インドでのイベルメクチンの効果が無視されている
インドでのイベルメクチンの効果が無視されている
<記事原文 寺島先生推薦>
India's Ivermectin Blackout

ゼロ・ヘッジ
2021年8月13日
ジャスタス・R・ホープ医学博士(Justus R Hope, MD)TheDesertReview.com
イベルメクチンがインドを席巻
インドがデルタ株を駆逐したというニュースは皆が知っておくべきニュースだ。目の前に証拠を突きつけられているくらい明らかな事実だ。インドのグラフを見れば、誰もその効果を否定できないことは明白だ。
それなのに或る理由のせいで、この話をすることは許されていない。例えば、ウィキペディア上で、テス・ローリー博士や、ピエール・コリー博士が「米国治療学」誌に発表した高度な分析論文について記載することは許されていない。
さらにウィキペディア上に、アンドリュー・ヒル博士が最近発表した高度な分析論文を記載することもできない。
それだけではなく、ウィキペディア上でwww.ivmmeta.comのことについて記載することは許されていない。このサイトには、イベルメクチンを使用すれば、死を96%[予防として]減少させることができるという2万3千人の患者を対象にした61本の研究論文が掲載されている。
ウィキペディアにどんな偏りがあるかを見るためには、ウィキペディアの項目ごとに設置されているトーク欄に行けばいい。そうすれば或るたくらみをもつ「上級編集者たち」が、個々の編集者たちに、事実や、越えてはならない一線をつけ加えようとしている激しい動きが見えるだろう。そしてかれらのこのたくらみは、人々の健康にとってよくない方向だ。
ウィキペディアの項目ごとの「トーク」ページを閲覧するには、ウィキペディアのページ内の左上にある「トーク」ボタンをクリックすればよい。そこに行けば、誰でも編集者間の討論を閲覧することができる。
インドでイベルメクチンがCOVID-19を駆逐したことについて話すことは統制されている。私は、インドが今年の初めにひどい苦境に置かれていて、1日41万4千の症例数、1日4千人を超す死者を出していた のに、イベルメクチンを導入したら、5週間以内でその状況が収まったことについて論じてきたが、その際によく出された質問は、「なぜそのことがニュースになっていないのですか?」というものだった。
まさにそうだ。自問してほしい。なぜイベルメクチンを使用して、インドがデルタ株の駆逐に成功したことが、NIHやCDCによりこんなにも固く秘密にされているのかを。さらに自問してほしい。なぜ大手メディアがこの事実を報じないで、「インドでは実際の死者数は、報告された死者数の10倍多い」などという間違った情報を流して、人々を惑わそうとしているのかを。
おそらく全米ラジオ局NPRがこんなにも努力しているのは、NPRは基本的には政府の代弁をするメディアだからだろう。米国政府はワクチンに関しては「一体」なのだ。これは17世紀にカトリック教会が、ガリレオが異議を唱えた地動説に対して「一体」で臨んだ熱意と同じようなものだ。インドの死者数が正しくないと主張することは、イベルメクチンの驚くべき効果に水を差すことになる可能性があるからだ。
しかし最後に真実は勝利する。1616年もそうだったし、2021年もそうなる。

上記のグラフやデータはジョンズ・ホプキンズ大学のCSSE(システム科学技術センター)のデータベースによるものだから、間違いはない。
それどころか、これらのグラフやデータは、NIHやCDCやFDAやWHOでも異論をはさめない説得力のある真実を伝えるものだ。
1616年にガリレオが自身の望遠鏡を使って「地球は宇宙の中心にはない」ことを証明したのと同じように、インドのデータが示しているのは、「イベルメクチンは、種々のワクチンよりもずっと効果がある」という事実だ。イベルメクチンは死を防ぐだけではなく、COVID感染の予防にも、デルタ株に対しても効果があることがわかる。
1616年には、望遠鏡から見た木星の姿や、木星の周りをまわる衛星の姿を頭に描くことなどできなかったし、金星や火星が三日月の形になることは間違いではないと主張することもできなかった。これらは「地球が宇宙の中心にない」ことを証明する事実であり、カトリック教会には受け入れることが許されていなかった真実だった。
同様に、イベルメクチンを導入したのち、インドで症例数や死者数がほとんどゼロになったという事実は、イベルメクチンの効果を証明するものだ。これはNIHや CDCやFDAが許せない事実なのだ。というのも、「ワクチン政策」を危機に陥れる事実だからだ。
彼らにとっては、イベルメクチンが、危険性も少なく、費用も少なくてすみ、より多くの命を救い、パンデミックを迅速に終わらせることなど、どうでもいいのだ。
赤紫色のグラフのウッタル・ブラデシュ州の様子を見てみよう。まずは、ケンブリッジ大学に拠点を置くデータ分析家ジュアン・チャミ-氏に感謝の意を伝えたい。チャミ-氏はJHU CSSE(ジョンソンズ・ホプキンス大学システム科学技術センター)のデータをもとにこのグラフを作成してくれた。ウッタル・プラデシュ州は、インド国内の州で人口は2億4100万人だ。米国の人口は3億3100万人なので、人口規模からいくと同州は米国の3分の2にあたる。
このデータにより、イベルメクチンがCOVID-19の症例数と死者数をどう駆逐したかが明らかになる。(なお、COVID-19とはすなわちデルタ株であることが今は分かっている)。具体的には、数週間のうちでほとんどゼロにおさえ込んだのだ。米国の人口に置き換えれば、1日3万5千の症例者数と350人の死者数が、イベルメクチンを治療に使用した後には、ほとんどゼロになったということだ。
一方、下のグラフは米国の現状を表している。8月5日には、栄光のワクチンをひっさげた古き良き米国において、1日の新規症例数が12万7108件で、死亡者は574名になっている。
米国の3分の2の人口を持つウッタル・プラデシュ州の8月5日の数値を見てみよう。イベルメクチンを導入した同州においては、新規症例数は26件で、死者数はたったの3名だ。イベルメクチンを使用していない米国は、1日の症例数がイベルメクチンを導入したウッタル・プラデシュ州の4889倍で、死者数は191倍多い。
この数字でもまだ正確ではない。イベルメクチンを導入した地域では、効果が一桁違う。移動手段に、自動車を使うか、馬や馬車を使うか位の違いがあると言っていいだろう。
イベルメクチンを導入したウッタル・プラデシュ州:人口は2億4千万人。[ワクチンの完全接種率は4.9%]
1日のCOVID症例数: 26
1日のCOVID死者数: 3
イベルメクチンを導入していない米国:人口は3億3千百万人 [ワクチンの完全接種率は50.5%]
1日のCOVID症例数: 12万7108
1日のCOVID死者数: 574
イベルメクチンを導入しているインドの他の地域の2021年8月5日の数値を、JHU CSSEの報告から見てみよう。
イベルメクチンを導入したデリー州: 人口は3千百万人 [ワクチンの完全接種率は15%]
1日のCOVID症例数: 61
1日のCOVID死者数:: 2
イベルメクチンを導入したウッタラーカンド州:人口は1140万人 [ワクチンの完全接種率は15%]
1日のCOVID症例数: 24
1日のCOVID死者数: 0
次にインドでイベルメクチンを導入していない地域の例を見てみよう。
タミル・ナードゥ州は、イベルメクチンは使わず、効果に疑問が持たれているレムデシビルを使った米国式の治療指針を取っている。そうとなれば、この州の症例数や死者数は、米国と近い高い値になるとお考えになられるかもしれない。その見立ては正しい。こちらを参照。「タミル・ナードゥ州はCOVID-19の症例数でインドのトップを走っている」
タミル・ナードゥ州は今でもイベルメクチンを使わないという選択肢を選んだことで苦しめられている。その結果、デルタ株が市民を襲い続けている。イベルメクチンを使用している他の州では、事実上壊滅に成功しているというのに。同様にイベルメクチンを使用していない米国においても、ワクチン接種した人々も、接種していない人々も、デルタ株を山火事のように広げ続けている。
イベルメクチンを使用していないタミル・ナードゥ州:人口は7880万人[ワクチンの完全接種者は6.9%]
1日のCOVID症例数: 1,997
1日のCOVID死者数: 33
JHU CSSEのデータと同様に、ガリレオの望遠鏡も嘘をつかなかった。真実はいつもはっきりと見えるものだ。イベルメクチンに効果はある。しかも恐るべきほどに。ハーバード大学で研修した疫学者であるジョージ・ファリード博士と彼の弟子のカリフォルニア・バレー病院ブライアン・タイソン医師は、イベルメクチンを使ったCOVIDカクテル治療薬を使って患者の99.9%の命を救った。両名はサイト「デザート・レビュー」上の記事で見解を明らかにしている。すべての人が読むべき文章だ。
私がイベルメクチンを処方したすべての患者が急激に快復した話もできる。イベルメクチンを処方した48時間以内で病状が9割快復した最近の話もできる。でも止めておこう。ウィキペディアがソ連共産党の機関誌プラウダよりも厳しい検閲を行っていたり、すべてのウィキペディアの項目に付けられた「トーク欄」に常に目を通し、裏で何が行われているかを見て、ウィキペディアの編集者たちがどんな話を人々に知らせてはいけないのかという話もできるが、その話は繰り返さないでおこう。
VAERS(ウイルス有害事象報告システム)のことについて触れ、OPEN VAERSというサイトを見れば簡単にデータを閲覧できることや、ウィキペディアが、世界で最も鋭く、最も信頼の置ける医師であるピーター・マックロ-博士についてどれだけ不当な書き方をしているかについても話すことができる。その話もここではしないでおこう。
イベルメクチンを含めた既製薬の再開発を利用してCOVID-19の初期患者の治療法の歴史についての文書を詳細に列挙し、なぜこの命を救う情報が検閲の対象となってきたのかを正確に述べることもできるが、しないでおこう。それは、これらの問題について、読者一人一人のみなさんが自分で研究して欲しいからだ。
ただ指をくわえてメディアが垂れ流す情報に従っているだけならどうなるかはもうおわかりのはず。政府が言っていることに対して、自分が疑問を持たなければならない。自分の目で確かめなければならない。
1616年のガリレオ裁判の後、教皇は地球ではなく太陽が宇宙の中心だという説を唱える本や手紙をすべて禁じた。
同様に、現在はFDAやWHOが、臨床実験を除いて、COVIDの治療法としてイベルメクチンを使うことを禁じている。
ユーチューブも、ウィキペディアも、COVID治療にイベルメクチンを使うのは異端だとしている。
「ユーチューブは、COVID-19に関して各国の医療政策や、WHOの医療情報と食い違う誤った医療情報を広める内容のものは許可していません。それは、間違った治療法であるイベルメクチンをCOVID-19の効果的な治療法であると主張することです」
ウィキペディアは「異端」を以下のように定義している。
「世間一般に通用している信念や風習と大きく食い違う信念や理念を指す。特に教会や宗教団体において受け入れられている信念と食い違うものを指す。この用語は通常、宗教上の重要な教義に反するものを指すものとして使用されるが、世間一般に広く定着した考えに反する見方を指す場合にも使用される。異端者とは、異端を主張している人のことを指す」
異端とは、政府や医療当局の考えと相容れないものを指す。たとえ政府や医療当局の考え方が完全な間違いであったり、人々に害をなすものであっても、だ。今は「異端」という言葉は使わない。「偽情報」と呼ばれている。
ガリレオは異端の罪に問われ、1633年6月22日に無期刑が言い渡された。しかしこの刑は後に自宅軟禁に減刑された。自宅軟禁のまま、ガリレオは残りの人生を過ごした。

8月7日に 2021 Medpage Todayは新しいクイズを掲載した。「COVID偽情報を信じれば医師免許が剥奪される!?」
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