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日本は福島の汚染土壌を公園や緑化地域にリサイクルする

Japan ponders recycling Fukushima soil for public parks & green areas

RT World News 2017年3月28日

(翻訳: 新見明 2019年1月3日)

<記事原文>(寺島先生推薦)
https://www.rt.com/news/382515-japan-recycling-fukushima-soil/


労働者が汚染された土壌を含む黒いビニール袋を動かす。福島県、福島第一原発近く© Toru Hanai © Reuters

日本の福島県から出た汚染土は、「緑化地域」造成用の埋め立てに使われる可能性がある、と政府審議会は提案したが、除染土から出た残留放射能を恐れる市民は反発した。

環境省審議会は月曜日に、2011年福島第一原発のメルトダウンで汚染された土壌を、公共用地埋め立て用の一部として、再利用することを提案した。

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批評家は、日本が原発を容認する「もう一つの悲劇」だと警告する。


その提案で環境審議会は「公園」という語をあからさまに使うのを避け、その代わり人々の怒りを明らかに避けるために「緑化空間」と言った、と毎日新聞は伝えた。

新聞社の調査によれば、環境省は「公園とは緑化空間を含む」ことを明らかにした。

環境省はまた、新しい公園のために汚染土を除染してリサイクルすることに加えて、そのようなリサイクルモデルに対して人々の信頼が得られるように新たな組織をつくる必要があると強調した。

直ちに起こった人々の懸念を沈めるために、審議会は除染された土壌は住宅地域から離れたところで使われ、去年承認された政府ガイドラインに適合させるため、食物の生育に適した異なった土壌で覆われるだろうと述べた。

去年6月、環境相は国道や防潮堤のような公共事業に、5000ベクレルから8000ベクレル/kgまでの放射性セシウムの汚染土壌を再利用することを決めた。

これらのガイドラインの下で、今や公園での利用にも拡大され、汚染土壌はきれいな土やコンクリートや他の物質で覆われるだろう。

政府は当時の発言では、そのような埋め立ては、建設が完了した後、1年で0.01mSv以下の被爆ですむので、近隣の住民に危害を及ぼすことはないだろうということだ。

福島第原発は2011年3月、全電源が停止し、続いて原子炉冷却装置が機能しなくなった。地震と津波が施設を破壊し、放射能をまき散らし、16万人が避難させられた。6つの原子炉のうち3つがメルトダウンし、福島原発は1986年チェルノブイリ事故以来最悪の惨事となった。

<BuzzfeedNewsより、訳者の画像追加>
https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/311graph6


仮置場や、学校などの除染現場でどれほど保管されているのか。それを示した地図を見ると、北は岩手県、南は千葉県や埼玉県にも広がっている。
Kensuke Seya / BuzzFeed

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