バーニーよ、お前もか?サンダース、
米タカ派のベネズエラ政権転覆路線に同調
Et tu, Bernie? Sanders shamed for joining US hawks in Venezuela regime change push
RT /Home/USA News/ ( 2019年2月24日)
(翻訳:寺島メソッド翻訳グループ 2019年3月19日)
<記事原文>寺島先生推薦
https://www.rt.com/usa/452276-bernie-sanders-venezuela-regime-change/
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ベネズエラとブラジルの国境、ブラジルのパカライマで、ベネズエラ国旗を持つ人々。 2019年2月23日© Reuters / Bruno Kelly
自称民主的社会主義者のバーニー・サンダース上院議員に対して、彼の支持者たちから「一体どうなっているのだ?」という声が、今、上がっている。 彼がトランプ政権とそのベネズエラ政権転覆の動きに明らかに同調しているからだ。
2020年の民主党の大統領指名選挙に出馬することを今週表明した後、サンダース(無所属 バーモント州)は、自分のツイッターが医療、賃金格差、そして金持ち層への課税などで沸騰していることから逸れて、アメリカのベネズエラに対する「人道的支援」を支持する内容のツイートをした。 トランプ政権はこの「人道的支援」を利用しながら、「暫定大統領」と自ら宣言したフアン・ガイドを後押ししているのだ。
「ベネズエラの人々は現在深刻な人道上の危機に曝されている。 マドゥロ政権は、国民が今必要としているものを第一に考え、人道的支援を受け入れるべきだ。 そして、抗議する人々への暴力は絶対すべきでない」とサンダースは土曜日にツイートした。
このツイートにはベネズエラの政権転覆をよしとするアカウントからは賞賛の反応、保守層からの声は多少冷笑的だった。 反面サンダースの政治姿勢に共感するバーモント州の支持者たちからは、「本当にがっかりした!」との声が一斉に上がった。 政権転覆工作に反対するジャーナリストや有名人からも失望の声があがった。
「バーニーさん、どうかしちまったのかよ!」とツイートしたのはロジャー・ウォーターズ。 彼はピンクフロイドを立ち上げたメンバーの一人で、歯に衣を着せずアメリカのベネズエラ介入に反対の声を上げている。 トランプ、ボルトン、エイブラムスやルビオなどと意見を同じくするなら、大統領に立候補しても「選挙民に信頼してもらうのは無理だよ」とサンダースに言い含めた。
「いいか、あんたはバーニー・サンダースだよ。 マイク・ペンスやジョン・ボルトンやエリオット・エイブラムスのような連中が、純粋な気持ちでベネズエラ国民の人道に関わるほどの窮状を軽減しようと頑張っているとでも思っているのか? あいつらの送っている『食料と医薬品』には魂胆があるに決まっているじゃないか! あんたは正気か???」とジャーナリストのマイケル・トレイシーは書いている。
「戦争犯罪人たちは、過去、支援物資に武器を忍び込ませるようなとんでもないことをやっている。 サンダースはそんな手口を支持するようなことをすべきでない。 だったら自分も同じようにやろう、と考える民主党員が増えるだろうし、社会主義者からの支持も失うだけだ」と書くのは調査サイト「The Empire Files(帝国ファイル)」を運営しているアビー・マーチンだ。
「バーニー・サンダースというアメリカで最も傑出した、社会主義者を自称する人物が、トランプ政権の細工した介入主義の言い分に巻き込まれるのは, 米国政治において非常にかなしいことだ。」とコメントするのはサイト「Grayzone」のジャーナリスト、マックス・ブルーメンソールだ。 彼は現在ベネズエラで緊迫した情勢を取材中だ。
サンダースのツイートは一般のサンダース支持者からも不評だ。 「しっかりしろよ、バーニー」とか「見かけ倒しだったな」という言い方から、ここに印字できないような悪口雑言までいろいろだ。
一人のポッドキャスト配信者は、外交政策顧問のマット・ダスを解任しろ、とサンダースに言っている。
RT /Home/USA News/ ( 2019年2月24日)
(翻訳:寺島メソッド翻訳グループ 2019年3月19日)
<記事原文>寺島先生推薦
https://www.rt.com/usa/452276-bernie-sanders-venezuela-regime-change/
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ベネズエラとブラジルの国境、ブラジルのパカライマで、ベネズエラ国旗を持つ人々。 2019年2月23日© Reuters / Bruno Kelly
自称民主的社会主義者のバーニー・サンダース上院議員に対して、彼の支持者たちから「一体どうなっているのだ?」という声が、今、上がっている。 彼がトランプ政権とそのベネズエラ政権転覆の動きに明らかに同調しているからだ。
2020年の民主党の大統領指名選挙に出馬することを今週表明した後、サンダース(無所属 バーモント州)は、自分のツイッターが医療、賃金格差、そして金持ち層への課税などで沸騰していることから逸れて、アメリカのベネズエラに対する「人道的支援」を支持する内容のツイートをした。 トランプ政権はこの「人道的支援」を利用しながら、「暫定大統領」と自ら宣言したフアン・ガイドを後押ししているのだ。
「ベネズエラの人々は現在深刻な人道上の危機に曝されている。 マドゥロ政権は、国民が今必要としているものを第一に考え、人道的支援を受け入れるべきだ。 そして、抗議する人々への暴力は絶対すべきでない」とサンダースは土曜日にツイートした。
このツイートにはベネズエラの政権転覆をよしとするアカウントからは賞賛の反応、保守層からの声は多少冷笑的だった。 反面サンダースの政治姿勢に共感するバーモント州の支持者たちからは、「本当にがっかりした!」との声が一斉に上がった。 政権転覆工作に反対するジャーナリストや有名人からも失望の声があがった。
「バーニーさん、どうかしちまったのかよ!」とツイートしたのはロジャー・ウォーターズ。 彼はピンクフロイドを立ち上げたメンバーの一人で、歯に衣を着せずアメリカのベネズエラ介入に反対の声を上げている。 トランプ、ボルトン、エイブラムスやルビオなどと意見を同じくするなら、大統領に立候補しても「選挙民に信頼してもらうのは無理だよ」とサンダースに言い含めた。
「いいか、あんたはバーニー・サンダースだよ。 マイク・ペンスやジョン・ボルトンやエリオット・エイブラムスのような連中が、純粋な気持ちでベネズエラ国民の人道に関わるほどの窮状を軽減しようと頑張っているとでも思っているのか? あいつらの送っている『食料と医薬品』には魂胆があるに決まっているじゃないか! あんたは正気か???」とジャーナリストのマイケル・トレイシーは書いている。
「戦争犯罪人たちは、過去、支援物資に武器を忍び込ませるようなとんでもないことをやっている。 サンダースはそんな手口を支持するようなことをすべきでない。 だったら自分も同じようにやろう、と考える民主党員が増えるだろうし、社会主義者からの支持も失うだけだ」と書くのは調査サイト「The Empire Files(帝国ファイル)」を運営しているアビー・マーチンだ。
「バーニー・サンダースというアメリカで最も傑出した、社会主義者を自称する人物が、トランプ政権の細工した介入主義の言い分に巻き込まれるのは, 米国政治において非常にかなしいことだ。」とコメントするのはサイト「Grayzone」のジャーナリスト、マックス・ブルーメンソールだ。 彼は現在ベネズエラで緊迫した情勢を取材中だ。
サンダースのツイートは一般のサンダース支持者からも不評だ。 「しっかりしろよ、バーニー」とか「見かけ倒しだったな」という言い方から、ここに印字できないような悪口雑言までいろいろだ。
一人のポッドキャスト配信者は、外交政策顧問のマット・ダスを解任しろ、とサンダースに言っている。
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