施設を歴訪した。

 水曜日(9月13日)に金総書記と会談したロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、国連が北朝鮮に課した制裁にもかかわらず、今回の会談が両国間の協力の機会になることを強調した。

 金総書記の訪問初日の様子は以下のとおり。

1。宇宙基地での会談
 
 金総書記は、父や祖父が北朝鮮を率いていた際に利用した交通手段である専用列車でロシアに到着した。同総書記の最初の主要な目的地は、アムール地域にある先進的な宇宙打ち上げ施設であるボストチヌイ宇宙基地だった。

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 プーチン大統領は現場で金氏と会い、施設見学に同行した。映像には、最近ロシア宇宙計画の地上基盤施設の責任者に任命されたニコライ・ネステチュク氏の案内のもと、同施設の機能について追加の質問をしている北朝鮮の指導者の様子が映っていた。

 現地では二国間協議が2回行なわれ、最初は両国の代表団間、2回目はプーチン大統領と金委員長の対面の協議がおこなわれた。

2。北朝鮮からの揺るぎない支援

 交渉に先立った挨拶の中で、金総書記が「覇権主義勢力」と「帝国主義」と呼ぶものに対するロシアの対応への同国の揺るぎない支持を表明した。

 ロシア政府は、米国とその同盟国がウクライナでの経済制裁、強制、軍事行動を通じてロシアに対して「代理戦争」を仕掛けていると非難した。また北朝鮮も何十年ものあいだ西側からの圧力にさらされてきた。

 北朝鮮とモスクワ当局は1950年代の朝鮮半島内戦中に同盟関係にあったが、この内戦では米国が韓国側の主要な外国軍事支援者であった。

3。軍事協力

 ワシントン当局者らは数か月間、ロシア政府がウクライナ紛争で使用するため、北朝鮮の膨大な備蓄から武器や弾薬を調達しようとしている、と主張してきた。7月にロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が北朝鮮を訪問した際、その非難はさらに激しくなった。


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 北朝鮮が武器供与でロシア当局を支援すれば、「北朝鮮に良い影響を与えず、国際社会でその代償を払うことになるだろう」と先週、ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障担当補佐官は脅迫した。

 ロシアを常任理事国に含む国連安全保障理事会は、北朝鮮との武器貿易を禁止する制裁を発動中だ。プーチン大統領は、ロシア当局が既存の制限を遵守していることを明言した。

 「しかし、検討できることは確実にあります。定められた規則の範囲内でも協力する機会はあります」と金総書記との会談後、プーチン大統領はロシアの報道機関の取材に答えた。

4。金総書記の今後の旅程

 北朝鮮の総書記は、今後コムソモリスク・ナ・アムーレやウラジオストクなどロシアの他の地域を訪問する予定である、とロシア側は記者団に語った。今回の訪露での広範囲にわたる計画から考えれば、今回の訪問の「結果を評価するには時期尚早」であるとプーチン大統領は示唆したうえで、これまでの行事は「生産的」だったと述べた。

 大統領は、ロシア国防省はロシア太平洋艦隊の能力を披露する予定だ、と述べた。今後の金総書記の目的地は、環境問題や教育関連施設が予定されている。

 プーチン大統領は、「我々には多くの興味深い計画があります」と約束し、その一例として北朝鮮を通るロシアの鉄道接続を開発する計画を挙げた。
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